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40歳前後になって、『前より抜け毛が気になるかも』と感じる方は少なくないですよね。仕事も家のことも忙しい時期なので、何をどこまでやればいいのか迷ってしまうはずです。
結論から言うと、アラフォーの抜け毛対策は「毎日の手入れを決まった形にする」ことと、「季節ごとに見直す日を決めておく」ことの2本立てがおすすめです。1年分の予定を先に作っておくと、忙しくても続けやすくなります。
この記事では、毎日の手入れの基本セットと、月ごとの見直しカレンダーを紹介しますね。
アラフォーの抜け毛対策は?先に結論
『結局、何をすればいいの?』という方のために、要点から並べておきます。
- 毎日の手入れは「洗う・乾かす・とかす」を同じ流れで続ける
- 1年を月ごとに区切り、見直す項目をカレンダーに入れておく
- 月に1回、写真と頭皮の様子を同じ条件で残す
- 季節の変わり目は、衣替えと一緒に頭皮ケアも見直す
- 急な抜け毛や頭皮の異常は、自分で様子を見すぎず皮膚科へ
ただ、日本皮膚科学会の解説でも、これをすれば髪が抜けなくなるという特別な予防法はないとされています。だからこそ、無理なく続けられる形に整えることが大事なんです。
生活の変化ごとの見直しはアラフォーの薄毛対策の見直し表で紹介しています。この記事は「1年の予定」に話を絞りますね。
アラフォーで髪の変化に気づきやすいのはなぜ?
アラフォーは、髪の変化に目が向きやすい年代です。日本皮膚科学会の解説では、中年期になると、特に男性で髪が細く短く変化することがあるとされています。
こうした変化は、成長や年齢に伴うホルモンや代謝の変化で起こると考えられていて、程度には個人差があるそうです。女性についても、厚生労働省の事業として作られた女性の健康の情報サイトで、出産や更年期によるホルモンのバランスの乱れが髪にも影響すると説明されています。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 毛周期 | 毛が伸びる、止まる、休んで抜ける、をくり返す流れ |
| 休止期 | 成長を終えた毛が、抜けるまで頭皮にとどまる時期 |
| 季節差 | 季節によって抜け毛の量が変わること |
| 更年期 | 閉経をはさんだ前後の期間。一般に45〜55歳頃とされる |
| 皮膚科 | 抜け毛や頭皮のかゆみ・赤みを相談できる診療科 |
1日の抜け毛の目安
抜け毛の目安は、1日におおよそ100本程度までといわれています。季節や個人、ヘアケアの仕方でも変わる数字です。数を気にしすぎるより、「いつもより多い日が続くか」を見る方が落ち着いて判断できますよ。
忙しさで手入れが後回しになりやすい
アラフォーは、職場では任されることが増え、家では子どもや親のことで手がふさがりやすい時期ですよね。自分の髪の手入れは、どうしても後回しになりがちです。
『分かってはいるけど、毎日は無理』という声も当然だと思います。だから、毎日の分は最小限にして、見直しは月や季節にまとめる形がちょうどいいんです。
写真で見る場所を決めておく
月1回の写真を撮る時は、見る場所を先に決めておくと比べやすくなります。日本皮膚科学会の解説では、女性の場合は前髪が残り、その奥から頭頂にかけて薄くなることが多いとされています。
男性は、生え際や頭頂部が気になるという方が多いですよね。自分が気になる場所を2〜3か所決めて、毎回同じ角度から撮っておきましょう。
| 撮る場所 | 撮り方のコツ |
|---|---|
| 分け目 | いつもの分け目を真上から |
| 生え際 | 前髪を上げて正面から |
| 頭頂部 | 合わせ鏡か、家族に頼んで真上から |
毎日の手入れの基本セット
毎日の手入れは、特別なことをしなくて大丈夫です。朝と夜の流れを決めておき、考えなくても体が動く状態にしておきましょう。
- 洗う前に、髪のからまりを毛先からほぐす
- ぬるま湯で髪と頭皮をよくすすいでから、指の腹で洗う
- 生え際と耳の後ろは、泡が残りやすいので念入りに流す
- タオルで押さえるように水気を取る
- 根元からドライヤーで乾かし、乾いてから寝る
朝は、寝ぐせを毛先からほぐしてとかし、整髪料を使う日は地肌に付けすぎないようにするくらいで十分です。
家族と暮らしている方は、自分の手入れの時間が取りにくいこともありますよね。例えば「お風呂の後の10分は髪を乾かす時間」と家族に伝えておくと、その時間を確保しやすくなります。
| 時間帯 | 毎日すること | 忙しい日の最低限 |
|---|---|---|
| 朝 | 毛先からとかす、結ぶ位置を変える | きつく結ばない |
| 日中 | 汗をかいたら押さえて拭く | 帽子をかぶりっぱなしにしない |
| 夜 | 洗う、乾かす | 根元だけでも乾かして寝る |
| 寝る前 | 髪をほどく、枕カバーを清潔に | 髪をほどいて寝る |
洗う回数は頭皮の様子で決める
日本皮膚科学会は、頭皮が乾燥しすぎたり油っぽくなったりしない程度の頻度で洗うことをすすめています。アラフォーになって頭皮の乾燥やべたつきの感じ方が変わってきた方は、洗う回数を見直してみてもいいですね。
例えば、夕方に頭皮がべたつく日が多いなら洗い方とすすぎ方を、かゆみやつっぱりが気になるなら洗う回数や湯の温度を見直す、といった形です。
1年の見直しカレンダー
ここが大事なところです。1年を月ごとに区切って、見直す項目を先に決めておきましょう。スマホのカレンダーに、毎月同じ日の予定として入れておくと忘れにくいですよ。
| 月 | 季節やできごと | 見直すこと |
|---|---|---|
| 1月 | 年明け、空気の乾燥 | 1年の最初の写真を残す、頭皮の乾燥を見る |
| 2月 | 寒さが続く | 洗う湯の温度、ドライヤーの当てすぎ |
| 3月 | 年度末で忙しい | 寝る時間、手入れの最低限を守れているか |
| 4月 | 新年度、生活リズムの変化 | 朝の流れを新しい生活に合わせる |
| 5月 | 日差しが強くなり始める | 帽子や日傘の準備、外で過ごす時間 |
| 6月 | 汗と蒸れが増える | 洗い方、汗を拭くタオルの用意 |
| 7月 | 暑さと冷房 | 汗をかいた日の洗い方、冷房の風 |
| 8月 | 日差しと外出 | 頭皮の日焼け、帽子の蒸れ |
| 9月 | 季節の変わり目 | 抜け毛の様子を記録で見比べる |
| 10月 | 衣替え | 服と一緒にブラシや枕カバーも替える |
| 11月 | 乾燥が始まる | 頭皮のかゆみ、静電気の起きやすさ |
| 12月 | 年末で忙しい | 1年分の写真を見比べる、来年の予定を入れる |
全部を毎月こなす必要はありません。その月の行から1つだけ選んで見直す、くらいの気持ちで大丈夫です。
カレンダーを自分用に書き換える
この表は、あくまでたたき台です。仕事の繁忙期や、子どもの行事、親の通院の付き添いなど、自分の1年の予定を書き足してみてください。
例えば、「3月は仕事が忙しいので、見直しは寝る時間だけ」「8月は帰省があるので、旅行用の小さなくしを用意」といった形です。自分の暮らしに合わせると、ぐっと続けやすくなりますよ。
忙しい月は「休む月」にしてもいい
年度末や年末など、どうしても手が回らない月もありますよね。そんな月は、見直しをお休みにして、毎日の最低限だけを続ける月と決めてしまいましょう。
休む月を先に決めておくと、『今月もできなかった』と落ち込まずにすみます。翌月にまたカレンダーの行に戻ればいいんです。
見直す日を決めておくコツ
『月1回と言われても、つい忘れる』という方も多いはずです。給料日や月初めの日曜など、毎月決まってやってくる日にくっつけておくと忘れにくくなります。
家族にも「月の初めは髪の写真を撮る日」と伝えておくと、声をかけてもらえることもありますね。
年に1〜2回だけ見直すこと
毎月ではなく、年に1〜2回でいい見直しもあります。例えば、美容室で髪型を相談する、手持ちのブラシやくしを買い替える、といったことです。
美容室では、「最近、分け目が気になる」「結ぶ位置をいつも同じにしている」などと伝えておくと、髪型や分け目の変え方を一緒に考えてもらえることもあります。
健康診断の結果が届いた月も、生活習慣を振り返るいい機会です。睡眠や食事の項目を見直すついでに、頭皮ケアの予定もカレンダーに入れ直しておきましょう。
月に1回の見直しチェック
カレンダーの日が来たら、次の項目をざっと確かめてみましょう。5分ほどで終わる内容にしてあります。
- 分け目や生え際の写真を、同じ場所・同じ明るさで撮ったか
- 頭皮にかゆみ、赤み、ふけが続いていないか
- 洗髪の時やブラシの抜け毛が、先月より明らかに多くないか
- ブラシやくしを洗ったか、枕カバーを替えたか
- 使っている頭皮用品の使用期限や、開封後の目安を確かめたか
- 定期購入をしている物の、次のお届け日と変更の期限を確かめたか
写真は毎日撮ると小さな違いが気になりすぎるので、月1回くらいがちょうどいいんです。前の月の写真と並べて見るだけで、落ち着いて様子を判断できますよ。
記録は短くていい
記録は長く書かなくても大丈夫です。例えばこんな1行で十分ですよ。
「10月、分け目の写真あり。抜け毛はいつもどおり。頭皮のかゆみなし。」
続けて書くうちに、どの季節に抜け毛が気になりやすいか、自分なりの傾向が見えてきます。
手持ちの物の見直し表
月1回のチェックの時に、毎日使っている物もさっと見ておきましょう。道具が汚れていたり古くなっていたりすると、手入れのしやすさも変わってきます。
| 物 | 確かめること | 見直しの目安 |
|---|---|---|
| ブラシ・くし | 髪やほこりがたまっていないか | 汚れていたら洗う、歯が欠けたら替える |
| 枕カバー | 汗や皮脂で汚れていないか | こまめに洗う |
| タオル | ごわついていないか | やわらかい物を頭用に分ける |
| ヘアゴム | 伸びて何重にも巻いていないか | ゆるくなったら替える |
| 頭皮用品 | 使用期限・開封後の目安 | 外箱の表示を確かめる |
育毛剤などの使用期限と保管の基本は育毛剤の使用期限と保管方法にまとめています。
季節の変わり目に見直すこと
季節の変わり目は、気温や湿度、服装が大きく変わる時期です。衣替えの日を「頭皮ケアの見直し日」にしてしまうと、手間が増えずにすみます。
- 帽子や日傘を出して、頭皮の日焼けを避ける
- 汗をかいた日は、早めに洗い流す
- 蒸れやすい帽子は、時々脱いで風を通す
- 熱いお湯で洗いすぎない
- ドライヤーを近づけすぎない
- マフラーや襟で首まわりの髪がこすれないようにする
気象庁は、紫外線対策として帽子や長袖の衣服を着るなどの方法が有効としています。頭皮も日差しを浴びやすい場所なので、夏の外出の日は帽子を活用してみてください。
冷房と暖房の部屋で長く過ごす時
夏の冷房や冬の暖房の部屋では、空気が乾きやすくなりますよね。顔や手の乾燥と同じように、頭皮のつっぱりやかゆみを感じる方もいます。
風が直接頭に当たる席では、向きを変えるだけでも過ごしやすくなります。帰ってから頭皮がかゆい日は、洗う湯の温度を少し下げる、ドライヤーを近づけすぎない、といった見直しを試してみてください。
季節で抜け毛の量が変わる時
季節によって抜け毛の量が変わることは、よく知られています。ただ、季節のせいだと決めつけて様子を見すぎるのは避けたいですね。
季節ごとの頭皮ケアや抜け毛の見方は40代の抜け毛対策と季節の変わり目の見方でも紹介しています。
アラフォーの抜け毛対策でよくある失敗
忙しい中で対策を始めると、つまずきやすい所があります。あらかじめ知っておけば、同じ所でつまずかずにすみます。
| よくある失敗 | 防ぎ方 |
|---|---|
| 一度にたくさんのことを始めて続かない | 毎日の分は最低限、見直しは月1回にまとめる |
| 抜け毛を毎日数えて不安になる | 月1回の写真と記録で見比べる |
| 頭皮用品を次々に替える | 1つを決めて、しばらく同じ物で様子を見る |
| 忙しい時期に手入れを全部やめる | 忙しい日の最低限だけは続ける |
| 不安なのに相談を先延ばしにする | 気になるサインがあれば早めに皮膚科へ |
『あれもこれもやらなきゃ』と思うほど、続かなくなってしまいます。少し物足りないくらいで始めるのが、長く続けるコツなんです。
家族や周りの人に言われた時
家族や友人から髪のことを言われて、気になり始めることもありますよね。言われた直後は焦ってしまいがちですが、まずは写真と記録を取り始めるところからで大丈夫です。
1〜2か月分の記録がたまれば、言われたことが一時的な見え方なのか、続いている変化なのかを落ち着いて見られます。気になる変化が続く時は、その記録を持って皮膚科で相談してみてください。
皮膚科に相談したいサインと、育毛剤の考え方
毎日の手入れや見直しを続けていても、相談した方がいい抜け毛もあります。次のような時は、自分で様子を見すぎず、皮膚科で相談してみてください。
- 急に抜け毛が増えた日が続く
- 丸く抜けている所がある
- 頭皮にかゆみ、赤み、痛み、ふけが続く
- 頭全体が薄くなってきたと感じる
日本皮膚科学会は、抜け毛がある時は皮膚科などで受診して対策を知ることをすすめています。体調の変化が重なっている時は、かかりつけ医にもあわせて相談しておくと安心です。
大きな手術や重い感染症、妊娠、過激なダイエットのあとに抜け毛が増える「休止期脱毛」という現象もある、と日本皮膚科学会は紹介しています。思い当たるできごとがあれば、時期とあわせて伝えておきましょう。
育毛剤を足すなら
毎日の手入れに、頭皮用の育毛剤を足したいと考える方もいますよね。医薬部外品の育毛剤は、「育毛」「脱毛の予防」などを効能・効果として表示できる区分です。
ただ、効き方には個人差があり、抜け毛がなくなると言い切れる物はありません。区分ごとの違いや選び方の基本は育毛剤とは?効果の範囲と種類にまとめてあります。始めるなら、カレンダーの「月1回のチェック」に使用期限や定期の確認を入れておくと、管理しやすくなりますよ。
妊娠中・授乳中の方、持病がある方、薬を飲んでいる方は、使う前に医師・薬剤師に相談しておきましょう。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見るよくある質問
アラフォーの抜け毛対策は、何から始めればいいですか?
まずは夜の「洗う・乾かす」の流れを決めて、毎日同じように続けることから始めてみてください。そのうえで、月1回の見直し日をカレンダーに入れておくと続けやすくなります。
見直しカレンダーは毎月全部やらないといけませんか?
全部でなくて大丈夫です。その月の行から1つだけ選んで見直す、くらいの気持ちで続けてみてください。
髪の写真は、どのくらいおきに撮るのがいいですか?
月に1回ほど、同じ場所・同じ明るさで撮るのがおすすめです。毎日だと、ほんの少しの違いまで気になってしまうからです。
毎年、秋になると抜け毛が目立つ気がします。
季節によって抜け毛の量が変わることはあります。ただ、急に増えた日が続く、丸く抜けた所がある、という時は季節のせいと決めつけず皮膚科で相談してください。
更年期が近づくと抜け毛は増えますか?
出産や更年期によるホルモンのバランスの乱れが髪にも影響すると説明されていますが、増え方には個人差があります。体調の変化が気になる時は、かかりつけ医や婦人科、抜け毛のことは皮膚科で相談してみてください。
忙しくて手入れができない日はどうすればいいですか?
根元だけでも乾かしてから寝る、髪をほどいて寝る、といった最低限だけ続けてみてください。次の日から、またいつもの流れに戻せば大丈夫です。
夫婦で一緒に抜け毛対策をしてもいいですか?
もちろん大丈夫です。月1回の見直し日を同じ日にしておくと、お互いに声をかけ合えて続けやすくなります。ただ、気になる場所や頭皮の様子は人によって違うので、使う物や見直す項目はそれぞれに合わせてみてください。
まとめ
- アラフォーの抜け毛対策は、毎日の手入れと季節の見直しの2本立て
- 毎日の分は「洗う・乾かす・とかす」を同じ流れで続ける
- 1年を月ごとに区切り、その月の見直しを1つだけ選ぶ
- 月1回、写真と頭皮の様子を同じ条件で残す
- 急な抜け毛や頭皮の異常は、自分で様子を見すぎず皮膚科へ





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