育毛剤のやり方は?初めての1か月の手順と習慣にするコツ

ラベルの無いスポイト瓶と白いタオルと卓上カレンダー

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育毛剤を買ってはみたものの、『どうやって始めればいいの?』と箱を前に手が止まっていませんか。せっかく買ったのに、気づいたら洗面台の奥で眠っていた…という話もよく聞きますよね。

結論から言うと、育毛剤のやり方は「説明書の用法どおりに、決まった場面で毎日つける」がすべてです。最初の1か月は、効き目を気にするより「生活の中に組み込むこと」を目標にすると続きやすくなります。

この記事では、初めての1か月を週ごとに区切った手順表と、続かない時の工夫を紹介します。

目次

育毛剤のやり方は?先に結論

先に結論

育毛剤は、清潔な頭皮に、説明書に書かれた回数と量をつけて、指の腹でなじませるのが基本です。最初の1か月は「毎日同じ場面でつける習慣」を作る期間と考えましょう。

『もっと特別なコツがあるのでは?』と思う方も多いはずです。実は、やり方そのものはとてもシンプルなんです。

むずかしいのは、毎日続けることのほう。だからこそ、始め方を少しだけ工夫しておく価値があります。

1か月のどこで目標ひとことで言うと
買った日説明書を読み、置き場所を決める準備の日
1週目用法どおりにつける流れを覚える慣れる週
2週目つける場面を生活に固定する決める週
3週目塗り忘れの原因をつぶす整える週
4週目1か月をふり返り、次の月を決める見直す週

育毛剤がどんな商品かを先に知りたい方は、育毛剤とはどんな商品かの記事から読むと全体がつかめますよ。

買った日にやること:説明書を読んで準備する

箱を開けたら、すぐに頭につけたくなりますよね。でも、最初の5分だけ説明書を読む時間を取ってみてください。

ここに書かれていることが、そのまま「あなたの育毛剤のやり方」になるからです。

説明書・箱のどこを見る?書かれていること控えておくこと
区分の表示医薬部外品・化粧品・第1類医薬品などどの区分の物か
有効成分医薬部外品なら有効成分の名前成分名(他の物と比べる時用)
用法・用量(使い方)1日の回数・1回の量・つけるタイミング回数と量
使用上の注意使えない人・使えない頭皮の状態自分が当てはまらないか
保管方法直射日光や火気を避けるなど置き場所の条件
問い合わせ先販売元の連絡先困った時の連絡先
買った日のチェック
  • 区分と有効成分を確かめる
  • 1日の回数と1回の量をメモする
  • 使用上の注意で、自分が使えない人に当てはまらないかを確かめる
  • 敏感肌の方は、パッチテストの案内があるかを見る
  • 置き場所を決める(使う場面のすぐそば)
  • 今の頭皮の様子を写真に撮っておく

メーカーによっては、肌が弱い方には主治医に相談のうえパッチテストをしてから使うよう案内しています。妊娠中・授乳中の方や持病がある方、20歳未満の方は、使い始める前に医師・薬剤師に相談してくださいね。

置き場所で続けやすさが決まる

意外と見落としがちなのが置き場所です。『あとでつけよう』と棚にしまうと、それだけで忘れやすくなります。

ドライヤーのそばや、歯ブラシの近くなど、毎日いやでも目に入る場所に置いておくのがおすすめです。ただし、保管方法の案内に「直射日光を避ける」などとあれば、その条件は守りましょう。

説明書と箱は捨てずに取っておく

使い始めると、説明書は読み終わった紙になりがちですよね。でも、量を確かめ直したい時や、肌に合わずに相談する時に、また必要になります。

箱ごと取っておくか、スマホで説明書と成分表示の写真を撮っておきましょう。写真なら、出先で薬剤師に相談する時にもすぐ見せられて便利です。

使用期限が書かれている商品もあるので、そこも一緒に写しておくと安心ですよ。期限の考え方は育毛剤の使用期限の記事で紹介しています。

初めての1か月の手順表

ここが大事なところです。1か月を4つの週に分けて、やることを決めておきましょう。

週やること見ておくことつまずいた時は
1週目用法どおりの回数・量でつけるしみる・かゆい・赤くなるなどがないか異常があれば使うのをやめて相談
2週目「風呂上がり」「朝の洗顔後」など場面を固定する1日の中で忘れやすい回はどこか忘れやすい回の場面を変えてみる
3週目塗り忘れの理由を書き出して対策する外泊・残業・飲み会の日の扱い持ち歩き用の工夫を考える
4週目1か月の記録をふり返る減ったボトルの量・続けられた日数次の1か月の目標を1つ決める

『1か月で変化を見たい』と思うのは自然です。ただ、日本皮膚科学会によると、髪の休止期は2〜3か月と説明されていて、髪の生え変わりには時間がかかります。

最初の1か月は「続けられたかどうか」を見る期間、と割り切ってしまうのが気持ちの面でもラクですよ。

1週目は「量」と「肌の様子」に集中

1週目は、つける量の感覚をつかむ週です。スプレーなら何プッシュか、ボトルなら何滴かを、説明書を見ながらそのとおりにつけてみてください。

同時に、つけた後の頭皮の様子も見ておきます。しみる・かゆい・赤くなるなどの異常が出たら、使うのをやめて医師・薬剤師に相談しましょう。

2週目は「いつつけるか」を決める

2週目は、つける場面を固定します。例えば「夜はドライヤーの後、朝は洗顔の後」のように、すでに毎日している動作とくっつけるのがコツです。

3週目・4週目は「崩れる日」に備える

3週目に入ると、飲み会や残業、旅行など、いつもと違う日が出てきますよね。そういう日にどうするかを先に決めておくと、習慣が途切れにくくなります。

例えば「帰りが遅い日は、寝る前の歯みがきの後につける」と決めておくだけでも十分です。4週目は、そうした予定外の日をどう乗り切れたかをふり返ってみましょう。

時間帯の決め方をもっと詳しく知りたい方は、育毛剤をつけるタイミングの記事も参考にしてみてください。

1回分のやり方:洗う・乾かす・つける・なじませる

1回分の流れも、一度ここで確かめておきましょう。細かい点は商品ごとに違うので、最後は説明書が基準です。

1回分の基本の流れ
  1. シャンプーで頭皮の汚れや整髪料を落とす
  2. タオルで水けを拭き取り、説明書の指示に合わせて髪を乾かす
  3. 髪をかき分けて、頭皮に直接つける
  4. 指の腹で頭皮を軽く押すようになじませる
  5. 手を洗い、顔や目についていないかを確かめる
ステップつまずきやすい点こうすると防げる
洗う整髪料が残ったままつけるその日の整髪料はその日に洗い流す
乾かす濡れたままか乾かすか迷う説明書の「洗髪後は〜」の一文に合わせる
つける髪の上にかかって頭皮に届かない分け目を作って地肌に向ける
なじませる爪を立ててこする指の腹で軽く押すだけにする
片付け手についたまま顔をさわるつけ終わったらすぐ手を洗う

朝の回と夜の回で気をつけたいこと

1日2回の商品なら、朝と夜で少しずつ気をつけたい点が違います。朝は、つけた後に整髪料を使うなら、育毛剤がなじんでからにするとべたつきにくくなります。

夜は、つけてすぐに枕に頭をのせるより、少しなじませる時間を取るのがおすすめです。アルコールを含む商品は、火の近くで使わないよう注意しましょう。

つける場所の範囲は、育毛剤をつける場所の記事で部位ごとに紹介しています。

髪が長い方・女性のやり方のコツ

髪が長いと、育毛剤が髪にかかってしまい、頭皮に届いたのか分かりにくいですよね。そんな時は、くしや指で分け目を1本作り、その線に沿ってつけるのがコツです。

つけたら1〜2cmほど横にずらして、また分け目を作ってつけます。これを何本かくり返すと、塗りムラが減りますよ。

女性が使える商品かどうかは、説明書の「使用上の注意」で確かめましょう。産後の方や妊娠中・授乳中の方は、使い始める前に医師・薬剤師に相談してくださいね。

量を増やせば早い?

『たくさんつけたほうが早いのでは』と考えてしまう方もいますよね。でも、説明書の量と回数は守るのが基本です。

発毛剤(医薬品)の添付文書の一例でも、決められた量より多く使っても、頻繁に使っても効果は上がらないと書かれています。育毛剤も、用法どおりに続けるのが一番の近道なんです。

最初の1か月で戸惑いやすいこと

使い始めのころは、ちょっとしたことで不安になりがちです。よくある戸惑いと、考え方をまとめておきますね。

戸惑い考え方相談したい目安
つけた後に頭皮がスースーする清涼成分やアルコールによる使用感のことがある痛み・赤みが出たら使うのをやめる
香りが気になる夜だけ使える商品か説明書を確かめる気分が悪くなる時は使わない
べたつきが気になる量が多すぎないか、なじませ方を見直す頭皮にできものが出たら皮膚科へ
抜け毛が増えた気がする1日100本程度までは抜けるといわれる急に増えた・まとまって抜ける時は皮膚科へ
変化が分からない1か月で判断しないメーカーの継続の目安を確かめる

『かゆいけど、効いている証拠かも』と我慢するのはやめましょう。異常を感じたら、使うのをやめて医師・薬剤師に相談するのが原則です。

肌に合わないと感じた時の手順

『これって大丈夫なのかな』と迷った時のために、手順を決めておくと落ち着いて動けます。

異常を感じた時の手順
  1. その日のうちに使うのをやめる
  2. ぬるま湯でやさしく洗い流す
  3. 頭皮の様子を写真に撮っておく
  4. 商品の箱と説明書を持って、皮膚科か薬剤師に相談する

箱や説明書があると、成分や区分をその場で見てもらえます。捨てずに取っておくと安心ですよ。

使い始めの抜け毛については、初期脱毛について紹介した記事も読んでみてください。

続かない時の工夫

正直なところ、1か月続ける一番の壁は「面倒」と「忘れる」ですよね。理由ごとに、すぐ試せる工夫をまとめました。

続かない理由試したい工夫
夜、疲れてそのまま寝てしまう風呂上がりにドライヤーと一緒に済ませる
朝は時間がない朝の回の場面を洗顔の直後に固定する
外泊や出張で忘れる持ち運べる容器や小分けの方法を販売元に確かめる
家族に見られるのが気になる自分の部屋や鏡の前など、使う場所を決める
効果が分からずやる気が出ない「続けた日数」をカレンダーに付けて目標にする
つけた後の香りや感触が苦手使用感の違う商品を、次の1本の候補にメモしておく

例えばカレンダーに丸を付けるだけでも、『今日も続けた』という小さな手応えになります。7日続いたら少し自分をほめる、くらいの気楽さでいいんです。

記録シートの例

続けるコツとして、簡単な記録を付けてみるのもおすすめです。ノートでもスマホのメモでも構いません。

日付朝夜頭皮の様子ひとことメモ
1日目つけたつけた変わりなし香りが少し強めに感じた
2日目忘れたつけた変わりなし朝は洗顔後に置き場所を変える
3日目つけたつけた少しかゆい明日も続くなら相談する

こうして書いておくと、自分がどの場面で忘れやすいかが自然と見えてきます。頭皮の様子の欄は、相談する時の材料にもなりますよ。

「2回のうち1回」になりそうな時

1日2回の商品なのに、どうしても1回になってしまう日もありますよね。そんな時に、1回分の量を2倍にしてまとめるのはやめておきましょう。

回数の考え方は、育毛剤を1日何回塗るかの記事で詳しく紹介しています。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

1か月が終わったらふり返る

4週目の終わりには、10分だけ時間を取ってふり返ってみてください。ここでの答えが、2か月目のやり方を決めます。

1か月目のふり返り
  • 用法どおりの回数で続けられた日が多かったか
  • ボトルの減り方は、説明書の量どおりに使った時の減り方に近いか
  • 頭皮にしみる・かゆい・赤いなどの異常がなかったか
  • 忘れやすかった場面はどこだったか
  • 使い心地(香り・べたつき・清涼感)は続けられそうか

ボトルの減り方は、量を守れていたかの目安になります。減りが極端に少ない時は塗り忘れが多いか、量が少なめだったのかもしれません。

ふり返りの答えで、次の月のやり方を変える

ふり返りの答えによって、2か月目に変えることは違います。全部を一度に変えず、1つだけ選ぶのがコツです。

  • 忘れる日が多かった時は、つける場面か置き場所を1つ変える
  • 量が多すぎた・少なすぎた時は、説明書の量をもう一度確かめる
  • 使い心地が苦手だった時は、次の1本の候補を区分と成分で探しておく
  • 頭皮に異常があった時は、やり方を変える前に医師・薬剤師に相談する

2か月目以降の目安

メーカーによっては、ヘアサイクルを考えて数か月以上の継続を目安として案内している商品もあります。手元の商品に目安が書かれていれば、その期間を一区切りにしましょう。

その区切りが来るまでは、商品をころころ替えないほうが、自分に合うかどうかを見極めやすくなりますよ。

定期購入で買った時は

通販の定期コースで買った場合は、1か月目のうちに「次はいつ届くか」「解約はいつまでに・どの方法でするか」を確かめておきましょう。特定商取引法では、最終確認画面にこうした条件を表示する決まりがあります。

国民生活センターは、最終確認画面を保存しておくよう呼びかけています。解約や請求で困ったら、消費者ホットライン「188」から近くの消費生活センターに相談できます。解約の流れは定期購入の解約の記事で紹介しています。

発毛剤(医薬品)のやり方は別のルール

ここまでは医薬部外品の育毛剤を中心にお話ししてきました。発毛剤(一般用医薬品)は、やり方の決まりがもっと厳しいものです。

比べる点育毛剤(医薬部外品)発毛剤(第1類医薬品の一例)
買い方ドラッグストア・通販など薬剤師から書面で説明を受けて買う
やり方の基準商品の説明書の使い方添付文書の用法・用量
使える人商品ごとの使用上の注意による一例では20歳以上の成人男性
続ける期間の案内商品ごとの継続の目安一例では効果が分かるまで少なくとも4か月

発毛剤は、この記事では勧めていません。使いたいと思ったら、今の状態を薬剤師や医師に伝えて相談するところから始めてくださいね。

育毛剤と発毛剤の違いは、育毛剤と発毛剤の違いの記事で紹介しています。

よくある質問

育毛剤は1回目からどのくらいつければいいですか?

1回目から説明書に書かれた量でつけます。少なめから始めるよう案内している商品もあるので、手元の商品の使い方の欄を確かめてください。

育毛剤のやり方で、マッサージは必要ですか?

マッサージをすすめている商品もあれば、なじませるだけの案内の商品もあります。する場合も、爪を立てず指の腹で軽く押す程度にしましょう。

1か月で変化がなければやめていいですか?

髪の生え変わりには時間がかかるので、1か月で判断するのは早いことが多いです。メーカーの継続の目安を基準に見直してください。肌に合わない時は、期間にかかわらず使うのをやめて相談しましょう。

シャンプーをしない日も育毛剤はつけますか?

多くの商品は清潔な頭皮につけるよう案内しています。シャンプーをしない日の扱いは商品ごとに違うので、説明書か販売元の問い合わせ先で確かめてください。

2種類の育毛剤を一緒に使ってもいいですか?

製品ごとに有効成分や処方が違うので、複数製品の併用をすすめていないメーカーもあります。始めの1か月は1本に絞ると、肌に合うかどうかも分かりやすいです。

旅行の時はどうすればいいですか?

普段と同じ回数を目安に、持ち運び方を考えておきましょう。小分けにしてよいかどうかは商品によって違うので、気になる時は販売元に問い合わせると安心です。

子どもや10代でも同じやり方でいいですか?

使える年齢は商品ごとに違います。20歳未満の方は、使う前に保護者や皮膚科、薬剤師に相談してください。

まとめ

この記事の要点
  • 育毛剤のやり方の基準は、手元の商品の説明書の用法・用量
  • 買った日に区分・有効成分・回数・量・使用上の注意を確かめる
  • 1か月を4週に分け、慣れる・決める・整える・見直すの順で進める
  • 量を増やしてまとめる・何本も重ねる・かゆみを我慢するのは避ける
  • 1か月目の終わりに続けた日数とボトルの減り方をふり返る

最初の1か月を乗り越えれば、育毛剤は「特別なこと」から「いつもの身支度」に変わっていきます。焦らず、自分のペースで続けてみてくださいね。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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