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お風呂上がりにタオルで頭をふくと、タオルに毛が何本もついている。『ゴシゴシふくのがよくないの?』『タオルを替えた方がいい?』と気になりますよね。
結論から言うと、タオルでできる抜け毛対策は「こすらずに押さえて水気を取ること」と「清潔でやわらかいタオルを使うこと」の2つです。タオルを替えるだけで抜け毛が止まるわけではありませんが、濡れた髪への負担を減らし、乾かす時間を短くする手助けになります。
この記事では、タオルドライの手順と、タオルの選び方、洗い方までお話しします。
タオルで抜け毛対策するには?先に答え
- タオルでは、こすらず「押さえる・はさむ」で水気を取る
- 先に頭皮、次に髪の順でふくと、乾かす時間が短くなる
- タオルは、吸水がよく、肌ざわりのやわらかい物を選ぶ
- 使ったタオルは毎回洗い、しっかり乾いた物を使う
- タオルについた毛は、洗う前から抜けかけていた毛も多い
日本皮膚科学会の皮膚瘙痒症診療ガイドラインでは、スキンケアの例として、汚れは速やかに落とすけれど強くこすらない、ナイロンタオルや硬めのタオルの使用は控える、といった点が挙げられています。頭皮をふく時にも、同じ考え方が使えるんです。
なぜタオルドライが大事なの?
『ドライヤーで乾かすなら、タオルは適当でもいいのでは?』と思う方もいますよね。実は、タオルでどれだけ水気を取れるかで、ドライヤーを当てる時間が変わります。
濡れた髪は、乾いている時よりからまりやすい状態です。その髪をタオルで強くこすると、髪同士がこすれて、からまりや切れ毛のもとになってしまいます。
| タオルの使い方 | 髪と頭皮への影響 | その後の乾かし方 |
|---|---|---|
| 強くこすってふく | 髪同士がこすれ、からまりやすい | からまりをほどく手間が増える |
| 軽くなでるだけ | 水気が残りやすい | ドライヤーの時間が長くなる |
| 押さえて水気を吸わせる | こすれが少なく、水気も取れる | 根元から短い時間で乾かしやすい |
つまり、タオルドライは「こすらず、でもしっかり」が合言葉です。毎日のことなので、少しの違いが積み重なっていきますよ。
ふき方を変えると、ドライヤーで乾かす時間も短くなります。熱い風を長く当てずに済むので、髪にも頭皮にもやさしい流れになるんです。
タオルについた毛は、タオルのせい?
タオルに毛がついていると、『ふいたせいで抜けた』と感じますよね。ただ、洗う時に抜けた毛が髪にからんで残っていて、タオルでふいた時に出てくることもあります。
日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aによると、抜ける毛の量は1日におおよそ100本程度までと言われています。タオルに毛がつくこと自体は、自然なことも多いんです。
気になる時は、ふく前に洗面台の上で手ぐしを通して、からんでいた毛を先に落としておくと、ふいた時に出る毛と分けて見られますよ。
タオルドライの手順
ここからは、実際のふき方です。髪の長さに関係なく、基本の流れは同じですよ。
- 浴室を出る前に、髪を手で軽くしぼって水気を切る
- 乾いたタオルを頭にかぶせ、指の腹で頭皮を押さえるようにして水気を吸わせる
- 生え際や耳の後ろなど、水がたまりやすい所も押さえる
- 髪の中間から毛先は、タオルではさんで軽く押さえる
- タオルの乾いた面に替えながら、ぽたぽた落ちなくなるまで続ける
- 目の粗いくしで毛先からからまりをほどき、根元から乾かす
ポイントは、頭皮を先にふくことです。頭皮に水気が残っていると、ドライヤーで根元が乾くまでに時間がかかります。
『どのくらいふけばいいの?』と迷ったら、髪を軽く持ち上げて、しずくが落ちなくなったかを見てみてください。それが、ドライヤーに移るひとつの目安です。
タオルを使う前に、浴室でできること
タオルドライを楽にするには、浴室を出る前のひと手間も大切です。シャンプーやコンディショナーは、生え際や耳の後ろまでしっかりすすいでおきましょう。
すすぎ残しがあると、タオルでふいた後も頭皮がべたついたり、かゆくなったりすることがあります。すすぎ終わったら、髪を両手ではさんで水気を軽く押し出してから、浴室を出るのがおすすめです。
『ぎゅっとしぼった方が早く乾くのでは?』と思うかもしれませんが、ねじるようにしぼると髪を引っぱってしまいます。手のひらではさむ程度で十分ですよ。
時間がない夜の短縮版
疲れている夜は、丁寧なタオルドライが面倒に感じますよね。そんな日は、次の3つだけでも十分です。
- 浴室で髪を手でしぼって、水気を切っておく
- 頭皮だけは、指の腹でタオルを押さえてしっかりふく
- 髪をタオルで包み、歯みがきの間だけ水気を吸わせる
頭皮の水気さえ取れていれば、根元を乾かす時間はぐっと短くなります。完璧を目指すより、毎日続けられる形を見つけてくださいね。
髪の長さ別のコツ
髪の長さによって、ふき方を少し変えると楽になります。自分に近い行を見てみましょう。
| 髪の長さ | ふき方のコツ | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 短い | 頭皮を指の腹で押さえるだけで十分 | ゴシゴシこすらない |
| 肩くらい | 頭皮の後に、毛先をタオルではさむ | 毛先を丸めてこすらない |
| 長い | 髪をタオルで包み、少し置いて水気を吸わせる | 包んだまま長く過ごさない |
| とても多い・太い | タオルを2枚使い、1枚目で頭皮、2枚目で毛先 | 乾いた面で押さえる |
例えば、髪が長い方は、タオルで包んで顔のケアをしている間に水気を吸わせておくと、ドライヤーの時間を短くできますよ。
育毛剤を使う方は順番に気をつけて
頭皮に育毛剤を使っている方は、タオルドライの後に塗るのか、乾かしてから塗るのかを、説明書で確かめてください。商品によって、案内が違うんです。
ドライヤーと育毛剤の順番は、育毛剤とドライヤーはどっちが先かでくわしく紹介しています。
抜け毛対策に向くタオルの選び方
タオル売り場に行くと、いろいろな素材や厚さがあって迷いますよね。抜け毛対策で大事なのは、「こすらなくても水を吸ってくれるか」と「肌ざわりがやわらかいか」です。
| タオルの種類 | 特徴 | 気をつけたいこと | 向いている方 |
|---|---|---|---|
| 綿のパイル | ループ状の毛足が水を吸う、汗もよく吸う | パイルが寝たまま乾くとゴワつく | まずは手持ちで試したい方 |
| ガーゼ | 薄くて軽く、乾きやすい | 厚手のパイルより一度に吸う量は少なめ | 肌ざわりのやさしさを重視する方 |
| マイクロファイバー | 細い繊維で、水を吸いやすい物が多い | 洗濯表示や柔軟剤の扱いを確かめる | 髪が長い・多い方 |
| ヘアターバン・タオルキャップ | 髪を包んで水気を吸わせる | 巻いたまま長く過ごさない | 支度の間に水気を取りたい方 |
花王の素材ガイドでは、綿は汗を吸いやすい素材とされています。新しいタオルを買わなくても、今ある綿のタオルをやわらかく保つだけで十分なことも多いですよ。
- 手で触って、ざらつきや硬さを感じないか
- 頭全体を包めるくらいの大きさがあるか
- 家で洗えて、乾きやすい厚さか
- 洗い替えを用意できる枚数か
- ナイロンのような硬い繊維が混じっていないか
買う時に確かめたい表示
新しいタオルを買う時は、手ざわりだけでなく表示も見ておきましょう。タグや商品ページに、必要なことはだいたい書かれています。
| 表示 | 見ること |
|---|---|
| 品質表示 | 綿だけか、ほかの繊維が混じっているか |
| 洗濯表示 | 洗濯機で洗えるか、乾燥機を使えるか |
| サイズ | 頭を包める大きさか、乾かしやすい大きさか |
| 取扱い上の注意 | 柔軟剤や漂白剤の使い方 |
通販で買う時は、手ざわりを確かめられません。初めての素材は1枚だけ買ってみて、合えば洗い替えを足すと失敗しにくいですよ。
髪用のタオルは分けた方がいい?
体をふくタオルと髪をふくタオルを分けると、乾いた面を髪に使いやすくなります。体をふいて湿ったタオルで髪をふくと、水気が十分に取れないことがあるんです。
家族が多い家では、髪用のタオルを一人1枚ずつ決めておくと、清潔に使えて洗濯の管理もしやすくなりますよ。
タオルに抜け毛が多い日の見方
タオルに毛がたくさんついた日は、不安になりますよね。でも、1回の量だけで判断せず、いつもと比べてどうかを見ていきましょう。
| タオルに毛が多い日 | 考えられること | 見直したいこと |
|---|---|---|
| 洗髪を1日休んだ翌日 | 抜けていた毛が、まとめて出てきた | 数日分ならならして見る |
| 強くこすった日 | からまりや切れ毛が混じっている | 押さえるふき方に戻す |
| 季節の変わり目 | 時期によって多く感じることがある | 去年の同じ頃を思い出す |
| 急に増えて、何日も続く | 道具では判断できない | 皮膚科で相談する |
抜け毛の量は、毎回数えるより、週に1回同じ条件で見るくらいがちょうどいいです。数えることに疲れてしまうと、毎日のケアが続かなくなってしまいますからね。
タオル以外にも見直したいこと
タオルのふき方を変えても抜け毛が気になる時は、毎日の暮らし全体も振り返ってみましょう。日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、自分に合ったシャンプーを使うこと、バランスのとれた食生活、適度な休息と規則正しい生活が大切だと紹介されています。
- シャンプーの後、頭皮と生え際までしっかりすすいでいるか
- 寝る前に、髪と頭皮が乾いているか
- 食事を抜いたり、偏ったりしていないか
- 睡眠の時間が、極端に短くなっていないか
どれか1つを直すだけでも、毎日の頭皮の調子は変わってきます。全部を一度に変えようとしなくて大丈夫ですよ。
タオルの洗濯と干し方
タオルは、使うたびに汗や皮脂を吸っています。清潔さとやわらかさを保つことも、タオルでできる抜け毛対策のひとつです。
花王の暮らしの情報では、タオルのにおいの原因は皮脂や汗などの汚れと、そこで増える菌だと紹介されています。数日使ってから洗う、洗濯槽に詰め込みすぎる、すすぎまで風呂の残り湯を使う、といった習慣はにおいのもとになるそうです。
- 髪をふいたタオルは、使うたびに洗濯に出す
- 洗濯槽に詰め込みすぎず、すすぎはきれいな水で行う
- 柔軟剤を使う時は、表示の使用量の目安を守る
- 脱水が終わったら、タオルをふりさばいてパイルを立たせる
- 長時間の天日干しは避け、風通しのよい日陰で干す
タオルがゴワゴワになるのは、パイル(毛足)が寝たまま乾くからなんです。干す前に数回ふりさばくだけで、仕上がりの手ざわりがずいぶん変わりますよ。
| ついやってしまうこと | どうなる? | 直し方 |
|---|---|---|
| 1枚のタオルを数日使う | においや汚れがたまる | 使うたびに洗う |
| 柔軟剤をたっぷり入れる | 手ざわりが変わり、吸水が落ちることも | 表示の目安を守る |
| 強い日差しで長く干す | 乾きすぎて硬くなる | 陰干しにする |
| 湿ったまま洗濯かごに置く | においのもとになる | 広げて乾かしてからかごへ |
タオルの買い替えのサイン
タオルは、洗濯をくり返すうちに少しずつ傷んでいきます。ふりさばいて干しても硬いまま、水を吸わなくなった、毛足が抜けて薄くなった、といった時は替え時です。
硬くなったタオルで頭皮をふくと、押さえるだけでもざらつきを感じることがあります。髪用のタオルだけは、手ざわりのよい物を優先して替えていきましょう。
柔軟剤は使ってもいい?
柔軟剤は、タオルの手ざわりをやわらかくしたい時に役立ちます。ただ、入れすぎると手ざわりが変わったり、水の吸い方が落ちたりすることもあるので、表示の目安量を守ってくださいね。
香りの強い柔軟剤は、毎日顔や頭に近いところで使うと気になる方もいます。肌や頭皮にかゆみが出た時は、いったん使うのをやめて様子を見ましょう。
場面別のタオルの使い方
タオルドライは、お風呂上がりだけの話ではありません。朝のシャワーや運動の後、旅行先でも、ふき方の基本は同じです。
| 場面 | タオルの使い方 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 朝のシャワーの後 | 頭皮を先に押さえてふく | 生乾きのまま出かけない |
| 運動やジムの後 | 汗を押さえて取り、できれば洗う | 汗をふいたタオルで髪をふかない |
| 旅行や出張先 | 備え付けのタオルでも押さえるふき方で | 乾いた面に替えながらふく |
| 子どもの髪 | 包んで水気を吸わせてから乾かす | 嫌がる時は短い時間で |
| 雨に濡れた時 | 押さえて水気を取り、乾かす | 濡れたまま結ばない |
例えば、ジムで汗をかいた後は、体をふいたタオルとは別の乾いたタオルで頭をふくと、汗が髪に戻りにくくなります。小さめのタオルを1枚、髪用に持っていくと便利ですよ。
子どもや家族にも教える時は
家族の髪をふいてあげる時も、ゴシゴシこすらず押さえるのが基本です。『ほら、ポンポンってするんだよ』と声をかけながら一緒にやると、子どもも覚えやすいですね。
家族で同じふき方をするようになると、タオルが早く傷むのも防げます。洗濯の回数やタオルの枚数も、家族で相談して決めておきましょう。
タオルドライでよくある失敗
最後に、タオルドライでよくある失敗を見ておきましょう。『あ、やっているかも』と思う物はありませんか。
- 頭皮を指の腹で押さえて水気を吸わせる
- 毛先はタオルではさんで押さえる
- 乾いた面に替えながらふく
- タオルを頭の上で左右に強く動かす
- 毛先をタオルで丸めてこする
- 湿ったタオルで何度もふく
もうひとつよくあるのが、タオルで包んだまま家事や着替えを長く続けてしまうことです。包んでいる間も髪は湿ったままなので、時間を決めて外し、ドライヤーで乾かしましょう。
タオルでふく時に頭皮がしみる、赤みやかゆみが続く、円形に抜けている、急に抜け毛が増えた時は、タオルや洗い方を替えて様子を見るより、皮膚科で相談してください。
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無料育毛剤の選び方を見るタオルドライで出てくる言葉
| 言葉 | ひと言でいうと |
|---|---|
| タオルドライ | ドライヤーの前に、タオルで水分を吸い取ること |
| パイル | タオルの表面にあるループ状の毛足 |
| ガーゼ | 目の粗い薄い綿の生地 |
| マイクロファイバー | とても細い化学繊維で作った生地 |
| ふりさばく | 干す前にタオルを振って、毛足を立たせること |
よくある質問
タオルで抜け毛対策はできますか?
タオルを替えるだけで抜け毛が止まるわけではありません。こすらずに押さえて水気を取ることで、濡れた髪への負担を減らし、乾かす時間を短くする手助けになります。
タオルにつく毛が多いのは、ふき方のせいですか?
洗う時に抜けた毛が髪にからんで残り、ふいた時に出てくることもあります。強くこすっている時は、押さえるふき方に変えてみてください。
抜け毛対策には、どんなタオルがいいですか?
吸水がよく、手で触ってやわらかい物が向いています。綿のパイルでも、やわらかさを保てていれば十分です。
マイクロファイバーのタオルは髪にいいですか?
水を吸いやすい物が多く、髪が長い方には便利です。手ざわりが合うか、洗濯表示で洗い方を確かめてから選びましょう。
タオルで髪を包んだまま過ごしてもいいですか?
着替えや顔のケアの短い間なら便利です。包んだまま長く過ごすと湿った時間が長くなるので、時間を決めて外し、乾かしてください。
髪をふくタオルは毎回洗った方がいいですか?
汗や皮脂を吸っているので、使うたびに洗う方が清潔です。洗い替えを何枚か用意しておくと続けやすくなります。
タオルドライの後、自然乾燥でもいいですか?
頭皮や根元が湿ったままの時間が長くなるので、タオルで水気を取った後は、根元からドライヤーで乾かすのがおすすめです。髪が短く、すぐに乾く場合でも、根元が乾いたかを手で確かめてください。
まとめ
- タオルでできる抜け毛対策は、こすらず押さえて水気を取ること
- 頭皮を先にふき、毛先ははさんで押さえる
- タオルは吸水がよく、やわらかい物を選ぶ
- 使うたびに洗い、ふりさばいて陰干しでやわらかさを保つ
- 抜け毛が急に増えた時や、赤み・かゆみが続く時は皮膚科で相談
タオルドライは、毎日数分でできる小さなケアです。今日のお風呂上がりから、押さえるふき方を試してみてくださいね。
タオルドライの後に育毛剤を使いたい方は、育毛剤とはどんな商品かで基本を押さえておきましょう。抜け毛対策で用意したいアイテム全体は、抜け毛対策のアイテムは何をそろえるかもあわせてどうぞ。





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