20代の薄毛対策は?自分の薄毛レベルの見方と最初の一歩

自然光の机に置かれたスマートフォンとノート、くし、緑の葉の鉢

当サイトの記事は、編集部が公的機関・各メーカーの公式サイトで公開されている情報を調べて独自に執筆しています。

友達との写真で自分の頭だけ地肌が目立って見えた。前髪が以前より割れやすくなった。そんなきっかけで『これって薄毛なのかな』と気になり始める20代の方は少なくありません。

結論から言うと、20代の薄毛対策は「自分の薄毛レベルを決めつけずに見る」ことから始めるのがおすすめです。見え方の条件をそろえて確かめ、できることを一つずつ始め、気になる変化が続く時は皮膚科で相談する。この順番なら、焦らずに進められます。

この記事を読めば、今の自分の状態の見方と、最初の一歩が分かります。

目次

20代の薄毛対策は?先に結論

先に結論
  • 1枚の写真や一瞬の印象で「薄毛」と決めつけない
  • 照明・髪の長さ・濡れ具合をそろえて、何か月か見比べる
  • 洗い方、乾かし方、生活リズムなど、お金をかけずにできることから始める
  • 育毛剤を使うなら、区分(医薬部外品)と使い方を見て1本に決める
  • 円く抜けた所や急な抜け毛がある時は、早めに皮膚科へ

気になり方によって、最初にやることは少し変わります。今の自分に近いものから始めてみてください。

今の気になり方最初の一歩
なんとなく薄い気がする同じ条件で写真を撮り、1か月後と比べる
前髪が割れやすくなった乾かし方と分け目の向きを見直す
抜け毛が多い気がする季節・洗い方・生活の変化をメモする
友達や家族に言われた言われた場所を写真で確かめる
頭皮がかゆい・赤い育毛剤より先に皮膚科で相談する
円く抜けた所がある早めに皮膚科を受診する

自分の薄毛レベルはどう見る?決めつけないための基準

ネットには「薄毛レベル」を段階で示した図がたくさんありますよね。ただ、それを見て自分で当てはめると、実際より重く感じてしまうことがあるんです。

日本皮膚科学会は、毛の太さや量の変化には個人差があると説明しています。だからこそ、自分の中で「いつもの状態」と比べる見方が役に立ちます。

見るポイント気にしすぎなくてよいことが多い相談を考えたいサイン
地肌の見え方濡れた時・強い照明の下だけ透ける乾いた状態・同じ条件でも何か月か広がり続ける
生え際子どもの頃からの形と変わらない写真で比べてラインが後ろへ動き続けている
つむじ渦の中心が見える渦の周りまで地肌が見える範囲が広がる
抜け毛季節の変わり目に多い気がする短い期間で急に増えた、束で抜ける
毛の質太い毛と細い毛が混ざっている細く短い毛ばかりが目立つようになった
頭皮特に気になる症状がないかゆみ・赤み・フケ・痛みが続く

この表は、受診するかどうかを考えるための目安です。どちらに当てはまるかで、自分の状態を決めるものではありません。

「いつもの状態」を残しておく

自分の基準を作るには、今の状態を写真で残しておくのが一番です。正面(前髪を上げる)・真上・左右の斜めを、同じ照明、同じ距離で撮っておきましょう。

撮るのは1か月に1回で十分です。毎日見比べると、小さな違いばかりが気になってしまいます。

生え際の形は人それぞれ

生え際のラインは、もともと人によって形が違います。おでこが広めの人もいれば、左右の角が少し深い人もいるんです。

子どもの頃や高校生の頃の写真があれば、今と見比べてみてください。昔から同じ形なら、それがあなたの「いつもの生え際」です。

1日に抜ける毛の目安

日本皮膚科学会によると、1日に抜ける毛は、個人差や季節差はあるものの「おおよそ一日100本程度まで」といわれています。

髪は成長期、退行期、休止期をくり返して生え変わっています。抜け毛があること自体は自然なことなので、本数だけで判断しないようにしましょう。

人と比べる時に気をつけたいこと

『あいつは髪が多いのに、自分だけ…』と、つい人と比べてしまいますよね。でも、髪の量や太さ、生え際の形はもともと人によって違います。

比べる前に確かめたいこと
  • 照明や撮った角度が同じ条件か
  • 髪の長さや髪型が同じくらいか
  • 加工アプリやフィルターが入った写真ではないか
  • 濡れた髪や汗をかいた後の写真ではないか
  • 比べる相手が、自分と同じ髪質か

SNSの写真は、照明や加工で印象が大きく変わります。人と比べるより、半年前の自分と同じ条件で比べるほうが、ずっと確かな材料になるんです。

ネットの情報との付き合い方

調べれば調べるほど、強い言葉の情報が目に入ってきますよね。「このままだと手遅れ」といった言い方を見ると、不安ばかりがふくらみます。

情報を見る時は、書いた人が誰か、広告ではないか、根拠が示されているかを確かめてみてください。公的機関や学会、メーカーの公式ページの情報を軸にすると、振り回されにくくなります。

家族に言われた時の受け止め方

家族から「最近ちょっと薄くなった?」と言われると、ドキッとしますよね。そんな時は、どこを見てそう思ったのかを聞いてみてください。

「どの辺りが気になった?前からの写真と比べてみたいんだけど」
「頭のてっぺんの所。照明のせいかもしれないけどね」

場所が分かれば、そこを写真で確かめるだけです。言われた一言を、何度も頭の中でくり返さなくて大丈夫ですよ。

20代の薄毛対策、最初の一歩リスト

ここからは、今日から始められることを順番に並べました。全部を一度にやらなくてかまいません。

最初の一歩
  1. 正面・真上・左右の写真を同じ条件で撮る
  2. 気になり始めた時期と、その頃の生活の変化をメモする
  3. シャンプーは指の腹で洗い、すすぎを長めにする
  4. ドライヤーで根元から乾かし、濡れたまま寝ない
  5. 睡眠時間と食事のリズムを見直す
  6. 1か月後に同じ条件で写真を撮って見比べる
  7. 育毛剤を使うか、相談に行くかを考える

日本皮膚科学会は、髪の毛が抜けなくなる特別な予防法があるわけではないとしたうえで、髪に負担のかかる髪型や極端に頻繁なカラーリングを避けること、規則正しい生活を挙げています。

シャンプーを選ぶ時に見る表示

シャンプーも、区分によって表示できる内容が違います。「医薬部外品」の薬用シャンプーなら、「ふけ、かゆみを防ぐ」「毛髪・頭皮をすこやかに保つ」などが効能の範囲として決められています。

頭皮のフケやかゆみが気になる方は、パッケージの区分と有効成分を見て選んでみてください。シャンプーは汚れを落として頭皮を清潔に保つための物なので、髪の量を変える物として選ぶ必要はありません。

生活の見直しで意識したいこと

見直すこと20代でありがちな場面できること
睡眠夜ふかし、スマホを見ながら寝落ち寝る時間を先に決める
食事朝食抜き、麺類だけの昼食主食・主菜・副菜をそろえる日を増やす
飲酒飲み会が続く量を決め、合間に水を飲む
髪型きつく結ぶ、毎日同じ分け目結ぶ位置や分け目を時々変える
カラー・ブリーチ短い間隔でくり返す回数と間隔を美容師と相談する

厚生労働省は、成人の睡眠について6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保するよう案内しています。飲酒については、あらかじめ量を決める、飲酒の合間に水を飲むといった配慮の例を挙げています。

どれも髪のためだけでなく、体全体の調子を整えるための見直しです。食べ物やサプリメントで髪が増えると考えるより、毎日のリズムを整える感覚で取り組んでみてください。

20代の女性の場合

女性の場合も、写真での確かめ方や生活の見直しは同じです。日本皮膚科学会は、女性の薄毛は前髪が残り、その奥から頭頂にかけて薄くなることが多いと説明しています。

分け目がいつも同じ所だと、そこだけ地肌が目立つこともあります。分け目の位置を時々変えて、見え方がどう変わるかも確かめてみてください。

3か月の進め方

最初の一歩を、3か月の流れにしてみるとこんな感じです。

時期やることふり返ること
1か月目写真を撮る、洗い方と乾かし方を見直す毎日続けられたか
2か月目睡眠と食事のリズムを整える無理なく続いているか
3か月目1か月目と同じ条件で写真を撮って比べる見え方の変化、頭皮の調子

3か月目に見比べて、気になる変化が続いているなら、育毛剤を使うか、皮膚科で相談するかを考えるタイミングです。変化がはっきりしない時は、同じ流れを続けて半年後にもう一度見てみましょう。

育毛剤を使うか迷った時の考え方

最初の一歩を続けて、それでも気になる時は育毛剤を考えてもいいタイミングです。20代で使うのは早すぎる、ということはありません。

区分主な例20代が知っておきたいこと
医薬部外品薬用育毛剤・育毛トニック作用が緩和な物として、育毛や脱毛の予防などを表示できる
化粧品ヘアトニック・スカルプエッセンス頭皮をすこやかに保つ等の範囲。育毛はうたえない
第1類医薬品ミノキシジル配合の発毛剤成人(20歳以上)が対象。使えない人の条件があり、薬剤師が説明して販売する

医薬部外品の育毛剤に表示できる効能・効果は、厚生労働省の通知によると「育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛」の範囲とされています。効き方には個人差があり、どんな人にも同じように変化が出るものではありません。

選ぶ時は1本に決めて続ける

育毛剤は、区分・有効成分・1日の回数・使用感・買い方を見て1本に決め、メーカーの案内どおりに使います。複数を重ねると、肌に合わない時に原因が分からなくなってしまいます。

20代での選び方は20代の育毛剤の選び方で、育毛剤の基本は育毛剤の基本にまとめています。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

店頭で選ぶ時は売り場の人に聞いてみる

ドラッグストアなら、育毛剤の売り場で薬剤師や登録販売者に相談できます。「20代で、抜け毛が少し気になり始めたところです」と伝えるだけで、区分や使い方の違いを教えてもらえますよ。

同じ売り場に医薬部外品と医薬品が並んでいることもあるので、パッケージの区分表示を一緒に確かめてもらうと安心です。

買う時に確かめたい定期購入の条件

通販の育毛剤には、定期購入のコースがよくあります。申し込む前の最終確認画面で、各回の分量と代金、2回目以降の代金、解約の連絡方法と期限を確かめておきましょう。

国民生活センターも、「定期縛りなし」と書かれていても1回限りとは限らないと注意を呼びかけています。最終確認画面は、スクショを撮って残しておくと後で役立ちます。契約でもめた時は、消費者ホットライン「188」に電話すると相談窓口を案内してもらえます。

発毛剤を考える時は

ミノキシジル配合の発毛剤は、用法が「成人男性(20歳以上)」と決まっていて、女性用は別の製品になっています。「本剤は誰にでも効果があるわけではありません」という一文も、添付文書に載っています。

20歳になったばかりの方も含めて、使うかどうかは、薬剤師に相談したうえで決めましょう。

よくある相談:これって薄毛?育毛剤で何とかなる?

20代の男性から、こんな相談がありました。自分の髪が薄いのかどうか分からない、もし薄いなら育毛剤で何とかなるのか、という内容です。

回答には「育毛剤では意味がない」という声から、医療機関をすすめる声まで、さまざまな意見が並んでいました。読むほど迷ってしまいますよね。

この相談への答え
  • 薄毛かどうかは、同じ条件の写真で何か月か比べて考える
  • 育毛剤(医薬部外品)は、表示されている効能の範囲で頭皮をケアする物
  • 誰にでも同じ変化が出る物はないので、期待しすぎず、続けられる形で使う
  • 自分で判断がつかない時は、皮膚科で写真を見せて相談する

育毛剤に何を期待するかを整理する

育毛剤は、頭皮の環境を整えて、育毛や脱毛の予防をうたう医薬部外品です。今ある悩みが「抜け毛が気になる」「頭皮のかゆみやフケが気になる」といったものなら、使ってみる選択肢はあります。

一方で、自分の状態がそもそも分からないまま使い始めると、続けていいのか迷い続けることになります。先に写真で状態を残しておけば、使い始めてからの見方もはっきりしますよ。

相談の場での伝え方

皮膚科で話す時は、何が気になっているかを短く伝えるだけで大丈夫です。たとえば、こんな話し方で十分です。

「3か月前から頭のてっぺんが気になっています。同じ条件で撮った写真があります」
「頭皮のかゆみはありません。抜け毛は前より多い気がします」

意見が分かれる時の考え方

ネットの回答は、書いた人それぞれの経験や考えにもとづいたものです。区分ごとの効能の範囲と、自分の写真という確かな材料で考えるほうが、迷いは少なくなります。

皮膚科で相談したい目安

ほとんどの場合は、見え方や生え変わりの範囲です。それでも、次のような時は早めに皮膚科で相談してみてください。

こんな時相談したい理由
円く抜けた所がある抜け毛とは別の理由が隠れていることもある
短い期間で急に抜け毛が増えた何が起きているかを早めに確かめられる
頭皮のかゆみ・赤み・フケが続く肌のトラブルが関わっていることがある
何か月か同じ条件の写真で変化が続く写真を見せて状態を確かめられる
気になって生活に支障が出ている一人で抱え込まないため

抜け毛がある時は「皮膚科など専門の医療機関を受診し対策を知ることが大切」というのが、日本皮膚科学会の考え方です。撮りためた写真とメモを持っていくと、話がスムーズですよ。

持っていくと話しやすい物は、次のとおりです。

受診の時に持っていきたい物
  • 同じ条件で撮った写真(日付入り)
  • 気になり始めた時期と、生活の変化のメモ
  • 使っているシャンプーや育毛剤の名前
  • 飲んでいる薬やサプリメントのメモ

20代のハゲ対策の生活面は20代のハゲ対策で、男性の対策の順番は男性のハゲ対策でも紹介しています。

20代の薄毛対策でよくある失敗

20代は情報を集めるのが得意なぶん、いろいろ試したくなりますよね。よくある失敗と防ぎ方を先に知っておきましょう。

よくある失敗防ぎ方
画像の薄毛レベル表に自分を当てはめて落ち込む自分の写真どうしで比べる
育毛剤やシャンプーを次々に変える1つに決めて、数か月は同じ条件で見る
早く変えたくて量や回数を増やす決められた量と回数を守る
海外の薬を個人で取り寄せる国内で承認された物を、薬剤師に相談して選ぶ
不安で毎日鏡を見る写真は月1回と決める
個人輸入は避ける

厚生労働省は、個人輸入の医薬品は品質や安全性が国内の法律で確認されておらず、偽造品のおそれもあると注意を呼びかけています。健康被害が起きても、公的な救済制度の対象外です。

相談でよく出てくる言葉

言葉意味
毛周期髪が伸びて、抜けて、また生えてくる流れのこと
医薬部外品作用が緩和な物として、育毛や脱毛の予防などを表示できる区分
有効成分パッケージで効能・効果の根拠として示される成分
第1類医薬品販売の時に薬剤師の書面での説明が決められている一般用医薬品

よくある質問

20代で薄毛対策を始めるのは早いですか?

早すぎることはありません。まずは写真で今の状態を残し、洗い方や生活リズムなどお金をかけずにできることから始めてみてください。

自分の薄毛レベルを自分で判断できますか?

写真だけで自分の状態を判断するのは、なかなか難しいものです。同じ条件で何か月か比べて変化が続くなら、その写真を持って皮膚科で相談するのがおすすめです。

20代で育毛剤を使ってもいいですか?

医薬部外品の育毛剤は20代でも使えます。区分・有効成分・使い方を見て1本に決め、肌に異常が出たら使用を中止して相談してください。

20代の女性も同じ対策でいいですか?

写真での確かめ方や生活の見直しは同じです。育毛剤は女性向けとして案内されている物もあり、妊娠中・授乳中の方は使う前に医師や薬剤師に相談してください。

抜け毛が1日100本を超えたら薄毛ですか?

100本程度はあくまで目安で、季節やヘアケアでも変わります。本数より、急に増えたか、円く抜けた所がないかを見て、気になる時は皮膚科で相談してください。

20代で発毛剤は使えますか?

ミノキシジル配合の発毛剤は成人(20歳以上)が対象ですが、使えない人の条件があります。使うかどうかは、薬剤師に相談したうえで決めましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 20代の薄毛対策は、自分の薄毛レベルを決めつけずに見ることから
  • 写真は照明・距離・髪の状態をそろえて、月1回撮る
  • 人やSNSと比べるより、半年前の自分と比べる
  • 洗い方・乾かし方・睡眠・食事など、お金をかけずにできることから始める
  • 育毛剤は医薬部外品の表示を見て1本に決め、発毛剤は使う前に薬剤師へ相談
  • 円形の抜け、急に増えた抜け毛、頭皮の異常に気づいたら皮膚科へ
育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

抜け毛や髪のボリュームが気になり始めた方に向けて、育毛剤(医薬部外品)・発毛剤(医薬品)・頭皮用化粧品の違い、成分と選び方、正しい使い方と続け方、市販と通販の買い方、定期購入の確かめ方をまとめている情報サイトです。 公式サイト

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