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抜け毛を止める方法をいろいろ調べたけれど、『結局、何からどの順番でやればいいの?』と迷っていませんか。情報が多すぎて、手をつける前に疲れてしまいますよね。
結論から言うと、抜け毛を止める方法は「1つずつ、順番に、記録しながら」試すのが近道です。毛の生えかわりはゆっくりなので、1か月と3か月の区切りで見直すと判断しやすくなります。
この記事では、週ごと・月ごとの実行プランと記録シート、やめ時や相談のタイミングが分かります。
抜け毛を止める方法、何から試す?先に答え
- 抜け毛を完全に止める方法はなく、目指すのは減らせる要因を減らすこと
- 1週目は洗い方、2週目は髪型、3週目は睡眠、4週目は食事と、1つずつ試す
- 1か月目の終わりに一度振り返り、育毛剤を加えるか決める
- 3か月目に「続ける・変える・相談する」を記録で判断する
髪には成長期・退行期・休止期という生えかわりの流れがあり、日本皮膚科学会のQ&Aでは休止期は2〜3か月とされています。だから、数日で「効いた」「効かない」を決めるのは早すぎるんです。
『3か月も待てない』と思う方もいますよね。だからこそ、待つ間にやることを週ごとに決めておくと、ただ不安な時間を過ごさずに済みますよ。
| 時期 | やること | 見るもの |
|---|---|---|
| 始める前 | 記録シートと写真の準備・目的を決める | 今の状態 |
| 1週目 | 洗い方と乾かし方を変える | 洗った後の頭皮の感じ |
| 2週目 | 髪型・帽子・日差しの負担を減らす | 生え際や分け目の地肌 |
| 3週目 | 寝る時間をそろえる | 朝の頭皮のべたつき |
| 4週目 | 食事のリズムを整える | 1か月分の記録 |
| 2〜3か月目 | 続ける習慣をしぼり、育毛剤を加えるか決める | 月ごとの写真 |
| 3か月目の終わり | 続ける・変える・相談するを決める | 3か月分の記録 |
なぜ抜け毛がゼロにならないのか、止めにくい抜け毛との見分け方は抜け毛を止める方法はある?で紹介しています。ここでは「試す順番」と「見直しの時期」にしぼってお話ししますね。
始める前の準備:記録シートを作る
プランを始める前に、今の状態を残しておきましょう。あとで比べる「スタート地点」がないと、変化があっても気づけないんです。
- 抜け毛を数える場所を1つ決める(排水口・ブラシ・枕など)
- 分け目・つむじ・生え際の写真を、同じ照明・同じ角度で撮る
- 頭皮の様子(かゆみ・ふけ・べたつき)を一言でメモする
- 「何のために見直すか」を1行で書いておく
- 1か月後と3か月後の見直し日をカレンダーに入れる
記録シートは、次のような形がおすすめです。ノートに線を引くだけで作れますよ。
| 週 | 試したこと | 抜け毛のめやす(週2回) | 頭皮の様子 | できた日の数 | ひとことメモ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1週目 | 洗い方・乾かし方 | 月曜・木曜に記入 | かゆみ・べたつき | 日数を記入 | 予洗いを長めにした |
| 2週目 | 髪型・帽子 | 月曜・木曜に記入 | 生え際の地肌 | 日数を記入 | ゴムをゆるめにした |
| 3週目 | 寝る時間 | 月曜・木曜に記入 | 朝のべたつき | 日数を記入 | 寝る時間をそろえた |
| 4週目 | 食事のリズム | 月曜・木曜に記入 | 全体の調子 | 日数を記入 | 朝食を抜かなかった |
『毎日数えるのはつらい』という方も、週2回なら続けやすいはずです。数えた日の条件(洗髪の時間・前回の洗髪からの日数)は、毎回そろえておきましょう。
写真は条件をそろえて撮る
写真は、撮るたびに明るさや角度が違うと見比べられません。最初に撮る時に、条件をメモしておきましょう。
| そろえる条件 | 例 |
|---|---|
| 場所と照明 | 洗面所の天井の明かりだけで撮る |
| 髪の状態 | 乾かし終えて、スタイリング剤を使う前 |
| 角度 | 分け目は真上、生え際は正面と斜め45度くらい |
| 撮る人 | 自分で撮るなら毎回同じ持ち方、家族に頼むなら同じ人 |
| 撮る日 | 見直し日と同じ日に撮る |
スマートフォンのアルバムに専用のフォルダを作り、日付が分かる名前で残しておくと、3か月後に並べて見る時に楽ですよ。
目的を1行で書いておく理由
目的があいまいだと、少し抜け毛を見ただけで「やっぱりダメだ」と感じやすくなります。例えば「排水口の抜け毛を前より増やさない」「頭皮のかゆみを抑える」など、確かめられる言葉で書くのがコツです。
本数の数え方そのものは、抜け毛が多い時の本数の数え方でくわしく紹介しています。
1か月目:週ごとに1つずつ試すプラン
1か月目は、毎日の習慣を1週間に1つずつ見直していきます。前の週に始めたことは、やめずに続けたまま次に進むのがポイントです。
1週目:洗い方と乾かし方
最初の週は、毎日欠かさず入るお風呂の時間から変えていきます。洗う頻度は、頭皮がカサカサにもベタベタにもならない程度が目安だと、日本皮膚科学会のQ&Aにあります。
- シャンプーの前に、ぬるめのお湯で頭皮を流しておく
- 爪を立てず、指の腹で洗う
- 生え際や耳のうしろのすすぎ残しに気をつける
- 濡れた髪のまま寝ず、根元から乾かす
2週目:髪型・帽子・日差し
2週目は、日中に頭皮へかかる負担を見直します。同じQ&Aでは、髪に負担のかかる髪型や、極端に頻繁なカラーリングを避けることも挙げられています。
毎日同じ位置で強く結んでいる方は、結ぶ位置を日によって変えたり、ゴムをゆるめにしたりしてみてください。帽子をかぶる日は、ときどき脱いで蒸れを逃がすのもおすすめです。
日差しの強い日に長く外にいる時は、帽子や日傘で頭皮の日焼けを避けるのも一つの見直しです。分け目をときどき変えるだけでも、同じところに日が当たり続けるのを避けられますよ。
3週目:寝る時間をそろえる
3週目は、生活のリズムに手をつけます。いきなり長く寝ようとするより、寝る時間を毎日そろえるほうが続けやすいですよ。
夜勤や交代勤務がある方は、時間をそろえるのが難しいですよね。その場合は「勤務明けの寝る前に、髪を乾かしてから横になる」など、勤務の形に合わせた決めごとにしてみてください。
例えば「平日も休日も、寝る時間の差を小さくする」と決めるだけでも十分です。夜遅くまでスマートフォンを見てしまう方は、寝る前の置き場所を変えてみるのも手ですね。
4週目:食事のリズムを整える
4週目は食事です。特定の食べ物を増やすより、食事を抜かない、偏らないことを意識してみてください。
同じQ&Aが挙げているのも、偏りの少ない食事と規則正しい毎日です。急なダイエットはしないようにしましょう。睡眠や食事の細かな見直し方は、生活習慣の見直し表の記事を参考にしてくださいね。
1か月目の終わりにする振り返り
4週間たったら、記録シートを見ながら振り返ります。ここで大事なのは、抜け毛の本数だけで良し悪しを決めないことです。
- 4つの見直しのうち、続けられたのはどれか
- 続かなかったものは、なぜ続かなかったか
- 頭皮のかゆみ・べたつき・ふけはどう変わったか
- 抜け毛の本数は、条件が同じ日どうしで比べてどうか
- 始める前の写真と比べて、気になる変化はないか
| 1か月目の結果 | 考えられること | 2か月目にすること |
|---|---|---|
| 習慣は続いた・抜け毛は横ばい | 毛の生えかわりはゆっくりなので、まだ判断は早い | 同じ習慣を続け、記録も続ける |
| 習慣が続かなかった | やることが多すぎたかも | 続いたものだけ残して、1つ足す |
| 頭皮のかゆみが減った | 洗い方の見直しが合っているかも | 洗い方はそのまま続ける |
| 抜け毛がはっきり増え続けている | 自分だけでは判断しにくい | 記録を持って皮膚科で相談 |
| 頭皮に赤みや痛みが出た | 頭皮に負担がかかっているかも | 新しく始めたことを中止して相談 |
『1か月がんばったのに何も変わらない』と感じても、がっかりしなくて大丈夫です。休止期だけでも2〜3か月あるので、1か月目は「習慣が回っているか」を確かめる月だと考えてみてください。
2〜3か月目:育毛剤を加えるか決める
2か月目からは、1か月目に続けられた習慣をベースにして、育毛剤を加えるかどうかを考えるタイミングです。先に習慣を整えておくと、育毛剤を始めた後の変化も見やすくなります。
| 区分 | 表示できる効能の例 | 加える前に確かめたいこと |
|---|---|---|
| 医薬部外品(薬用育毛剤) | 育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛 | 有効成分・使い方・使用上の注意 |
| 化粧品(ヘアトニック等) | 頭皮、毛髪をすこやかに保つ、フケ・カユミを抑える など | 育毛はうたえない区分であること |
| 第1類医薬品(発毛剤) | 壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防(製品の例) | 使える人の条件・薬剤師の説明 |
医薬部外品の育毛剤に表示される「脱毛の予防」は、抜け毛を防ぐという意味です。抜け毛を止めると約束する言葉ではなく、効き方には個人差があります。
ミノキシジル配合の発毛剤(第1類医薬品)は、添付文書で使える人の条件が決まっています。女性や20歳未満の人は使わないことなども書かれているので、気になる時は薬剤師に相談してから考えましょう。
2か月目は「続いた習慣」をしぼる月
1か月目に試した4つのうち、無理なく続いたものを残して、続かなかったものは形を変えてみましょう。例えば「毎日同じ時間に寝る」が難しかったなら、「平日だけそろえる」にゆるめるのもありです。
- 続けている習慣を2〜3個にしぼって書き出した
- 続かなかった習慣は、やり方をゆるめるか一度休むか決めた
- 育毛剤を加えるか、もう1か月習慣だけで様子を見るか決めた
- 次の見直し日をカレンダーで確かめた
『全部やらないと意味がないのでは』と思うかもしれませんね。実は、続けられることを長く続けるほうが、記録で変化を確かめやすいんです。
育毛剤を加える時のルール
育毛剤を加える時は、同じタイミングでシャンプーや生活習慣をあれこれ変えないのがコツです。何が合ったのか、何が合わなかったのかが分からなくなってしまうんです。
- 使い始める日を記録シートに書く
- 箱や商品ページの使い方・回数を確かめ、その通りに使う
- 使い始めの数日は、頭皮に赤みやかゆみが出ないか見る
- 写真は月1回、始める前と同じ条件で撮る
- 3か月目の終わりに、全体を見返す
育毛剤の区分や有効成分の基本は、育毛剤とはどんな商品かにまとめています。育毛剤の効果が分かるまでの考え方は、育毛剤はいつから効果が出る?も参考にしてみてください。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る3か月目の見直し:続ける・変える・相談する
3か月たったら、記録シートと写真を並べて、これからどうするかを決めましょう。迷った時は、次の判断表を使ってみてください。
| 3か月分の記録 | おすすめの判断 | 次にすること |
|---|---|---|
| 習慣も育毛剤も続き、頭皮の調子が落ち着いている | 続ける | 記録は月1回に減らして続ける |
| 抜け毛は横ばい、頭皮のトラブルもない | 続けるか、目的を見直す | 何に期待しているかを書き直す |
| 使い心地が合わず、続かなかった | 変える | 区分・成分・容器・香りで選び直す |
| 抜け毛が増え続けている | 相談する | 記録を持って皮膚科へ |
| 頭皮に赤み・かゆみ・かぶれが出た | 中止して相談する | 使っていた物を持って皮膚科や薬剤師へ |
『もう少し続ければ変わるかも』と迷う時は、続ける期間をもう一度区切ってみるのがおすすめです。例えば「次の見直し日まで同じ方法で続ける」と決めておくと、ずるずる迷わずに済みます。
3か月を過ぎたら、記録は軽くしていい
3か月の見直しで「続ける」と決めたら、記録はもっと軽くして大丈夫です。抜け毛を数えるのは月に数回、写真は2〜3か月に1回くらいでも、変化の流れはつかめます。
毎日抜け毛を見続けると、それだけで気持ちが疲れてしまうことも。『見ないと不安』という時期を過ぎたら、記録の手間を減らして、習慣を続けることに力を回してみてください。
商品を変える時は1つだけ変える
育毛剤を変える時は、シャンプーや生活習慣はそのままにしておきましょう。前の商品と何が違うかを、区分・有効成分・使い心地の順に見比べると選び直しやすいですよ。
効果が分からなかった時の受け止め方は、育毛剤は意味ない?そう感じる理由でも紹介しています。
やめ時と、相談に切りかえるタイミング
プランの途中でも、次のような時は自分で続けるより、相談に切りかえてください。日本皮膚科学会も、抜け毛が気になったら皮膚科などで対策を聞くことをすすめています。
- 円形に抜けているところを見つけた
- 短い期間で抜け毛がはっきり増えた
- 頭皮の赤み・かゆみ・痛み・かぶれが続いている
- 育毛剤を使い始めてから頭皮に異常が出た
- 眉毛や体の毛も抜けやすくなった
| 相談したい内容 | 相談先 | 持っていくもの |
|---|---|---|
| 抜け毛の増え方・頭皮の異常 | 皮膚科 | 記録シート・写真 |
| 育毛剤で頭皮に異常が出た | 皮膚科・薬剤師 | 使っていた商品 |
| 治療中の薬と抜け毛の関係 | 処方した医師・薬剤師 | お薬手帳 |
| 発毛剤を使ってよいか | ドラッグストアの薬剤師 | 年齢・持病・飲んでいる薬のメモ |
| 定期購入の解約のトラブル | 消費者ホットライン188 | 注文画面の記録 |
薬で治療を受けている方は、プランのために薬を止めたり減らしたりはしないでください。気になることは主治医か薬剤師に聞いてみましょう。妊娠中・授乳中の方や持病がある方も、育毛剤を加える前に医師や薬剤師に聞いておくと安心です。
プランが続かない時のよくある失敗
計画を立てても、途中で止まってしまうことはよくあります。よくある失敗と、立て直し方を見ておきましょう。
| よくある失敗 | 立て直し方 |
|---|---|
| 1週目から全部を同時に始めた | 1つに戻して、週に1つずつ足す |
| 記録を毎日付けて疲れた | 週2回に減らす |
| 見直し日を決めていなかった | カレンダーに1か月後と3か月後を入れる |
| 抜け毛を見るたびにプランを変えた | 見直し日までは同じ方法を続ける |
| 育毛剤と新しいシャンプーを同時に始めた | どちらか1つずつにする |
『一度サボったら、もう最初からやり直し?』と思うかもしれません。でも、そんなことはないんです。できなかった日は「できなかった」と書くだけにして、次の日から戻れば大丈夫ですよ。
よくある質問
抜け毛を止める方法は、どれから試せばいいですか?
毎日欠かさず入るお風呂の時間から、洗い方と乾かし方を見直すのが始めやすいです。そのあと髪型、睡眠、食事と、1週間に1つずつ足していきましょう。
見直しの効果は、どのくらいで分かりますか?
毛の生えかわりはゆっくりで、日本皮膚科学会のQ&Aでは休止期は2〜3か月とされています。1か月目は習慣が続いているかを確かめ、3か月目に記録全体で判断するのがおすすめです。
育毛剤は最初から使ったほうがいいですか?
先に毎日の習慣を整えておくと、育毛剤を加えた後の変化が見やすくなります。始める時は使い始めた日を記録し、ほかのことを同時に変えないようにしましょう。
記録は毎日付けないといけませんか?
毎日でなくても大丈夫です。週2回、同じ条件で数えるだけでも、2週間や1か月の単位で傾向をつかめます。
どんな時にプランをやめて病院に行けばいいですか?
円形に抜けている、短い期間で抜け毛がはっきり増えた、頭皮の赤みやかゆみが続く時は、プランを止めて皮膚科で相談してください。記録シートと写真を持っていくと話がスムーズです。
3か月続けても変化が分かりません。やめるべきですか?
まず、何に期待していたかと、使い方・回数が表示どおりだったかを見直してみてください。続けるか変えるか迷う時は、次の見直し日を決めて区切るか、皮膚科や薬剤師に相談してみましょう。
まとめ
- 抜け毛を止める方法は、1つずつ順番に記録しながら試すのが近道
- 始める前に記録シートと写真を用意し、見直し日を決めておく
- 1か月目は洗い方・髪型・睡眠・食事を週に1つずつ見直す
- 2〜3か月目に育毛剤を加えるか決め、3か月目に続ける・変える・相談するを判断する
- 円形の脱毛や急な増加、頭皮の異常があればプランを止めて相談する





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