中学生の抜け毛対策は?毎日の洗い方・睡眠と親子での相談の仕方

中学生の抜け毛対策で使うタオルやくし、部活の帽子のイメージ

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お風呂の排水口や枕に落ちている髪を見て、『中学生なのに、こんなに抜けて大丈夫?』と不安になっていませんか。部活や勉強で忙しい毎日だと、髪のことは後回しになりがちですよね。

結論から言うと、中学生の抜け毛対策は、毎日のやさしい洗い方と乾かし方、部活の日の汗と日焼けのケア、しっかり眠ることが基本です。そのうえで、気になる時は一人で悩まず保護者に話し、必要なら皮膚科に相談しましょう。この記事では、1日の手入れの流れと、親子での相談の仕方をお話しします。

目次

中学生の抜け毛対策は?先に答え

先に答え
  • 毎日ある程度の毛が抜けるのは自然なこと
  • 洗う・乾かす・寝る前の手入れを、毎日同じ流れで続ける
  • 部活の日は、汗をそのままにしない・日差しから頭を守る
  • 寝る時間を確保し、夜ふかしを習慣にしない
  • 気になったら保護者に話し、急に増えた・まだらに抜ける時は皮膚科へ

『大人用の育毛剤を使えば早いのでは』と考える人もいるかもしれません。でも、中学生がまず見直したいのは毎日の手入れと生活です。大人用の物を使う話は、この記事の後半でお話ししますね。

中学生の抜け毛でよくある心配まず考えたいこと
排水口の毛が多い気がする毎日ある程度抜けるのは普通。週1回、同じ条件で見てみる
部活の後に頭がかゆい汗や皮脂が残っていないか、洗い方を見直す
夜ふかしが続いている寝る時間を少しずつ前にずらす
小さく丸く抜けている所がある自分で様子を見続けず、保護者に話して皮膚科へ

毎日どのくらい抜けるのが普通?

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、1日に抜ける毛の量は、個人差や季節差、ヘアケアの仕方でも変わり、おおよそ1日100本程度までといわれると説明されています。髪は伸びる時期と休む時期をくり返していて、古い毛が抜けて新しい毛に生え替わっているんです。

つまり、毎日何本か抜けること自体は心配しなくて大丈夫。気にし始めると、いつもと同じ量でも多く見えてしまうこともありますよね。

本数を毎日数えなくていい

毎日数えると、かえって不安が大きくなりがちです。週に1回、シャンプーの後の排水口を見て「少ない・いつもどおり・多い」の3つで書いておくくらいで十分ですよ。

「いつもと違う」と感じたら見ておきたいこと

見る所気にしておきたい様子
抜けた毛急に量が増えた、短く切れた毛が多い
頭皮赤み・かゆみ・ふけ・かさぶたがある
抜けている場所丸く抜けている、まだらに薄い所がある
生え際や分け目写真で見比べて、見え方が変わってきた
自分のくせ無意識に髪を引っぱったり抜いたりしている

一つでも当てはまって気になる時は、後で紹介する「受診の目安」も読んでみてください。

多く見えやすい場面もある

髪を伸ばしている人は、1本1本が長いぶん、同じ本数でも排水口にたまった毛が多く見えます。数日おきに洗った日や、久しぶりにブラッシングした日も、たまっていた毛がまとめて抜けるので多く感じやすいんです。

見比べる時は、毎回同じ条件で見ることが大切です。「毎日洗った日のシャンプーの後」のように決めておくと、本当に増えたのかが分かりやすくなりますよ。

中学生の1日の髪の手入れ表

髪の手入れは、特別なことより毎日の流れを決めてしまう方が続きます。朝から夜まで、こんな流れを目安にしてみてください。

時間やることひとこと
朝目の粗いくしで毛先からとかす寝ぐせを強く引っぱって直さない
朝整髪料は少しだけ、地肌に付けない付けた日は夜にしっかり洗う
学校汗をかいたらタオルで押さえるゴシゴシこすらない
部活の後帽子やヘルメットを脱いで頭を乾かす蒸れたままにしない
夜(入浴)ぬるま湯で予洗いしてから洗う指の腹でやさしく
夜(入浴後)タオルで押さえて水気を取り、すぐ乾かす濡れたまま寝ない

ポイントは、夜にその日の汗や整髪料を落とし、乾かしてから寝ることです。これだけでも、頭皮はずっと過ごしやすくなりますよ。

夜の洗い方と乾かし方
  1. ぬるま湯で、髪と頭皮をしっかり流す
  2. シャンプーを手に取り、両手でこすり合わせて泡を作る
  3. 指先の腹で、頭のてっぺんから耳の上へ向かって洗う
  4. 首の後ろの髪の生え際まで、ぬめりがなくなるまで流す
  5. タオルで髪をはさむようにして、こすらずに水分を取る
  6. ドライヤーは少し離して、根元から乾かす

洗いすぎも気をつけたい

『抜け毛が気になるから、1日に何回も洗おう』と思う人もいるかもしれません。皮膚科Q&Aでは、頭皮が乾燥しすぎたり油っぽくなったりしない頻度で洗うことが挙げられています。

朝と夜に何度もシャンプーするより、夜に1回、ていねいに洗う方が頭皮にはやさしいんです。朝に寝ぐせが気になる時は、ぬらしたタオルで整えるくらいにしておきましょう。

整髪料やヘアアイロンを使う日は

休みの日に整髪料やヘアアイロンを使いたい人もいますよね。整髪料は髪の表面だけに付け、地肌にべったり付けないのがコツです。使った日は、その日の夜にいつもより丁寧に予洗いしてから洗いましょう。

ヘアアイロンは、熱を同じ所に長く当てないようにします。毎日使うと髪が傷みやすいので、使うのは出かける日だけ、と決めておくのもいい方法です。

部活の日の工夫:帽子・汗・日焼け

部活をがんばっている人ほど、頭は汗や日差しにさらされていますよね。少しの工夫で、頭皮の負担を減らせます。

部活の日のチェック
  • 帽子やヘルメットは、休けいの時に脱いで風を通す
  • 汗はタオルで押さえて取る(こすらない)
  • 屋外の部活では、帽子で日差しから頭を守る
  • 帰ったら、その日のうちに汗を洗い流す
  • 帽子の内側も、定期的に洗って清潔にする

気象庁は紫外線対策として、帽子や長袖の衣服を着るなどの対策が有効だと案内しています。外での練習が長い日は、髪の分け目や頭のてっぺんも日差しを受けやすいので、帽子をかぶれる時はかぶっておきましょう。

部活の場面頭のためにできること
野球・ソフトボール(帽子・ヘルメット)休けいごとに脱いで汗を拭く。帽子は洗い替えを用意
サッカー・陸上など屋外の競技練習の前後に帽子で日差しを避ける
水泳練習後はシャワーで髪をよく流し、乾かしてから帰る
剣道など面をかぶる競技手ぬぐいやタオルは毎回洗ったものを使う
室内の競技汗をかいたらタオルで押さえ、帰宅後に洗う

髪を強く結ぶ時は

長い髪を毎日きつく結んでいる人は、結ぶ位置を日によって変えたり、少しゆるめにしたりしてみてください。皮膚科Q&Aでも、髪に負担のかかる髪型は避けるよう書かれています。

練習中だけしっかり結び、終わったらほどいて休ませる、という使い分けもおすすめです。シュシュなど、髪が引っかかりにくいゴムを選ぶのもいいですね。

合宿や大会で家を離れる日は

合宿や遠征の時は、ふだんの手入れの流れがくずれやすいですよね。小さめのタオルを多めに持っていき、汗をかいたらこまめに押さえて取りましょう。

宿のシャンプーが合わないか心配な人は、いつものシャンプーを小さな容器に入れて持っていくと安心です。疲れていても、髪を乾かしてから寝ることだけは続けてみてください。

睡眠とスマホ:寝る時間を確保するコツ

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、中学・高校生は8〜10時間を参考に睡眠時間を確保するよう示されています。朝は日の光を浴びて朝食をとり、日中は体を動かし、夜ふかしを習慣にしないことも勧められています。

『塾や宿題で、そんなに寝られない』という人も多いはずです。いきなり全部変えなくて大丈夫。15分ずつ寝る時間を前にずらすところから始めてみましょう。

寝る時間を少しずつ前にずらす
  1. 寝る前のスマホは、時間を決めて机の上に置く
  2. お風呂の後、髪を乾かしたら「寝る準備」に入る
  3. 寝る時間を、1週間ごとに15分ずつ早める
  4. 休みの日も、起きる時間を大きくずらさない
  5. 朝はカーテンを開けて、日の光を浴びる

眠れない夜が続く時は

テストや大会の前は、緊張でなかなか寝つけないこともありますよね。そんな夜は、布団の中でスマホを見るのをやめて、部屋を暗くして目を閉じるだけでも体は休まります。

眠れない日が何週間も続いたり、昼間に起きていられないほど眠かったりする時は、保護者に話して、かかりつけの医師に相談してみてください。

食事は「抜かない」がいちばん

朝ごはんを抜いたり、体重を気にして食事を減らしすぎたりしていませんか。皮膚科Q&Aでは、バランスのとれた食生活と規則正しい生活を心がけることが挙げられています。

何かひとつの食べ物で髪の量が変わる、ということはないんです。家で出されるごはんをしっかり食べることが、成長期の体にとっても大切ですよ。

保護者への相談の仕方

『親に言うのは恥ずかしい』『心配させたくない』と思って、一人で悩んでいる人もいるかもしれません。でも、皮膚科の予約も、シャンプー選びも、保護者と一緒の方がずっと進めやすいんです。

切り出す時は、まじめに話さなくても大丈夫。たとえば、こんな言い方で始めてみてください。

「最近、お風呂の時の抜け毛が多い気がして、ちょっと気になってる」

「頭がかゆい日が続いてて、シャンプー変えた方がいいかな」

話す前にまとめておくとよいこと
  • いつ頃から気になり始めたか
  • どこが気になるか(排水口の毛・分け目・頭のかゆみ 等)
  • 部活や睡眠など、最近変わったこと
  • できれば、気になる所の写真

保護者の方へ

お子さんから髪の相談を受けたら、まずは「話してくれてありがとう」と受け止めてあげてください。「気にしすぎ」「そのうち治まる」と流されると、次から話しにくくなってしまいます。

一緒に頭皮を見て、気になる所があれば写真を撮っておきましょう。丸く抜けている所がある、頭皮が赤い・かゆいなどの時は、皮膚科の受診を考えてみてください。

保護者ができること控えたいこと
話を最後まで聞く「気にしすぎ」で終わらせる
一緒に頭皮を見て、写真を残す家族の前で髪のことをからかう
受診の予約を手伝う大人用の育毛剤を黙って使わせる
寝る時間や食事を一緒に整える叱って夜ふかしをやめさせようとする

学校の先生や保健室に話す時は

家では言いにくい時は、保健室の先生に相談してみるのも一つの方法です。「髪のことで少し気になっていて」と話すだけで、保護者への伝え方を一緒に考えてもらえることもありますよ。

からかわれてつらい時は、担任の先生や保健室の先生に話してください。髪のことで人をからかうのはよくないことで、がまんする必要はありません。

皮膚科を受診する目安

抜け毛が気になる時は、皮膚科のような専門の医療機関で相談することを日本皮膚科学会も勧めています。次のような時は、家で様子を見続けず、保護者と一緒に皮膚科へ相談してみましょう。

こんな時どうする?
丸く抜けている所がある、広がってきた早めに皮膚科へ
頭皮に赤み・かゆみ・ふけ・かさぶたが続く皮膚科へ
短い時間で急に抜け毛が増えた皮膚科へ。記録も持っていく
髪を抜くくせがやめられない皮膚科へ。叱らずに相談を
量は普通だが、見え方が気になる写真の記録を続け、気になれば相談

皮膚科Q&Aでは、毛を抜くくせは子どもから大人まで見られ、子どもの場合は叱らずに温かく見守ることが大切とされています。気持ちの負担が大きい時は、心療内科への相談も勧められています。

診察で聞かれやすいこと

聞かれること答え方のヒント
いつから気になっていますかメモを見ながら「○月頃から」と答える
どこが気になりますか写真を見せながら伝える
かゆみや痛みはありますかある・ない、いつからかを答える
最近、生活で変わったことは部活・睡眠・食事の変化を伝える
髪を引っぱるくせはありますか心当たりがあれば正直に

うまく答えられなくても大丈夫です。分からないことは「分からない」と言ってかまいませんよ。

受診の日に持っていく物

持ち物ひとこと
健康保険の資格が確認できる物保護者に用意してもらう
気になる所の写真日付ごとに並べておく
抜け毛のメモいつから、どのくらい
使っているシャンプー・整髪料の名前スマホで写真を撮っておくと楽
お薬手帳飲んでいる薬がある人は

診察では、話すのが苦手なら保護者に代わりに話してもらってもかまいません。聞きたいことはメモにして渡しておくと安心ですよ。

大人用の育毛剤・発毛剤を使う前に

家に家族の育毛剤があると、『こっそり使ってみようかな』と思うこともありますよね。でも、自分の判断で大人用の物を使うのはやめておきましょう。

ミノキシジルを配合した発毛剤(第1類医薬品)の使用上の注意には、使用しない人として「未成年者(20歳未満)」が書かれています。医薬部外品の育毛剤でも、メーカーによっては小中学生への使用を積極的にはすすめておらず、皮膚科などで相談するよう案内している例があります。

一人で使わない

大人用の育毛剤・発毛剤を、保護者や医師に相談せずに使わないでください。海外の薬をネットで取り寄せるのも、健康被害のおそれがあるのでやめておきましょう。

シャンプーを選ぶ時は

シャンプーを変えたい時は、保護者と一緒にドラッグストアで選ぶと安心です。外箱に「医薬部外品」とある薬用シャンプーは、ふけ・かゆみを防ぐなどの効能が表示されています。頭がかゆい・ふけが気になる人は、そうした表示を見て選ぶのも一つの方法です。

香りや泡立ちより、使ってしみないか、かゆくならないかを大事にしましょう。合わないと感じたら使うのをやめて、保護者に伝えてくださいね。

中学生と育毛剤の関係は、中学生が育毛剤を使ってもいいかで詳しく紹介しています。大人が使う育毛剤がどういう区分の物なのかは、育毛剤の基本をまとめた記事で保護者の方と一緒に読んでみてください。

育毛剤えらび

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この記事に出てきた言葉

言葉ひと言でいうと
毛周期髪が伸びる・休む・抜けるをくり返す流れ
医薬部外品薬用シャンプーや育毛剤など、決められた効能を表示できる物
第1類医薬品薬剤師が説明して売る、特に注意が必要な市販薬
皮膚科皮膚・髪・爪の悩みを診てもらえる診療科

よくある質問

中学生なのに抜け毛が多い気がします。変ですか?

毎日ある程度の毛が抜けるのは自然なことで、1日100本程度までといわれています。急に増えた、丸く抜けている所がある時は、保護者に話して皮膚科に相談しましょう。

部活で帽子をかぶると抜け毛が増えますか?

帽子をかぶること自体を心配しすぎなくて大丈夫です。休けいの時に脱いで汗を拭き、帰ったらその日のうちに洗い流しましょう。

シャンプーは1日に何回すればいいですか?

夜に1回、ていねいに洗うのが基本です。何度も洗うと頭皮が乾燥しやすくなるので、朝は寝ぐせを整えるくらいにしておきましょう。

中学生は何時間くらい寝ればいいですか?

厚生労働省の睡眠ガイドでは、中学・高校生は8〜10時間を参考に睡眠時間を確保するよう示されています。少しずつ寝る時間を早めてみてください。

抜け毛のことを家の人に話しづらいです。

「最近、抜け毛が多い気がする」と短く伝えるだけで大丈夫です。直接言いにくければ、メモや写真を見せる方法もあります。

家にある大人用の育毛剤を使ってもいいですか?

自分の判断で使わないでください。発毛剤は未成年者が使えない医薬品で、医薬部外品の育毛剤も、使う前に保護者や皮膚科に相談しましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 毎日ある程度抜けるのは自然。週1回、同じ条件で見ておく
  • 夜にやさしく洗い、乾かしてから寝る流れを毎日続ける
  • 部活の日は汗をそのままにせず、日差しから頭を守る
  • 中学・高校生の睡眠は8〜10時間が目安。少しずつ早寝に
  • 気になったら保護者に話し、受診の目安に当てはまれば皮膚科へ

髪の悩みは、人に話しにくいものですよね。でも、話してみると意外と気持ちが軽くなることもあります。毎日の手入れを続けながら、困った時は保護者や皮膚科を頼ってくださいね。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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