30代の抜け毛対策は?仕事・睡眠・洗い方の見直しと始める順番

洗面台にタオルとドライヤー、手帳が並ぶ夜のイメージ

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30代になって、排水口や枕に残る抜け毛が気になり始めた。でも、仕事も生活も忙しくて、何から手を付ければいいか分からない。そんな方も多いはずです。

結論から言うと、30代の抜け毛対策は「まず記録」「次に洗い方と乾かし方」「それから睡眠と仕事の日の過ごし方」という順番で、一つずつ見直していくのがおすすめです。全部を一度に変えようとすると、続かないんです。

この記事では、30代の暮らしに合わせた見直しの順番と、育毛剤を足すタイミング、医療機関に相談する目安が分かります。

目次

30代の抜け毛対策は?先に答え

先に結論
  • 抜け毛は毎日あるもの。まずは今の状態を写真とメモで残す
  • 見直しは「洗う・乾かす」から。お金も時間もあまりかからない
  • 睡眠や仕事の日の過ごし方は、できる所から一つずつ
  • 育毛剤は、見直しを始めてから「足すかどうか」を考えても遅くない
  • 急に増えた・円い形で抜けたなどの時は、皮膚科で相談する

日本皮膚科学会によると、1日に抜ける毛の量は、個人差や季節差、ヘアケアの仕方によりますが、おおよそ1日100本程度までといわれています。抜け毛があること自体は、自然なことなんです。

それでも30代は、仕事や生活が大きく変わりやすい時期です。抜け毛が気になり始めるきっかけも、人によってさまざまですよね。

気になり始めた場面よくある状況最初に見直したいこと
仕事が忙しい時期帰りが遅く、お風呂も寝るのも後回し夜の洗髪と乾かし方
転職・異動の後生活リズムが変わった睡眠の時間と起きる時間
子育てが始まったまとまって眠れない短くても休める時間の作り方
季節の変わり目抜け毛が増えた気がする記録を付けて推移を見る
髪型を変えた後結ぶ・アイロンを使う機会が増えた髪を引っぱる習慣

自分に近い場面があれば、その行の「最初に見直したいこと」から始めてみてください。抜け毛と育毛剤の基本は育毛剤とはどんな商品かにまとめています。

年齢とともに髪は変わっていく

日本皮膚科学会の一般向けの解説では、中年期になると、特に男性では髪の毛が細く短く変化することがあるとされています。どのくらい変わるかは人によって違う、とも書かれています。

『30代でもう変わり始めるの?』と不安になるかもしれません。ただ、変化の時期も程度も人それぞれです。だからこそ、今の状態を記録しておくと、あとで比べる基準になるんです。

30代の生活に合わせた見直しの順番表

ここがこの記事の一番大事なところです。30代は、平日の自由な時間が少ない方が多いですよね。そこで、手間の少ない物から順番に並べてみました。

順番見直すことかかる手間始める目安
1今の状態を写真とメモで残す月に1回、数分今日
2洗い方(指の腹で洗う・すすぎ)毎日の洗髪のついで今日から
3乾かし方(自然乾燥にしない)毎日数分今日から
4髪を引っぱる習慣(結び方・アイロン)気づいた時に1週目
5睡眠の時間と寝る前の過ごし方少しずつ2週目
6仕事の日の過ごし方(飲酒・食事の時間)予定に合わせて3週目
7育毛剤を足すかどうか選ぶ手間と毎日の使用1か月たった頃
8医療機関への相談予約と受診気になる変化があれば、いつでも

『全部やらないとだめ?』と思うかもしれません。そんなことはありません。上から順に、できそうな所まで進めれば十分です。

始める前のチェック
  • 抜け毛が気になり始めたのはいつ頃か、思い出してメモしたか
  • 分け目・つむじ・生え際の写真を、明るい所で撮ったか
  • 頭皮に赤み・かゆみ・ふけがあるか見たか
  • 最近の生活の変化(仕事・引っ越し・睡眠)を書き出したか

写真は「同じ条件」で撮る

記録の写真は、撮るたびに条件が違うと比べられません。同じ場所・同じ照明・乾いた髪で撮るのがコツです。

月に1回、例えば給料日や月初めなど、忘れにくい日を撮影日に決めておくと続けやすいですよ。

1か月たったら振り返る

見直しを始めて1か月ほどたったら、一度振り返ってみましょう。続けられたことと、続かなかったことを分けて見ると、次に何をすればいいかが分かります。

振り返ること見方
写真最初に撮った写真と、同じ条件で見比べる
続けられたこと洗い方・乾かし方など、印を付けた日数を数える
続かなかったこと何が負担だったかをメモする
頭皮の調子赤み・かゆみ・ふけの変化を見る
次の1か月順番表の次の項目に進むか、今の項目を続けるか決める

1か月で見た目が変わらなくても、がっかりしなくて大丈夫です。髪は毎日少しずつ伸びる物なので、見直しは長い目で続けていきましょう。

洗い方と乾かし方:今日からできる見直し

最初に手を付けたいのが、毎日の洗い方と乾かし方です。いつもの洗髪の中で変えられるので、忙しい30代でも始めやすいんです。

洗い方の見直し
  1. 洗う前に、ぬるめのお湯で頭皮と髪をしっかりぬらす
  2. シャンプーを手のひらで泡立ててから頭に乗せる
  3. 爪は立てずに、指の腹で頭皮ごと動かすつもりで洗う
  4. 生え際や耳の後ろにすすぎ残しがないよう、時間をかけて流す
  5. タオルで頭皮を押さえるように水気を取る

洗う回数について日本皮膚科学会は、頭皮が乾燥しすぎず、油っぽくもならない頻度をすすめています。毎日洗うか、どのくらいの間隔で洗うかは、自分の頭皮の状態に合わせて決めて大丈夫です。

見直すことありがちなこと変え方
洗う力爪を立ててゴシゴシ洗う指の腹で頭皮を動かす
すすぎ泡が消えたらすぐやめる洗った時間と同じくらいすすぐ
乾かす疲れて自然乾燥で寝る根元からドライヤーで乾かす
ドライヤー近づけて同じ所に当てる少し離して動かしながら当てる
タオル頭をこすって拭く押さえるように水気を取る

『疲れて帰った夜に、ドライヤーまでするのはつらい』という方もいますよね。そんな日は、根元だけ乾かして、毛先はあとでもいいんです。濡れたまま寝ないことを優先してみてください。

シャンプーを替える前に

抜け毛が目に付くと、まずシャンプーから替えたくなりますよね。ただ、替える前に、洗い方とすすぎを先に見直してみるのがおすすめです。

替える時は、一度に一つだけにすると、頭皮に合うかどうかが分かりやすくなります。頭皮が赤くなる、かゆくなるなどの時は、使うのをやめて皮膚科に相談しましょう。

髪を引っぱる習慣を見直す

髪型も、意外と見落としやすいところです。日本皮膚科学会は、ポニーテールやお団子など、一定の髪型を続けると毛が引っぱられて抜けやすくなることがある、としています。

習慣見直し方の例
毎日同じ位置で結ぶ結ぶ位置を日によって変える
きつく結ぶゆるめに結ぶ。寝る時はほどく
ヘアアイロンを毎日使う使う日を減らす。髪を強く引っぱらない
エクステンションを付けている引っぱられる感じが強い時は美容師に相談
帽子やヘルメットを長時間かぶる休憩の時に外して蒸れを逃がす

『仕事の決まりで髪を結ばないといけない』という方もいるはずです。その場合は、結ぶ位置やきつさを変えるだけでも違ってきますよ。

帽子やヘルメットを使う仕事の方へ

仕事で帽子やヘルメットを長くかぶる方は、頭が蒸れやすいですよね。休憩の時に外して汗を拭く、内側を清潔に保つ、といった工夫をしておきましょう。

仕事が終わった日は、その日のうちに洗って汗や皮脂を流しておくと、頭皮もすっきりします。

睡眠の見直し:忙しい30代でもできること

睡眠は、30代の暮らしで一番削られやすい時間かもしれません。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」を見ると、大人は6時間以上を目安に眠る時間を確保すること、ちょうどいい睡眠時間は人によって違うことが書かれています。

睡眠と抜け毛を直接結びつけることはできませんが、体の調子を整える基本の習慣として見直しておきたいところです。

見直すことできることの例
寝る時間毎日同じ時間を目安に布団に入る
寝る前スマホを見る時間を少し短くする
休日平日と起きる時間を大きくずらさない
寝室暗さ・静かさ・温度を整える
子育て中家族と交代で休める時間を作る

『平日はどうしても6時間も眠れない』という方もいますよね。いきなり目安に合わせなくても大丈夫です。まずは寝る前の過ごし方を一つ変えるところから始めてみてください。

例えば、こんな小さな変え方があります。

  • 布団に入る前に、スマホを充電器に置いて手から離す
  • 夜のお風呂の時間を、寝る時間から逆算して決める
  • 平日と休日で、起きる時間を大きく変えない
眠れない日が続く時

眠れない状態が長く続く時や、気持ちのつらさがある時は、かかりつけ医などに相談してみてください。抜け毛のことも、その時に一緒に伝えてかまいません。

仕事の日の過ごし方を見直す

30代は、仕事の責任が増えて、食事や飲み会のリズムが崩れやすい時期でもあります。全部を変えるのは難しいので、仕事の日に起きやすいことから見てみましょう。

仕事の日によくあること見直し方の例
昼食を抜く・夜遅くにまとめて食べる簡単な物でも昼に食べる
飲み会が続くあらかじめ飲む量を決める。合間に水を飲む
夜遅くに帰ってすぐ寝る洗髪と乾かす時間だけは確保する
一日中帽子やヘルメット休憩中に外して汗を拭く
外回りで日差しを浴びる帽子や日陰を使う

厚生労働省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」では、あらかじめ量を決めて飲む、飲酒中に食事をとる、合間に水を飲む、1週間のうちに飲まない日を作る、といった配慮の例が挙げられています。

食事については、厚生労働省と農林水産省の「食事バランスガイド」が、主食・副菜・主菜・牛乳乳製品・果物を組み合わせる考え方を示しています。特定の食べ物で髪がどうなるというより、食事全体のバランスを整える意識が大切です。

例えばこんな一日の流れ

平日に取り入れやすい形を、一つの例として並べてみました。

時間帯できること
朝起きる時間をそろえる。朝食に主食と主菜をそろえる
昼昼食を抜かない。外回りなら帽子を持つ
夕方飲み会の日は飲む量を先に決める
夜洗髪・すすぎ・ドライヤーまでを一続きにする
寝る前スマホを置いて、布団に入る時間をそろえる

飲み会や残業が続く週は、順番表のどれか一つだけでも守れたら上出来です。できなかった日を責めるより、次の日に戻せばいい、くらいの気持ちで続けてみてください。

全部できなくても大丈夫です。『今日は夜のドライヤーだけできた』という日があってもいいんですよ。

在宅勤務の日は「区切り」を作る

在宅勤務の日は、通勤がないぶん生活のリズムが崩れやすいですよね。起きる時間と昼食の時間を出勤の日とそろえておくと、睡眠や食事のリズムが整いやすくなります。

髪を洗うタイミングも、在宅の日は夜にまとめてしまいがちです。仕事が終わったらお風呂、と区切りを決めておくと、遅くまで濡れた髪のまま過ごすことが減りますよ。

育毛剤を足すのはいつ?区分の選び方

見直しを始めて1か月ほどたち、写真やメモで様子が分かってきたら、育毛剤を足すかどうかを考えるタイミングです。もちろん、最初から一緒に始めてもかまいません。

医薬部外品の育毛剤は、効能・効果として「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」の範囲で表示されています。効き方には個人差があり、生えると約束する物ではありません。

育毛剤を足す前に見ておきたいこと
  • 箱に「医薬部外品」の表示があるか
  • 有効成分と効能・効果の欄
  • 1日の回数と1回の量
  • 香り・アルコール・冷感が自分に合うか
避けたい選び方
  • 広告の印象だけで選ぶ
  • 量を増やせば早く変わると考える
  • 何本も重ねて使う

30代の育毛剤の選び方は30代の育毛剤の選び方でくわしく紹介しています。どのくらい続けるかの目安は、育毛剤はいつから効果が出る?で確かめておきましょう。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

続けやすい買い方も考えておく

育毛剤は毎日使う物なので、買い方も続けやすさに関わります。通販の定期購入を選ぶ時は、最終確認画面で、分量・2回目以降の代金・解約の方法と期限を確かめてから申し込みましょう。

店頭で買う場合は、使い切る前に次の分を買い足す日を決めておくと、切らしてしまうことが減ります。価格は、1本の量と1日の使用量から、1か月あたりでいくらになるかに直して比べると分かりやすいですよ。

使い始めの抜け毛が気になった時

育毛剤を使い始めて、抜け毛が増えた気がする、という声を聞くこともあります。ただ、抜け毛は季節や体調でも変わるので、育毛剤のせいとも、効いている証拠とも決めつけられません。

使い始めの抜け毛の見方は育毛剤と初期脱毛で紹介しています。頭皮に赤みやかゆみが出た時は、使うのをやめて皮膚科に相談しましょう。

医療機関に相談したい目安

生活の見直しや育毛剤だけで様子を見るより、先に医療機関に相談したほうがいい場合もあります。次の表に当てはまる時は、皮膚科で話を聞いてもらいましょう。

こんな時理由
円い形で急に抜けた所がある小さくても、繰り返す・広がる時は早めの受診がすすめられている
短い期間で抜け毛が急に増えた自分では原因を判断しにくい
頭皮に赤み・かゆみ・湿疹がある頭皮のトラブルの可能性がある
生え際や頭頂部の薄さが進んできた医療機関で相談する人も多い
見直しを続けても不安が続く専門家に状態を見てもらうと安心できる

抜け毛がある時に皮膚科などで対策を聞くことは、日本皮膚科学会もすすめています。

受診の時は、記録しておいた写真とメモを持っていくと、いつからどう変わったかが伝わりやすくなります。

「いつ頃から、どのあたりの抜け毛が気になっているか」
「最近、仕事や生活で変わったことはあるか」

この2つを話せるようにしておくといいですよ。

『このくらいで受診するのは大げさかな』と迷う方も多いはずです。気になる変化があれば、相談していいんです。大きな問題がないと分かるだけでも、気持ちが楽になりますよ。

受診の時に持っていきたい物
  • 月1回撮ってきた写真
  • 見直しの記録やメモ
  • 使っている育毛剤やシャンプーの名前(箱があれば箱)
  • 飲んでいる薬があれば、お薬手帳

まとめ

この記事の要点
  • 30代の抜け毛対策は、記録、洗い方と乾かし方、睡眠、仕事の日の過ごし方の順で見直す
  • 全部を一度に変えず、手間の少ない物から一つずつ
  • 髪を引っぱる習慣や、飲酒・食事のリズムも見直す
  • 育毛剤は区分と使い方を確かめてから足す
  • 急に増えた・円い形で抜けたなどの時は、皮膚科で相談する
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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