発毛剤の買い方は?店頭とネットで薬剤師の確認を受ける流れ

カウンターの上の紙袋と無地の手帳、スマートフォンと説明書、受け取る手元のイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

発毛剤を買ってみようと思っても、『普通の日用品みたいにレジに持って行けばいいの?』と迷いますよね。

結論から言うと、発毛剤の多くは第1類医薬品なので、店頭でもネットでも、薬剤師の確認と説明を受けてから買う流れになります。買い方の違いは「どこで薬剤師とやりとりするか」だけなので、手順を知っておけば難しくありません。

この記事では、店頭とネットそれぞれの手順と、準備しておくこと、届いてから確かめることを順番にお伝えしますね。

目次

発毛剤の買い方は?先に答え

先に答え
  • 発毛剤(第1類医薬品)は、薬剤師が販売する決まりになっている
  • 店頭では、薬剤師がいる時間に、カウンターで確認と説明を受ける
  • ネットでは、質問の画面に答え、薬剤師の確認を経てから注文が決まる
  • どちらも、書面の説明を受け取り、理解したことを伝えてから買う

『薬剤師と話すのは、ちょっと緊張する』という方も多いはずです。でも、聞かれることはほぼ決まっていて、準備しておけば数分で済むことがほとんどなんです。

比べる点店頭で買うネットで買う
薬剤師とのやりとりカウンターで対面質問の画面・メールなど
買える時間薬剤師がいる時間だけ注文はいつでも、確認は店の対応時間
手元に届くまでその場で受け取れる確認が済んでから発送
向いている人初めてで、その場で質問したい人店に行く時間が取りにくい人
気をつけたいこと薬剤師が不在の時間がある正規の販売サイトかを確かめる

最初は店頭で相談しながら買い、続ける時はネット、という使い分けをする方もいます。暮らし方に合わせて決めれば大丈夫です。

第2類医薬品の毛髪用薬なら買い方が少し違う

育毛の薬の中には、第2類医薬品の物もあります。例えば、千萬之素は第2類医薬品の毛髪用の薬です。

区分売る人説明のルール
第1類医薬品薬剤師書面での説明が義務。年齢やほかの薬の確認もある
第2類医薬品薬剤師または登録販売者説明は努力義務。相談すれば説明を受けられる

第2類でも、相談があった時は薬剤師か登録販売者が説明する決まりです。迷ったら遠慮せずに聞いてみてくださいね。

買う前に決めておくこと

ここが大事なところです。店に行く前、注文ボタンを押す前に、次のことを確かめておくと、当日のやりとりがぐっとスムーズになります。

買う前のチェック
  • 使うのは自分か(家族の代わりに買うのか)
  • 男性用か女性用か、外箱の「成人男性」「成人女性」の表示を確かめた
  • 20歳以上か
  • 持病や飲んでいる薬があれば、お薬手帳を用意した
  • 頭皮にきず・湿疹・赤みがないか見た
  • 今、頭皮に塗っている育毛剤や塗り薬がないか思い出した

ミノキシジルを配合した男性向けの発毛剤では、女性と未成年者(20歳未満)は使用しないと書かれています。当てはまる方は、買う前に皮膚科や薬剤師に相談してください。

家族の代わりに買いに行く時は

『夫に頼まれたから、代わりに買ってこよう』ということもありますよね。第1類医薬品は、使う人の年齢や体の状態を確かめてから売る薬です。

代わりに行く時は、使う人の年齢・持病・飲んでいる薬をメモにして持って行きましょう。答えられないことがあると、その場で買えない場合もあります。

店頭で買う流れ

店頭で発毛剤を買う時の流れを、ステップごとにまとめました。つまずきやすい所も一緒に書いておきます。

ステップすることつまずきやすい点
1 行く前薬剤師がいる時間を、店の案内や電話で確かめる夜や早朝は薬剤師がいない店もある
2 店で探す棚ではなく、相談カウンターやレジで聞く第1類医薬品は客が触れない場所に並べる決まりがある
3 伝える使う人・年齢・持病や薬を伝えるお薬手帳を忘れると答えにくい
4 説明を受ける書面(画面の場合も)で効能や注意を聞く急いでいても聞き流さない
5 確認して買う分かったことを伝え、会計する分からない所はその場で聞く
6 受け取る販売した薬剤師の名前と店の連絡先を控えるレシートを捨ててしまう

第1類医薬品は、カウンターの奥や鍵のかかるケースなど、買う人が直接手に取れない場所に並べる決まりです。棚に見当たらなくても、取り扱いがないとは限りません。

メーカーによっては、店頭では空箱を持って行くか薬剤師に直接求めるよう案内し、スマホで見せられる購入前のチェックシートを用意している所もあります。使えそうな物があれば、事前に用意しておくと話が早いですよ。

店頭に行く時の持ち物

店頭で買う日は、次の物を持って行くと、やりとりがすぐに終わります。

  • お薬手帳(飲んでいる薬がある人)
  • 使う人の年齢・持病をまとめたメモ
  • 買いたい製品の名前が分かる物(空箱・商品ページの画面など)
  • 説明の書面を入れておくクリアファイル

混んでいる時間帯は、説明まで少し待つこともあります。時間に余裕のある日を選んでおくと、落ち着いて質問できますよ。

聞いておきたいことを1つ用意する

説明を受けるだけでなく、こちらからも1つ質問を用意しておくと安心です。例えば、こんな聞き方があります。

「朝はワックスで髪を整えています。発毛剤はその前と後、どちらに付けるのがいいですか」

添付文書では、整髪料は発毛剤を使った後と書かれている物があります。自分の生活に合わせた使い方を、その場で確かめておきましょう。

ネットで買う流れ

ネットで発毛剤を買う時も、薬剤師の確認があります。店頭との違いは、そのやりとりが画面やメールになることです。

ネットで買う時の手順
  1. 正規の販売サイトかを確かめる(許可の表示・厚労省の販売サイト一覧)
  2. 商品ページでリスク区分と販売名を確かめる
  3. 注文の途中で、年齢・性別・持病・飲んでいる薬などの質問に答える
  4. 薬剤師からの説明(画面やメール)を読み、分からない所は問い合わせる
  5. 説明を理解したことを伝え、注文を確定する
  6. 発送の連絡を待つ

公式ストアの中には、第1類医薬品の注文は薬剤師が内容を確認してからメールを送る、と案内している所があります。注文してすぐ発送されるわけではないので、残りが少なくなる前に早めに注文しておきましょう。

『質問の画面で、正直に書くと買えなくなるかも』と心配になる方もいるかもしれません。でも、ここで答えた内容をもとに薬剤師が注意を伝えてくれるので、正直に答えることが自分を守ることにつながるんです。

正規の販売サイトを見分けるには

一般用医薬品のネット販売は、薬局・薬店の許可を受けた実際の店舗が行う決まりです。販売サイトには、許可の区分や店舗の情報を表示することになっています。

販売サイトで見る表示
  • 許可の区分、許可証の開設者名・店舗の名前と住所
  • 勤務する薬剤師・登録販売者の氏名
  • 実店舗の写真と、営業時間・相談時間
  • 通常時と緊急時の連絡先
  • 第1類〜第3類の区分の説明と、副作用被害救済制度の説明

厚生労働省の一般用医薬品の販売サイト一覧で、名称や地域から販売サイトを探せます。メーカーが公式サイトで取扱いの通販サイトを案内していることもあるので、あわせて見てみてください。

大手の通販モールで買う時は

通販モールの中にも、発毛剤を扱う店があります。例えば、スカルプD メディカルミノキ5 プレミアムは、取扱通販サイトとしてアンファーストア・楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・au PAYマーケットが公式に案内されています。

リアップは、大正製薬の通販サイト「大正製薬ダイレクト」がAmazonと楽天市場にモール店を出しています。モールで買う時は、出品している店が、メーカーの案内する販売先かどうかを見ておきましょう。

モールの中でも、第1類医薬品の注文には質問への回答や薬剤師の確認があります。ほかの日用品と同じ感覚でカートに入れても、確認が終わるまでは発送されないことを覚えておいてください。

薬剤師に聞かれることの準備

店頭でもネットでも、第1類医薬品を買う時に確かめられる内容はほぼ同じです。答えを準備する物と一緒にまとめました。

聞かれる内容準備しておく物
年齢・性別使う人の生年月日
ほかの薬の使用状況お薬手帳、飲んでいる薬の名前
症状と、医療機関を受診しているか気になり始めた時期のメモ
今かかっている病気持病の名前、通っている病院
妊娠・授乳の有無女性の場合のみ
その薬を使ったことがあるか以前使った製品の外箱や名前
副作用の経験薬で体調を崩したことがあれば、その内容

『全部覚えていられない』という方は、スマホのメモに1回まとめておけば、次から使い回せます。2回目以降に買う時も、内容が変わっていないかを見直すだけで済みますよ。

薬剤師とのやりとりをもっと詳しく知りたい方は、発毛剤は薬剤師に何を聞く?で扱っています。

届いてから・受け取ってから確かめること

買った後にも、確かめておきたいことがあります。封を開けたら、使う前にここを見ておきましょう。

受け取った時のチェック
  • 外箱の販売名とリスク区分が、注文した物と同じか
  • 箱や容器に破損・液もれがないか
  • 使用期限が書かれている物は、期限を確かめた
  • 説明書(添付文書)が入っているか
  • 1回量の量り方(容器の目盛りやノズル)を確かめた
  • 薬剤師から受け取った説明の書面やメールを保存した

説明書には、使用しない人や副作用の可能性がある症状など、使い始めてから読み返す内容が書かれています。使い終わるまで、外箱と一緒に取っておいてくださいね。

書面の中で、使い始める前に読み返したい所

薬剤師から受け取った書面や説明書は、量が多くて全部は読みきれないこともありますよね。使い始める前に、せめて次の4つだけは読み返しておきましょう。

読み返す所理由
使用しない人・使用しない部位自分や頭皮の状態が当てはまらないか、もう一度確かめる
用法・用量1日の回数と1回の量を覚える
副作用の可能性がある症状気づいた時にすぐやめられるようにする
販売したお店の連絡先困った時に問い合わせる先を控えておく

添付文書には「効果がわかるようになるまで少なくとも4ヵ月間、毎日使用してください」と書かれている物もあります。すぐに次の1本を買い足すより、まずは使い方を守って続けてみてください。

返品できるかは先に確かめておく

公式のオンラインショップの中には、第1類医薬品に「返品不可」と表示している所があります。開けてから『思っていた物と違った』とならないよう、注文前に返品の条件を読んでおきましょう。

届いた物が注文と違う、容器が壊れている、といった時は、販売したお店の連絡先に早めに問い合わせてください。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

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2回目以降の買い方と定期の注意

発毛剤は続けて使う物なので、2回目以降の買い方も考えておきたいところです。買い方によって、気をつけたい点が少しずつ違います。

買い方特徴気をつけたいこと
その都度、店頭で買う毎回、薬剤師に相談できる薬剤師がいる時間に行く必要がある
その都度、ネットで買う好きな時に注文できる毎回、確認の手順がある
次回の予約の仕組み次の注文を予約しておける定期の契約かどうかを確かめる
定期購入決まった間隔で届く回数の条件と解約の方法・期限を読む
まとめ買い買いに行く回数が減る使用期限と、使い切れるかを考える

例えば、ある発毛剤の公式ストアには「次回予約コース」があり、「購入をお約束する定期契約ではございません」と書かれています。似た名前の仕組みでも中身が違うので、申し込む前に説明を読んでおきましょう。

定期購入を申し込む時は、最終確認画面に分量、2回目以降の代金、支払いの時期、引き渡しの時期、解約の方法などが表示されているかを確かめてください。画面を保存しておくと、後で困った時に役立ちます。

もし契約で困ったら、消費者ホットライン「188」に電話すると、近くの消費生活センターを案内してもらえます。

体調や薬が変わった時は伝え直す

2回目以降でも、持病が増えた、新しく薬を飲み始めた、という時は、買う時に伝え直しましょう。前に答えた内容のままで注文しないことが大事です。

6か月使っても改善が見られない時は、使うのをやめて医師か薬剤師に相談するよう添付文書に書かれています。買い続ける前に、経過を一度相談してみてください。

発毛剤の買い方でよくある失敗

最後に、買う時によくある失敗をまとめました。先に知っておけば防げることばかりです。

よくある失敗どうして起こる?防ぎ方
薬剤師がいない時間に行って買えない店が開いていれば買えると思う行く前に薬剤師のいる時間を確かめる
棚に無いので、取扱いがないと思い込む第1類医薬品の並べ方を知らないカウンターで聞いてみる
説明を聞かずに買おうとする急いでいる・恥ずかしい書面だけでも受け取って後で読む
正規でないサイトで安い物を買う値段だけで選ぶ許可の表示と販売サイト一覧を確かめる
海外の発毛剤を個人輸入する同じ成分なら同じと思う個人輸入品は国内の確認がされていない
定期を解約の条件を読まずに申し込む初回の案内だけを見る最終確認画面を読んで保存する

厚生労働省は、個人輸入される医薬品は品質や安全性が確認されておらず、健康被害が出ても医薬品副作用被害救済制度の対象外だと注意を呼びかけています。買い方を考える時は、この点も覚えておいてくださいね。

店頭で買う時の詳しい流れは塗る発毛剤を薬局で買う時の流れ、通販のモールで買う時は発毛剤のネット購入の流れも参考になります。

よくある質問

発毛剤は、どのドラッグストアでも買えるのですか?

第1類医薬品は薬剤師が販売するので、薬剤師がいる時間に、取り扱いのある店で買えます。行く前に、店の案内で確かめておくと安心です。

発毛剤をネットで買うと、薬剤師とは話さなくていいのですか?

ネットでも、質問の画面への回答や薬剤師からの説明を経てから注文が決まります。分からない所は、販売サイトの問い合わせ先から薬剤師に聞けます。

家族の代わりに発毛剤を買えますか?

使う人の年齢や持病、飲んでいる薬などを確かめられるので、メモを持って行きましょう。答えられない時は、その場で買えないこともあります。

説明はいらないと伝えれば、すぐ買えますか?

説明を省けるかどうかは、薬剤師が適正に使えると判断した場合に限られます。初めての時は、説明を受けておくのがおすすめです。

発毛剤を買った後に返品できますか?

第1類医薬品を返品不可としている店もあります。注文前に、お店の返品の条件を確かめておいてください。

定期購入で発毛剤を買う時に気をつけることは?

最終確認画面で、2回目以降の代金や解約の方法・期限を読んでから申し込みましょう。画面を保存しておくと安心です。

2回目に買う時も薬剤師の確認はありますか?

第1類医薬品は、買うたびに確認の手順があります。持病や薬が変わった時は、そのことを伝え直してください。

まとめ

この記事の要点
  • 発毛剤の多くは第1類医薬品で、薬剤師の確認と説明を受けてから買う
  • 店頭は薬剤師がいる時間に、カウンターで聞いて買う
  • ネットは正規の販売サイトを選び、質問に正直に答えて薬剤師の確認を待つ
  • 年齢・薬・持病などの答えを、メモやお薬手帳で準備しておく
  • 届いたら外箱・説明書・期限を確かめ、定期は最終確認画面を読んで保存する

発毛剤と育毛剤の違いや、育毛剤の基本は育毛剤とはどんな商品かで読めます。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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