昔流行った育毛剤は今も買える?ロングセラー商品の確かめ方

タイル張りの洗面台に置かれたラベルの無いガラスのボトルとくし

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

『昔、家の洗面所にあったあの育毛剤、今も売っているのかな』と思い出して探している方もいるはずです。親が使っていた物や、若い頃に話題になった物は、名前だけ覚えていることも多いですよね。

結論から言うと、昔流行った育毛剤の中には、今も同じブランド名で売られている物があります。ただ、中身や名前、売っている会社が変わっていることもあるので、メーカーの公式サイトで「今の商品」を確かめるのが近道です。

この記事では、長く売られている育毛剤の例と、今も買えるかを自分で確かめる方法をお話ししますね。

目次

昔流行った育毛剤は今も買える?先に答え

先に答え
  • 長く売られている育毛剤は、今もメーカーの商品一覧に載っていることがある
  • 同じ名前でも、リニューアルで有効成分や容量、香りが変わっていることがある
  • ブランド名の変更や会社の合併で、名前や売り手が変わっている場合もある
  • 今も買えるかは、公式の商品一覧と販売終了のお知らせで確かめる

『名前が同じなら、中身も昔のままでしょ?』と思いがちですよね。実は、ロングセラーの商品ほど、時代に合わせて少しずつ変わっていることが多いんです。

探している商品の今の状態よくあるサイン確かめる場所
同じ名前で売られている公式の商品一覧に載っているメーカーの商品ページ
中身が新しくなった「リニューアル」「新しくなりました」の告知メーカーのお知らせ・ニュース
名前が変わった旧名で検索すると新しい名前のページに移る公式サイトのお知らせ
売っている会社が変わった旧会社のページが合併などの告知だけになる新しい会社の商品ページ
販売が終わった「販売終了」「生産終了」の表示公式の商品一覧・お知らせ

昔の商品も今の商品も含めて、育毛剤がどういう物かは育毛剤とはどんな物かを読んでみてください。

長く売られている育毛剤の例

『昔からある育毛剤って、具体的にどれ?』という方のために、メーカーの公式サイトで長く売られていることが確認できる物を挙げておきます。並び順に意味はなく、どれがいいという話でもありません。

商品区分公式で確認できること
柳屋 ヘアトニック医薬部外品「1952年誕生」のロングセラーと説明されている
不老林 ライブアクト 頭皮用育毛料医薬部外品発売日が2001年2月21日と表示されている
薬用テタリス医薬部外品「30年以上の信頼と実績のあるロングセラー商品」と紹介されている
スカルプD 薬用育毛スカルプトニック医薬部外品メーカーの発表で2008年発売とされている
加美乃素A医薬部外品加美乃素本舗の育毛剤の商品一覧に載っている

例えば、柳屋のヘアトニックの使用方法は「1日2~3回、適量を頭皮にすりこみ、爪を立てないようにしてよくマッサージ」と書かれています。昔ながらの商品でも、使い方は今の商品ページで確かめられるんです。

ここに挙げた以外にも、長く売られている育毛剤はたくさんあります。気になる商品があれば、メーカー名と商品名で公式サイトを開き、商品一覧に今も載っているかを見てみてください。表にない物が劣っているという意味ではないので、安心してくださいね。

「流行った頃の評判」は今の商品とは別に考える

昔よく見かけた商品ほど、『あの頃みんな使っていたから』という印象が残りやすいですよね。ただ、当時の広告や評判は、当時の商品と当時の情報にもとづく物です。

今の広告には、広告であることを隠す表示(いわゆるステルスマーケティング)を不当表示とする決まりが、2023年10月1日から加わっています。昔の評判をそのまま信じるより、今の商品ページと箱の表示で確かめるほうが確実ですよ。

発毛剤の「昔からある物」は医薬品

発毛剤にも長く売られている物があります。大正製薬は、1999年に日本での発毛剤第1号として「リアップ」を発売したと発表しています。

ただ、発毛剤は第1類医薬品で、使える人の性別や年齢などの条件が決められています。昔家族が使っていたからといって、自分も同じように使えるとは限りません。気になる時は、買う前に薬剤師に相談してください。

同じ名前でも中身は変わる?リニューアルの見方

ロングセラーの育毛剤は、名前はそのままで中身が新しくなっていることがあります。『昔のあれと同じだと思って買ったら、香りが違った』ということも起こりがちなんです。

リニューアルで変わりやすい所実際にあった例
有効成分柳屋の薬用柑橘EX育毛エッセンスは、2023年のリニューアル発表で薬効成分にニンジンエキスを加え4種にしたと案内
成分の産地や香料同じ発表で、柑橘の成分を国産品に変え、天然香料使用で合成香料無添加にしたと案内
容器・ノズルペソッド(旧ペルソナ)は、ノズルをポンプ式のジェットノズルに変えたと案内
商品の切り替え時期インセント 薬用育毛トニック 微香性は、2026年3月23日からリニューアル品に順次切り替えと発表

切り替えの時期には、お店の棚に新旧のパッケージが並ぶこともあります。昔の物と同じ中身を求めている時は、箱の有効成分の欄と販売名を見比べてみてください。

リニューアルを見分けるポイント
  • パッケージの色やデザインが変わっていないか
  • 有効成分の欄の成分名や数が変わっていないか
  • 内容量(mL)が変わっていないか
  • 香りの表示(無香料・微香性など)が変わっていないか
  • 販売名が箱の表示と商品ページで一致しているか

店頭で新旧が並んでいた時は

切り替えの時期に、旧パッケージと新パッケージが同じ棚に並ぶことがあります。どちらを買えばいいか迷ったら、売り場の薬剤師や登録販売者に「どちらが新しい物ですか」と聞いてみてください。

使い慣れた物を続けたいのか、新しい中身を試したいのかで選ぶ物は変わります。迷った時は、箱の有効成分の欄を2つ並べて見比べてみましょう。

名前や売っている会社が変わった例

『名前で検索しても出てこない』という時は、ブランド名や会社が変わっているのかもしれません。実際に、公式で案内されている例を見てみましょう。

昔の名前・会社今の名前・会社公式の案内
イクオスアルガス2023年12月にリニューアルと名称変更をしたと案内。旧公式サイトは新しいサイトへ移る
Persona(ペルソナ)Pesod(ペソッド)ブランド名をリニューアルし、切り替えの期間は2つの名前を併用と案内
アロエ製薬シリーズアロウェル(小林製薬)ブランドサイトに、パッケージリニューアル前の「アロエ製薬シリーズ」を含むと記載
バスクリンの育毛剤アース製薬バスクリンは2026年1月1日にアース製薬と合併。アース製薬は旧バスクリン製品の育毛剤を追加したと告知

会社が合併した場合、旧会社の製品ページには合併の告知だけが表示されていることもあります。例えば、バスクリンの旧製品ページ(モウガLなど)は、今は合併の告知を表示しています。今のアース製薬の育毛剤のページにモウガが載っているかどうかは、公式で確かめてみてください。

古い名前で見つけた時は

ネット上の記事や通販の出品には、古い名前のまま残っている物もあります。古い名前で見つけた時ほど、メーカーの公式サイトで今の商品名と販売の状況を確かめておくと安心です。

販売名で探すとつながることも

商品名が変わっても、箱に書かれた「販売名」が手がかりになることがあります。販売名は、承認などの手続きで使われる名前で、商品名とは違うことが多いんです。

例えば、加美乃素Aの販売名は「加美乃素・A(J)」、インセント 薬用育毛トニック 無香料の販売名は「インセント育毛トニックS(N)」と公式ページに書かれています。昔の箱が手元に残っていれば、販売名をメモしておくと、問い合わせの時に話が通じやすくなりますよ。

パッケージの色や形しか覚えていない時の探し方は、緑のパッケージの育毛剤は?で紹介しています。

今も買えるかを確かめる手順

覚えている手がかりが少なくても、次の順番で探していけば、今も買えるかどうかにたどり着きやすくなりますよ。

今も買えるかを確かめる順番
  1. 覚えている名前・色・香り・どこで買ったかを書き出す
  2. 名前でメーカーの公式サイトを探し、商品一覧を開く
  3. 商品一覧に無ければ「お知らせ」「ニュース」でリニューアルや販売終了を探す
  4. 見つかった商品の販売名・有効成分・内容量を、覚えている物と比べる
  5. 分からない時は、メーカーのお客様窓口に問い合わせる
  6. 今も売っていれば、取扱店の検索や公式の通販で買える場所を確かめる

問い合わせる時は、こんなふうに聞くと話が早いですよ。

「昔、緑色の箱の○○という育毛剤を使っていたのですが、今も売っていますか。後継の商品があれば教えてください」

手がかり探し方のコツ
商品名の一部ブランド名とメーカー名を組み合わせて検索する
香り商品ページの香りの表示(ジャスミン調・無香料など)と比べる
容器の形ノズル・スプレー・ふりかけ式など、使い方の欄で確かめる
買った場所ドラッグストアか、テレビ通販か、訪問販売かで探す先を変える
箱に書かれていた番号JANコード(バーコードの数字)が分かれば店頭で照会しやすい

家族が使っていた物を探す時は

親や祖父母が使っていた育毛剤を探しているなら、まずは本人に聞いてみるのがいちばんの近道です。名前を忘れていても、ちょっとした質問で思い出してもらえることがあります。

家族に聞いてみたいこと
  • どこで買っていたか(ドラッグストア・通販・理容室など)
  • 容器はふりかけるタイプか、スプレーか、ノズルか
  • 香りはスーッとしたか、無香料だったか
  • 箱やボトルが家に残っていないか

「昔使ってた育毛剤、どこで買ってたか覚えてる?」と気軽に聞いてみてください。理容室で使われていた物なら、お店の人が知っていることもありますよ。

テレビの通販番組で見た物なら、番組や放送日を手がかりにする方法もあります。くわしくはテレビで話題の育毛剤は?を見てみてください。

販売終了かもしれない時の注意

探している育毛剤が見つからない時は、販売が終わっている可能性もあります。公式サイトには「販売終了」「生産終了」の表示が出ていることがあります。例えば、加美乃素本舗の女性用育毛剤の一覧では「薬用 美髪源」に生産終了の表示があります。

『それならネットで残っている物を買えばいい』と思うかもしれません。ただ、古い在庫を買う時には気をつけたいことがあります。

古い在庫を買う前に
  • 使用期限:メーカーによっては、未開封で約3年を目安としている物がある
  • 保管の状態:高温や直射日光の下に置かれていた物は避けたい
  • 出品者:メーカーや正規の販売店かどうか、出品者の情報を確かめる
  • 中身の取り違え:名前が似た別の商品や、リニューアル前後の物が混ざっていないか

使用期限の目安や保管の方法は、育毛剤の使用期限は?でくわしく紹介しています。偽物の心配がある時は、購入先の見分け方も参考にしてみてください。

家に古いボトルが残っている時は

『昔の育毛剤が洗面所の奥から出てきた』ということもありますよね。もったいなく感じますが、開封してから時間がたった物は使わないほうが安心です。

メーカーによっては、開封後はおよそ3か月以内に使い切るよう案内しています。使用期限を過ぎた製品は使わないよう注意しているメーカーもあります。においや色がおかしいと感じた時も、使うのはやめておきましょう。

捨てる時は、住んでいる自治体の分別のルールに従ってください。エタノールなどを含む液の物もあるので、容器の注意書きも読んでおくと安心です。

後継の商品を選ぶ時は

販売が終わっていても、同じメーカーが後継の商品を出していることがあります。その時は、昔の物と「どこが同じで、どこが違うか」を比べてから選ぶと、あとで戸惑いにくいですよ。

比べる項目見る場所
区分後継品の箱に書かれた区分表示
有効成分有効成分の欄の成分名
効能・効果箱や商品ページの効能の欄
使い方1日の回数と1回の量
香り・使い心地香りの表示、アルコールの有無

昔の記憶で選ぶ前に、今の自分に合うかを確かめる

『昔、父が使っていたから安心』という気持ちは自然です。ただ、使う人の年齢や頭皮の状態が違えば、合う物も変わってきます。

昔と今で変わること確かめたいこと
使う人の年齢・性別商品ページの対象(男女兼用か、女性向けか)
頭皮の状態乾燥しやすいか、脂っぽいか、かゆみがあるか
中身リニューアルで有効成分や香りが変わっていないか
買い方店頭で買えるか、通販だけか、定期購入か

昔の商品でも今の商品でも、医薬部外品の育毛剤に表示できる効能は「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛。」の範囲に収まっています。発売の時期が違っても、この範囲の中で選ぶことに変わりはないんです。

昔と今の商品を比べるなら、昔の評判よりも、今の箱に書かれた区分と効能の欄で比べるのがいちばんです。区分の違いは医薬品・医薬部外品・化粧品の違いで紹介しています。

女性の方、妊娠中・授乳中・産後の方、持病がある方、薬を飲んでいる方は、昔から知っている商品でも、使う前に医師や薬剤師に相談しておくと安心です。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

通販で買う時は定期の条件も見る

昔は店頭で買っていた物が、今は通販中心になっていることもあります。通販で申し込む時は、最終確認画面で、2回目以降の代金や解約の方法などの条件を確かめておきましょう。

国民生活センターの注意喚起には、「定期縛りなし」の広告から申し込んだ育毛剤が、実は解約するまで届き続ける契約だったという相談が載っています。申し込んだ後で困った時は、消費者ホットライン188に電話すると近くの相談窓口につないでもらえます。

昔の育毛剤を探す時に出てくる言葉

言葉意味
ロングセラー長い間売られ続けている商品
リニューアル名前を残したまま、中身や容器、パッケージを新しくすること
販売名承認などの手続きで使われる名前。商品名と違うことがある
生産終了・販売終了メーカーが作るのをやめた、または売るのをやめたこと
JANコードバーコードの数字。商品の特定に使える
医薬部外品作用がおだやかな物として承認を受ける区分。長く売られている育毛剤の多くもここ

よくある質問

昔流行った育毛剤は今も売っていますか?

商品によります。今もメーカーの商品一覧に載っている物もあれば、名前が変わった物や販売が終わった物もあります。まずは公式の商品一覧とお知らせの欄をのぞいてみてください。

名前が同じなら、昔と同じ中身ですか?

同じとは限りません。リニューアルで有効成分や香り、容量が変わっていることがあるので、箱の有効成分の欄と販売名で比べてください。

販売終了した育毛剤をネットで見つけたら、買っても大丈夫ですか?

使用期限や保管の状態、出品者の情報が分からない物は避けたほうが安心です。後継の商品があるかを、メーカーに問い合わせてみるのも一つの方法です。

親が昔使っていた育毛剤を、自分が使ってもいいですか?

商品の対象(男女兼用かどうか)や使用上の注意を確かめてください。女性の方や持病がある方、薬を飲んでいる方は、使う前に医師や薬剤師に相談すると安心です。

昔使っていた育毛剤の名前が思い出せません。

色・香り・容器の形・買った場所などを書き出して、メーカーのお客様窓口や薬剤師に相談すると、候補を絞りやすくなります。

昔からある発毛剤なら安心して使えますか?

発毛剤は医薬品で、使える人の条件が決められています。長く売られていることと、自分が使えるかどうかは別なので、買う前に薬剤師に相談してください。

まとめ

この記事の要点
  • 昔流行った育毛剤の中には、今も同じブランド名で売られている物がある
  • 同じ名前でも、リニューアルで有効成分・香り・容量・容器が変わっていることがある
  • 名前の変更や会社の合併で、探している商品の名前や売り手が変わっている場合もある
  • 今も買えるかは、公式の商品一覧・お知らせ・お客様窓口で確かめる
  • 古い在庫は使用期限や出品者に注意し、今の自分に合うかを区分と効能の欄で確かめる
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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