親が薄毛の30歳は早いうちから育毛剤を使うべき?始める判断

洗面台の棚に置かれたスポイト付きの小瓶と卓上カレンダー

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

父親や母親の髪を見て、『30歳の自分も、いずれ同じようになるのかな』と気になっている方も多いはずです。今はまだ目立たなくても、早いうちから育毛剤使うべきか迷いますよね。

結論から言うと、親が薄毛でも、30歳の今すぐ育毛剤を始めなければいけないわけではありません。始めるかどうかは、親の髪よりも「今の自分の髪と頭皮の状態」と「毎日続けられるか」で決めるのがおすすめです。

ここでは、始める・様子を見る・相談する、の3つの道と、それぞれを選ぶ判断の基準をお話ししますね。

目次

親が薄毛の30歳は育毛剤を使うべき?先に答え

先に答え
  • 親が薄毛でも、自分が同じように変わるとは言い切れない
  • 始めるかどうかは、今の髪と頭皮の状態で決める
  • 医薬部外品の育毛剤は「脱毛の予防」などを効能として表示できる
  • 始めるなら、毎日続けられる回数・容器・費用の物を選ぶ
  • 迷ったまま時間が過ぎるより、見直す日を決めておく方が大事

『遺伝なら、何をしても同じでは?』と思う方もいるかもしれません。ただ、今の状態を知って、自分で選んで動けること自体に意味があるんです。

日本皮膚科学会は、男性型脱毛症では男性ホルモンが5α-還元酵素によって”活性型”に変わることが関係すると説明しています。とはいえ、親の髪の様子だけで、自分の髪がどうなるかまでは分かりません。

育毛剤とはどういう物かを先に知りたい方は、育毛剤とはどんな商品かを読んでおくと話がつながりやすくなります。

よくある相談:30歳、親が薄毛なので早めに育毛剤を使うべき?

Yahoo!知恵袋には、30歳の方から「親が薄毛なので自分も将来薄くなるかもしれない。早いうちから育毛剤を使えば効果はあるのか」という相談が寄せられていました。回答では、遺伝による薄毛の心配を受け止めたうえで、医療機関で相談することをすすめる声がありました。

この相談に答えるなら、まず「早く始めるほどいい」とも「始めても意味がない」とも言い切れない、ということです。育毛剤の効き方には個人差があり、今の髪の状態によっても考え方が変わります。

そのうえで大切なのは、今の自分の状態を確かめることです。今は気にならないのか、少しずつ変わってきているのかで、選ぶ道が変わってきます。

回答にあった「医療機関で相談する」は、どんな時に向く?

医療機関での相談は、すでに変化を感じている方や、どう進んでいくのかを専門の人に見てほしい方に向いています。日本皮膚科学会は、男性型脱毛症の有効な治療法の多くは保険診療では受けられないと説明しています。

治療を受けるかどうかは、説明を聞いてから自分で決めてかまいません。『いきなり治療はハードルが高い』という方は、まず今の状態を診てもらうだけでも十分ですよ。

「早めに始めれば安心」と思った時に

心配な気持ちから、何本も育毛剤を買いそろえたくなることもありますよね。ただ、早く始めることと、たくさん使うことは別の話です。

1日の量や回数は、箱に書かれたとおりがいちばんです。量を増やしても、良い方向に変わるとは限りません。

医療機関で相談する時に伝えたいこと

受診すると決めたら、親の髪のことも含めてメモにしておくと話しやすくなります。例えば、こんな項目です。

メモの項目書き方の例
気になること親が薄毛で、自分も将来が心配
今の状態生え際が前より少し気になる。かゆみはない
家族のこと父が40代の頃から頭頂部が薄くなった(分かる範囲で)
使っている物まだ育毛剤は使っていない
聞きたいこと今の状態で何かした方がいいか

薄毛の悩み全体の考え方は、育毛剤で薄毛の悩みは解決できるかでも詳しく扱っています。

「早いうち」に何を基準に決める?判断の5つの基準

親の髪のことばかり考えていると、判断が不安に引っぱられがちです。自分の状態と生活に目を向けて、次の5つの基準で考えてみましょう。

判断の基準確かめること始める方向に傾くのは
今の見え方前の写真と比べて変化があるか生え際や頭頂部の変化を感じる時
頭皮の状態赤み・かゆみ・ふけがないか頭皮にトラブルがない時(ある時は先に皮膚科へ)
続けられる時間毎日1〜2回付ける時間があるか朝か夜に決まった時間を作れる時
費用の見通し1か月あたりの費用を出せるか続ける期間分を考えても無理がない時
目的何のために使うのか言えるか「今の状態を保ちたい」と言える時

全部そろっていなくても大丈夫です。当てはまらない基準があれば、そこを準備してから始めると続けやすくなります。

「親が薄毛」を判断に入れる時の考え方

親が薄毛だという事実は、始めるきっかけにはなります。ただ、それだけを理由に始めると、変化が分からない時に不安ばかりが大きくなりがちです。

例えば「親が薄毛だから」に加えて「最近、分け目が気になる」のように、自分の変化を1つ書けるかどうかを目安にしてみてください。書けない時は、まず記録から始めるのがおすすめです。

今の状態を確かめるチェック

判断の基準の中でも、いちばん大事なのが「今の状態」です。鏡の前で、次の項目を1つずつ確かめてみてください。

今の状態のチェック
  • 半年前の写真と比べて、生え際の形が変わった気がする
  • 頭頂部の地肌が、照明の下で前より見えやすい
  • シャンプーの後の抜け毛が、前より多い気がする
  • 髪が細くなった、ハリがなくなった気がする
  • 頭皮に赤み・かゆみ・ふけがある

チェックが1つもなければ、今は記録して様子を見る道が合っています。最後の項目に当てはまる時は、育毛剤より先に皮膚科で相談してみてください。

始める・様子を見る・相談する、3つの道の選び方

30歳で親が薄毛の方が取れる道は、大きく分けて3つあります。どれが正しいということはなく、今の自分に合う道を選べば大丈夫です。

選ぶ道向いている状況最初にやること見直す時期の目安
育毛剤を始める少し変化を感じる・毎日続けられる医薬部外品から1本選ぶメーカーの継続の目安の期間
記録して様子を見る今は気にならない・時間に余裕がない基準になる写真を撮る半年ごと
医療機関で相談するはっきり変化を感じる・不安が強い受診前のメモを作る医師と決める

『どれか1つに決めないといけないの?』と思いますよね。実は、記録しながら育毛剤を始める、様子を見ていて変化があれば相談する、のように組み合わせてもいいんです。

早めに始める良さ
  • 今の状態を保つことを目的にケアの習慣を作れる
  • 頭皮の状態に気を配るきっかけになる
  • 続ける時間や費用の感覚を早くつかめる
早めに始める時の注意
  • 変化が分かりにくく、続ける意味を見失いやすい
  • 続けるほど費用がかかる
  • 頭皮に合わないこともある

3つの道を組み合わせる例

組み合わせ方は、生活や気持ちに合わせて決めてかまいません。よくある組み合わせを、状況ごとに挙げておきます。

  • 今は気にならないが不安が強い:記録して様子を見ながら、一度だけ医療機関で今の状態を見てもらう
  • 分け目が少し気になってきた:記録を続けながら、医薬部外品の育毛剤を1本始める
  • 頭皮にかゆみがある:先に皮膚科で相談し、頭皮が落ち着いてから育毛剤を考える
  • 忙しくて毎日のケアが難しい:まずは半年ごとの写真だけ続ける

どの組み合わせでも、見直す日を決めておくことだけは共通です。決めた日に、次の道をもう一度選び直せば大丈夫ですよ。

始めると決めた時の選び方

育毛剤を始めると決めたら、最初の1本は表示を読んで選びましょう。予防の目的で使うなら、医薬部外品の育毛剤が中心になります。

医薬部外品の育毛剤が表示できる効能は、厚生労働省の通知で「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」の範囲と決められています。予防の目的で選ぶ時は、効能・効果の欄に「脱毛の予防」が入っているか見てみてください。

最初の1本を選ぶチェック
  • 箱に「医薬部外品」と書かれている
  • 効能・効果の欄に「脱毛の予防」などの言葉がある
  • 朝晩の回数と1回の量が、自分の毎日に合っている
  • 香りや清涼感の好みに合いそう
  • 1か月あたりの費用を出して、続ける期間分を考えた

発毛剤(第1類医薬品)は、使える人の条件が添付文書で決まっていて、薬剤師から説明を受けて買う医薬品です。予防のつもりで自分の判断で使うのではなく、迷ったら薬剤師や医師に相談しましょう。

使う時間帯を先に決めておく

育毛剤は、続けて使うことが前提の物です。朝の身支度の時か、夜のお風呂上がりか、付けるタイミングを先に決めておきましょう。

歯みがきの後やドライヤーの後など、すでにある習慣の次に付けると決めると忘れにくくなります。洗面所の見える場所に置いておくのも効果的ですよ。

最初の1か月で見ること

使い始めてすぐに髪の見た目が変わることはありません。最初の1か月は、髪より「使い方」と「頭皮の調子」を見る期間だと考えておきましょう。

見ること確かめ方気になった時は
毎日付けられたかカレンダーに印を付ける付けるタイミングを変える
量と回数箱の案内と比べる案内どおりに直す
頭皮の調子かゆみ・赤み・ひりひり感使うのを止めて皮膚科か薬剤師へ
使い心地香り・べたつき・清涼感続けにくければ次は別の物に
抜け毛の様子週に1回メモする急に増えたら相談する

様子を見ると決めた時にやること

今は特に気にならない方は、記録して様子を見るのも立派な選び方です。ただ、何もしないで過ごすのとは違い、決めておくことがいくつかあります。

様子を見る時の進め方
  1. 今日、正面・頭頂部・生え際の写真を同じ照明で撮る
  2. 次に見直す日を、半年後のカレンダーに入れる
  3. 洗い方・乾かし方・睡眠など、毎日の習慣を1つ見直す
  4. 見直す日に写真を撮り、前の写真と並べて見る
  5. 変化を感じたら、育毛剤を始めるか医療機関で相談する

日本皮膚科学会は、髪が抜けなくなる特別な予防法があるわけではない、と説明しています。そのうえで、髪に負担のかかる髪型や極端に頻繁なカラーを避けること、頭皮が乾燥しすぎたり油っぽくならない頻度で洗うことをすすめています。

30歳の毎日で見直しやすい習慣

30歳前後は、仕事の責任が増えたり、生活のリズムが変わったりする時期ですよね。全部を変えようとせず、見直しやすい物から1つ選んでみましょう。

習慣見直しの例
夜ふかし寝る時間をそろえる日を週に何日か作る
食事食事を抜く日が続かないようにする
整髪料付けたまま寝ないで、夜に落とす
洗い方爪を立てず、指の腹で洗う
乾かし方濡れたまま寝ず、根元から乾かす

費用と続け方の見通しを立てる

早いうちから始めるということは、それだけ長く続ける可能性がある、ということでもあります。始める前に、費用の見通しを立てておきましょう。

始める前に確かめること見る場所考え方のポイント
内容量と1回の量箱の使い方1本が何日分か
価格公式の価格ページか店頭1か月分に直して考える
継続の目安の期間箱の注意書き・公式の案内その期間分の費用
定期購入の条件申し込みの最終確認画面回数の縛り・解約の方法

継続の目安を示している商品の例が加美乃素Aで、「概ね6ヶ月間をめやすに」毎日続けて効果を確かめるよう、箱の注意書きで呼びかけています。こうした目安がある商品なら、その期間分で費用を見積もると計画が立てやすくなります。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

定期購入にするなら、最終確認画面に出る回数の条件と解約方法を読み、スクリーンショットで残しておきましょう。もし困ったら、消費者ホットライン188で相談に乗ってもらえます。

見直す日に決めること

見直す日が来たら、写真と頭皮の調子を見て、続けるか、替えるか、相談するかを決めます。『何となく続けてしまう』のが、費用の面ではいちばん困るんです。

見直す日にやることを、メモに一行書いておくだけでも十分です。「写真を比べる」「頭皮のかゆみを確かめる」「1か月あたりの費用を見直す」の3つがあれば迷いません。

2本目を買う前に考えたいこと

1本使い切る頃になると、『このまま同じ物を続けていいのかな』と迷うこともありますよね。2本目を買う前に、使い心地と続けやすさをふり返っておきましょう。

続けにくかった理由がはっきりしているなら、回数の少ない物や香りの違う物に替えるのも一つの方法です。替える時は、前の物の名前と使った期間をメモしておくと、後で比べやすくなります。

親の髪と自分を比べる時に気をつけたいこと

親が薄毛だと、つい親の若い頃の写真と自分を比べてしまいますよね。けれど、比べ方にはいくつか落とし穴があります。

比べる時の落とし穴
  • 昔の写真と今の写真では、撮り方や照明がまったく違う
  • 髪型や髪の長さが違うと、薄く見えるかどうかも変わる
  • 親が気になり始めた年齢を、正確に覚えていないことも多い

比べるなら、親とではなく「半年前の自分」と比べるのがおすすめです。同じ条件で撮った自分の写真がいちばん確かな材料になります。

抜け毛が増えてきたと感じた時の考え方は、抜け毛が増えた時の育毛剤での対処も参考にしてみてください。

親に聞いてみる時は

親に髪のことを聞くのは、少し気まずいかもしれません。聞く時は、こんなふうに軽く切り出してみてください。

「髪のことって、いつ頃から気になってた?自分も少し気になってきてさ」

答えにくそうなら、深く聞かなくても大丈夫です。分かったことは、医療機関で相談する時のメモに加えておきましょう。

気持ちが沈んだ時は

『いずれ同じになると思うと、何をしても気が重い』という時もありますよね。そう感じるのは、自然なことです。

将来のことを考えすぎてつらい時は、今日できることを1つだけ決めてみてください。写真を撮る、寝る時間をそろえる、それだけでも前に進んでいますよ。

よくある質問

親が薄毛なら、自分も薄毛になりますか?

親が薄毛でも、自分が同じように変わるとは言い切れません。気になる時は、今の状態を写真で記録し、変化を感じたら医療機関で相談してください。

30歳で育毛剤を始めるのは早すぎますか?

早すぎるということはありません。ただ、始めるかどうかは年齢より、今の髪と頭皮の状態、毎日続けられるかで決めるのがおすすめです。

予防のために使うなら、どんな育毛剤がいいですか?

箱に「医薬部外品」とあり、効能・効果に「脱毛の予防」などが入っている物から選んでみてください。回数や香りなど、続けやすさも大事な基準です。

早めに始めれば、薄毛を防げますか?

育毛剤の効き方には個人差があり、防げると言い切れる物はありません。今の状態を保つことを目的に、見直す日を決めて続けるのがおすすめです。

何も気にならない今は、何もしなくていいですか?

それも一つの選び方です。ただ、基準になる写真を撮って、見直す日を決めておくと、変化に早く気づけます。

医療機関で相談するのは、どのタイミングがいいですか?

写真で見て変化を感じた時、頭皮に赤みやかゆみがある時、不安が強くて気になる時が目安です。早めに相談して、何も問題ないと分かれば安心できます。

親と同じ育毛剤を使った方がいいですか?

親が使っている物が自分にも合うとは限りません。区分や効能の表示、回数、香りなどを見て、自分の頭皮と生活に合う物を選んでください。同じ物を使う時も、使用上の注意は自分で読んでおきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 親が薄毛の30歳でも、今すぐ育毛剤を始めなければいけないわけではない
  • 始めるかは、今の見え方・頭皮の状態・続けられる時間・費用・目的で決める
  • 始める・様子を見る・相談する、の3つの道は組み合わせてもよい
  • 予防の目的なら、医薬部外品で「脱毛の予防」の表示がある物から選ぶ
  • 費用はひと月あたりで見積もり、見直しの日をカレンダーに入れる
  • 比べる相手は親ではなく、半年前の自分の写真

親の髪を見て心配になるのは、自分の髪を大事にしたい気持ちがあるからこそです。今日の写真を1枚残すところから、落ち着いて始めてみてくださいね。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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