男性の薄毛対策はいつから始める?育毛剤を使い始めるタイミングの考え方

男性が薄毛対策を始めるタイミングを考えるイメージ

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

鏡を見た時や写真を見返した時に、『あれ、前より髪が少ない?』と感じると落ち着かないですよね。男性の薄毛対策はいつから始めればいいのか、まだ早いのか、迷っている方も多いはずです。

結論から言うと、年齢より「気になり始めた今の状態」を記録した時が始め時です。この記事では、始め時を判断するチェック表と、育毛剤をいつから使うかの考え方を紹介します。

目次

男性の薄毛対策はいつから?先に答え

先に答え
  • 「何歳から」という決まりは無い。気になったら、まず今の状態を写真とメモで残す
  • 洗い方や生活の見直しは、年齢に関係なく今日から始められる
  • 男性の育毛剤(医薬部外品)を使い始める時は、商品ごとの対象と使い方を読んでから
  • 発毛剤(第1類医薬品)は成人男性(20歳以上)が対象で、薬剤師に相談して決める

薄毛対策と聞くと、育毛剤を買うことを思い浮かべるかもしれません。でも実は、最初の一歩は買い物ではなく「今を残しておくこと」なんです。

今の状態が分かっていれば、3か月後や半年後に比べられます。比べる物が無いまま始めると、続けるかやめるかを決められなくなってしまうんですよね。

対策の種類いつから始められる?最初にすること
記録(写真・メモ)気になった日から同じ場所・同じ明るさで頭を撮る
洗い方・乾かし方年齢に関係なくシャンプーの量とすすぎ方を見直す
生活の見直し年齢に関係なく睡眠と食事のリズムを書き出す
育毛剤(医薬部外品)商品の表示に従う対象・使い方・注意を読む
発毛剤(第1類医薬品)成人男性(20歳以上)薬剤師に相談する
医療機関への相談気になる症状があれば記録を持って皮膚科へ

始め時が決まらないのはなぜ?

『もう少し様子を見てからでいいかな』と先送りしてしまう方もいますよね。始め時が決めにくいのには、ちゃんと理由があるんです。

一つは、髪の変化がゆっくりなことです。皮膚科Q&A(日本皮膚科学会)によると、毛が伸びるのは1日に約0.4mmで、抜ける前の休止期は2〜3ヶ月です。

もう一つは、抜け毛の量に個人差や季節差があることです。同じQ&Aでは、1日に抜ける毛はおおよそ100本程度までと言われているものの、個人差、季節差、ヘアケアの仕方にもよると書かれています。

変化はゆっくり見えてくる

今日の抜け毛の本数だけで「増えた」「減った」と決めるのは難しいものです。数週間から数か月の単位で見ていくと考えると、気持ちも少しラクになりますよ。

中年期に髪が細くなることもある

同じ皮膚科Q&Aには、中年期になると特に男性では髪の毛が細く短く変化することがある、とも書かれています。こうした変化には個人差があるとされています。

だからこそ、人と比べるより「前の自分」と比べる方が分かりやすいんです。次の章のチェック表を、今日の自分に当てはめてみてください。

始め時を判断するセルフチェック表

ここが一番大事なところです。次の項目のうち、当てはまる物に印を付けてみましょう。病名を決めるための表ではなく、「何から始めるか」を決めるための表です。

チェックする項目当てはまる最初にやること
半年前の写真と比べて、分け目や生え際の見え方が違う□同じ条件で写真を撮り直して比べる
枕や排水口の抜け毛が、前より目につく□1週間、同じ時間に数えてメモする
髪型が決まりにくく、ボリュームが出にくい□洗い方・乾かし方を見直す
家族や友人に髪のことを言われた□言われた場所を写真で残す
頭皮のかゆみ・赤み・フケが続いている□育毛剤より先に皮膚科で相談する
一部だけ丸く抜けている所がある□早めに皮膚科で相談する

上の4つは、今日から記録と手入れを始める合図です。下の2つに当てはまる時は、育毛剤を選ぶ前に皮膚科で相談しましょう。

写真の撮り方のコツ
  • 洗面所など、いつも同じ場所・同じ明るさで撮る
  • 髪が乾いた状態で、分け目をいつもの位置にしてから撮る
  • 正面・頭頂部・左右の生え際の4枚を残す
  • 月に1回、同じ日(例えば月初め)に撮る

抜け毛を数える時は条件をそろえる

抜け毛を数える時は、毎日同じ場面で数えるのがコツです。例えば「朝起きた時の枕」「夜のシャンプーの後の排水口」のように、場面を1つに決めておきましょう。

日によって数がばらつくのは自然なことです。1日の数より、1週間の並びで見た方が、増えているのかどうかがつかみやすくなりますよ。

記録する項目書き方の例
日付毎回書く
数えた場面朝の枕・夜の排水口など1つに決める
おおよその本数正確でなくてよい
頭皮の様子かゆみ・赤み・フケの有無
その日の出来事寝不足・飲み会・汗をかいた など

当てはまる数で何を決める?

当てはまる物が1つでもあれば、記録を始めるには十分です。2つ以上なら、洗い方や生活の見直しも一緒に始めてみましょう。

育毛剤を使うかどうかは、1〜2か月の記録を見てから決めても遅くありません。『早く何かしないと』と焦るより、比べられる材料をそろえる方が、あとで迷わずに済みますよ。

年代ごとに見直したいこと

男性の場合、同じ「髪が気になる」でも、年代によって見直したいことが少しずつ違います。ここでは、育毛剤を使う前後で見ておきたいことを年代別にまとめました。

年代見直したいこと気をつけたいこと
10代洗い方・整髪料の落とし方・睡眠大人用の育毛剤や発毛剤を自分だけで選ばない
20代写真での記録・生活リズム発毛剤は20歳以上が対象。迷ったら薬剤師に相談
30代・40代皮脂やにおい・忙しい時期の続け方続けられる回数と時間帯を先に決める
50代頭皮の乾燥・飲んでいる薬持病や服薬がある時は医師・薬剤師に相談
60代以降使いやすい容器・手の届きやすさ発毛剤は65歳以上は使う前に相談の対象

10代の方へ

10代で髪が気になると、とても不安になりますよね。ただ、市販の発毛剤は20歳未満は使わないと添付文書に書かれています。

まずは保護者に話して、気になる時は皮膚科で相談しましょう。こんな言い方なら切り出しやすいですよ。

「最近、髪のことが気になってて。一回、皮膚科で見てもらってもいいかな?」

20代・30代の方へ

サクセス 薬用育毛トニックについては、20代や30代も使えると花王のQ&Aで案内されています。使える年齢は商品ごとに違うので、箱や公式のQ&Aで確かめておきましょう。

この年代は仕事や生活が変わりやすい時期です。寝る時間や食事の時間が乱れていないか、育毛剤を探す前に一度書き出してみてください。

生活の見直しは何から?

生活の見直しというと大変そうですが、まずは睡眠から考えてみると取りかかりやすいです。成人の睡眠について、厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は6時間以上を目安にしています。

ただ、睡眠と髪を直接結びつけて考える必要はありません。体の調子を整える習慣として、寝る時間と起きる時間を1週間メモしてみるところから始めてみてください。

髪が抜けなくなる特別な予防法があるわけではない、というのが皮膚科Q&Aの書き方です。そのうえで心がけたいこととして、偏らない食事と規則正しい暮らしが挙げられています。

40代以降の方へ

40代以降は、頭皮の乾燥や皮脂の変化を感じる方もいます。アルコールや香料が入っているか、使い心地も選ぶ時に見ておきたいところです。

持病の治療中で薬を飲んでいる方は、育毛剤を使い始める前に主治医や薬剤師に伝えておくと安心ですね。

50代・60代以降の方へ

50代以降は、髪だけでなく体調や飲んでいる薬のことも一緒に考えたい年代です。市販の発毛剤の添付文書では、65歳以上の方は使う前に医師や薬剤師に相談する対象とされています。

育毛剤(医薬部外品)を選ぶ時も、手が届きにくい後頭部まで付けやすい容器か、ボトルが持ちやすいかを見ておくと続けやすいですよ。店頭で実物を手に取ってみるのもおすすめです。

男性が育毛剤をいつから使う?使い始める前の準備

『男性の育毛剤はいつから使えばいい?』という疑問には、「準備が整った時から」と答えるのがいちばん近いです。準備というのは、比べる材料と、続ける仕組みのことなんです。

使い始めるまでの準備
  1. 正面・頭頂部・生え際の写真を撮り、日付をメモする
  2. 1週間、抜け毛の様子と頭皮の状態を書き出す
  3. 区分(医薬部外品か第1類医薬品か)と、対象・使い方を読んで候補を絞る
  4. 1日に使う回数と時間帯(朝・夜)を決める
  5. 定期で買うなら、最終確認画面で2回目以降の条件と解約の方法を確かめる
  6. 使い始めた日を、ボトルとメモの両方に書く

準備に1〜2週間かかっても、それは遠回りではありません。始めた日がはっきりしていると、「何か月続けたか」が数えやすくなります。

育毛剤の基本は育毛剤とはどんな物かで、区分の違いは育毛剤と発毛剤の違いで詳しく書いています。

始める時期は生活の流れで選ぶ

使い始めの時期は、季節よりも「続けやすい時期」で選ぶのがおすすめです。例えば、出張や夜勤が続く時期より、生活が落ち着く時期に始めた方が習慣にしやすいですよね。

歯みがきの後やドライヤーの後など、毎日欠かさずする動作の後に付けると決めておくと忘れにくくなります。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

使い始めてから様子を見る期間の考え方

育毛剤を使い始めると、『いつ頃から変化が分かるの?』と気になりますよね。どの商品でも同じ期間で変化が分かる、ということはありません。

ただ、メーカーや添付文書には、続ける期間の目安が書かれていることがあります。代表的な書き方を並べました。

商品・区分公式に書かれている期間の目安
加美乃素A(医薬部外品)概ね6ヶ月間をめやすに毎日根気よく続けて確かめる
ミノキシジル5%外用液(第1類医薬品)効果がわかるようになるまで少なくとも4ヵ月間、毎日使用
ミノキシジル5%外用液(第1類医薬品)6か月使って改善が見られない時は、使用をやめて相談
目安が書かれていない商品メーカーに問い合わせるか、自分で見直す時期を決める

同じ発毛剤の添付文書には、「本剤は誰にでも効果があるわけではありません」という一文もあります。期間の目安は、効果を約束する物ではないと考えておきましょう。

見直す時期を先に決めておく

使い始める日に、「3か月後に写真を見比べる」「6か月後に続けるか考える」と予定を入れておくと迷いにくくなります。スマホのカレンダーに入れておくのが手軽ですね。

いつ見ること
1か月後頭皮に赤み・かゆみが出ていないか、毎日続けられたか
3か月後最初の写真と同じ条件で撮り比べる
6か月後公式の目安と照らして、続けるか相談するかを考える

期間の目安を詳しく知りたい方は、育毛剤の効果はいつからかも読んでみてください。

使い始めの抜け毛が気になったら

使い始めてすぐに抜け毛が増えた気がする、という方もいます。自分で原因を決めず、頭皮の状態と一緒に記録して、続けるか迷う時は薬剤師や皮膚科に相談しましょう。

使い始めの抜け毛については、初期脱毛の考え方で紹介しています。

育毛剤より先に皮膚科へ行きたいサイン

始め時を考える前に、皮膚科で相談した方がいい場合もあります。抜け毛がある時は、皮膚科のような専門の医療機関で対策を知るのが大切だと、日本皮膚科学会も案内しています。

育毛剤選びより受診を優先したいサイン
  • 丸く抜けている所や、急に広がった所がある
  • 頭皮のかゆみ・赤み・痛み・フケが続いている
  • 短い期間に抜け毛が急に増えた
  • まゆ毛など頭髪以外の毛も抜けている
  • 体調の変化や、飲み始めた薬がある

受診する時は、撮りためた写真とメモを持っていくと話が早いです。

「半年前と比べて、このあたりが気になっています」と写真を見せながら話すと、伝わりやすいですよ。いつから気になったか、何を使っているかを伝えやすくなります。

皮膚科の受診は「大げさかな」と思う方もいるかもしれません。でも、相談してみて何もなければ、それも安心材料になりますよね。

医療機関で相談する領域もある

男性型脱毛症の治療は医療機関で相談する領域で、皮膚科Q&Aでは有効な治療法の多くは保険診療で受けられないと書かれています。費用や治療の内容は、受診する前に医療機関に聞いておきましょう。

育毛剤とクリニックの違いは、AGAクリニックと育毛剤の違いで紹介しています。

薄毛対策を始める時によくある失敗

始め時に迷っている時ほど、次のような失敗が起きやすくなります。どれも、少し準備しておくだけで防げることばかりです。

ありがちな失敗どうしてそうなる?防ぎ方
写真を撮らずに始めた早く何かしたかった始める前に4方向の写真を残す
何本も同時に使い始めた早く変化を感じたかった1本ずつ、始めた日を記録して試す
1か月で別の物に替えた変化が見えず不安になった公式の目安や見直す時期を先に決める
定期の条件を読まずに申し込んだ初回の案内だけを見た最終確認画面で2回目以降と解約の方法を見る
かゆみがあるのに続けたもったいないと思った異常が出たら使うのをやめて皮膚科へ

『せっかく買ったから』と我慢して使い続けるのは、頭皮のためにも避けたいところです。合わないと感じたら、早めに切り替えを考えましょう。

未成年の方の発毛剤は使わない

20歳未満の人は使わないことが、市販の発毛剤の添付文書に書かれています。家族の発毛剤を借りて使うのもやめておきましょう。

続けるための小さな仕組み

続けるコツは、気合いより仕組みです。育毛剤のボトルを洗面台の見える場所に置く、ドライヤーの横に置く、といった工夫だけでも付け忘れは減ります。

付けた日にカレンダーへ印を付けるのも手軽な方法です。印が並んでいくと、続けた期間がひと目で分かるので励みにもなりますよ。

よくある質問

男性の薄毛対策は20代からでは早いですか?

早すぎるということはありません。まず写真と抜け毛の記録を始め、洗い方や生活を見直すところからで十分です。

男性の育毛剤はいつから使えばいいですか?

記録を始めて今の状態が分かり、使い方と続ける時間帯を決めた時が始めやすいタイミングです。商品ごとの対象年齢や注意も読んでおきましょう。

予防のつもりで早めに使い始めてもいいですか?

医薬部外品の育毛剤の効能には「脱毛の予防」が含まれます。商品の対象や使い方を読み、肌に合うかを見ながら続けてください。

どのくらい続けたら、やめるか考えればいいですか?

メーカーが期間の目安を書いている商品は、その期間を一つの区切りにしましょう。目安が無い商品は、6か月など自分で見直す時期を決めておくと迷いません。

家族に薄毛の人がいる場合は、早めに始めた方がいいですか?

家族の髪の様子と自分の状態は同じとは限りません。気になる時は、自分の記録を持って皮膚科で相談してみてください。

発毛剤は何歳から使えますか?

市販の男性用の発毛剤は、成人男性(20歳以上)が対象と添付文書に書かれています。65歳以上の方は使う前に医師や薬剤師に相談する対象です。

まとめ

この記事の要点
  • 男性の薄毛対策に「何歳から」の決まりは無い。気になった日に写真とメモを残すのが始め時
  • セルフチェック表で、記録から始めるか、皮膚科に先に相談するかを決める
  • 年代ごとに見直したいことは違う。10代は保護者と、持病がある人は医師・薬剤師と相談
  • 育毛剤は準備を整えてから使い始め、始めた日を記録する
  • 期間の目安は商品ごとに違い、効果を約束する物ではない。見直す時期を先に決めておく

髪のことは、気になり始めた時がいちばん不安になりやすいものです。まずは今日、1枚写真を撮るところから始めてみてくださいね。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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