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コロナ後に抜け毛が増えた気がして、病院に行ったほうがいいのか迷っている。『でも、どこに行けばいいのか分からない』という方も多いはずです。
結論から言うと、コロナ後の抜け毛対策は、まずかかりつけ医や地域の医療機関に相談し、見つからない時は都道府県が公開している医療機関の一覧を使うのが近道です。抜け毛や頭皮の様子だけが気になる時は、皮膚科に相談してみましょう。
この記事では、相談窓口の探し方と、電話での聞き方、受診の前に準備することを順番に紹介しますね。
コロナ後の抜け毛対策は?相談先を探す順番
厚生労働省は、罹患後症状が続く場合は、まずかかりつけ医等や地域の医療機関に相談するよう案内しています。Q&Aでは、罹患後症状はかかりつけ医等や地域の医療機関で十分に対処できるものが少なくない、とも書かれています。
- ふだん通っている医療機関があれば、まずそこへ
- かかりつけ医がいない時は、通いやすい地域の医療機関へ
- 見つからない時は、都道府県が公開している医療機関の一覧を使う
- 抜け毛や頭皮の様子だけが気になる時は、皮膚科へ
| 相談先 | 相談しやすいこと | 問い合わせる時のコツ |
|---|---|---|
| かかりつけ医 | 体全体の不調と抜け毛のこと | ふだんの様子を知っているので、変化を伝えやすい |
| 地域の医療機関(内科など) | だるさや頭痛などほかの症状も一緒に | 罹患後症状の相談ができるか先に聞く |
| 都道府県の一覧に載っている医療機関 | 罹患後症状の診療 | 予約が必要か、紹介状がいるかを確かめる |
| 皮膚科 | 抜け毛や頭皮の状態 | 抜け毛の相談で受診したいと伝える |
『抜け毛くらいで病院に行っていいのかな』と思うかもしれませんね。でも、気になって眠れないほどなら、それは相談していい理由になりますよ。
子どもの抜け毛が気になる時の相談先
お子さんの抜け毛が気になる時は、かかりつけの小児科か皮膚科に相談してみてください。大人用の育毛剤などを、自己判断で子どもに使うのは控えましょう。
休日や夜間に、子どもの体調で受診したほうがいいか迷った時は、厚生労働省が案内している「子どもの症状は♯8000」で、小児科医や看護師に電話で相談できます。つながる窓口と実施時間は、都道府県ごとに違います。
気持ちのつらさも相談していい
抜け毛のことで気持ちが沈み、眠れない日が続くこともありますよね。そんな時は、かかりつけ医に体調と一緒に話してみてください。
厚生労働省の「まもろうよ こころ」では、電話やSNSで相談できる窓口が紹介されています。一人で抱え込まずに、話せる場所を一つ持っておきましょう。
かかりつけ医がいる時・いない時の探し方
かかりつけ医がいる方は、まずそこに電話してみるのが一番の近道です。体調の変化をふだんから知っているので、話が早く進みます。
かかりつけ医がいない方は、次の流れで探してみてください。
- 家や職場から通いやすい内科などの医療機関を、いくつか書き出す
- 医療機関のホームページで、診療時間と予約の方法を確かめる
- 電話で「コロナにかかった後の体調と抜け毛の相談をしたい」と伝える
- 相談できない時は、どこに相談するとよいかを聞いてみる
- それでも見つからない時は、都道府県の医療機関の一覧を見る
これを機に、かかりつけ医を決めておく
コロナ後の相談をきっかけに、通いやすい医療機関を決めておくのもいい方法です。体調のことを気軽に話せる場所が一つあると、次に何かあった時も安心ですよね。
『引っ越してきたばかりで、近くの病院を知らない』という時も、まずは家から一番通いやすい所を一つ選んでみてください。
都道府県の医療機関の一覧の使い方
厚生労働省は、各都道府県が公開している「罹患後症状に悩む方の診療をしている医療機関」のページを、一覧にまとめて案内しています。
一覧は厚生労働省「各都道府県における罹患後症状に悩む方の診療をしている医療機関を掲載しているウェブサイト一覧」から見られます。
- 厚生労働省の一覧のページを開く
- 住んでいる都道府県のリンクを選ぶ
- 都道府県のページで、住まいの近くの医療機関を探す
- 診療科や受付の条件(予約・紹介状など)を確かめる
- 電話で、抜け毛のことも相談できるか聞いてから受診する
都道府県のページの作りは、それぞれ違います。市町村ごとに分かれていたり、表にまとめられていたりするので、見つけにくい時はページ内の検索を使ってみてください。
一覧で近くの医療機関が見つからない時は
住まいの近くに載っている医療機関が無いこともありますよね。そんな時は、都道府県のページに問い合わせ先が書かれていないか見てみてください。
また、最寄りの内科などに「罹患後症状のことを相談できる医療機関を知りたい」と聞いてみるのも一つの方法です。少し遠くても通える範囲なら、まずは一度相談して、その後の通い方を決めてもかまいません。
一覧を見る時に確かめたいこと
一覧に載っている医療機関でも、受付の条件はそれぞれです。次の点を確かめてから連絡すると、行ってから困ることが減りますよ。
| 確かめたいこと | 理由 |
|---|---|
| 予約が必要か | 予約制の所は、当日いきなり行っても受診できないことがある |
| かかりつけ医からの紹介状が必要か | 紹介を受けてから受診する仕組みの所もある |
| 診療している曜日・時間 | 罹患後症状の外来が、特定の曜日だけのこともある |
| 対象の年齢 | 子どもを診ているかどうかが分かれることがある |
| 情報の更新日 | ページの情報が古い場合もあるので、電話で確かめる |
『紹介状って、どうやってもらうの?』と思った時は、かかりつけ医や、最初に相談した医療機関に聞いてみてください。
皮膚科を探す時に見ておきたいこと
抜け毛や頭皮の様子だけが気になる時は、皮膚科に相談するのが分かりやすい方法です。日本皮膚科学会のQ&Aでも、抜け毛がある時は皮膚科など専門の医療機関を受診し、対策を知ることが大切だとされています。
- 家や職場から、続けて通いやすい場所にある
- 診療時間が、自分の予定と合っている
- 予約が必要か、当日の受付ができるかが分かっている
- 抜け毛や頭皮の相談をしているか、ホームページや電話で確かめた
- 美容目的の自由診療だけでなく、保険診療の受付があるかも確かめた
皮膚科によっては、美容の施術を中心にしている所もあります。まずは保険診療で頭皮を見てもらえるか、電話で聞いておくと安心ですよ。
通いやすさを優先していい
抜け毛の相談は、1回で終わらず、何度か様子を見せに行くこともあります。評判を探して遠くの医療機関を選ぶより、続けて通える近さのほうが大事になる場面も多いんです。
『有名な所のほうがいいのでは』と迷った時は、まず近くで相談して、必要なら紹介してもらう、という順番で考えてみてください。
かかりつけ医と皮膚科、どちらが先?
『両方行ったほうがいいの?』と迷う方もいますよね。抜け毛のほかにだるさや息苦しさなどの症状が続いているなら、まずかかりつけ医に体全体のことを相談しましょう。
抜け毛だけが気になる時は、皮膚科から始めてかまいません。どちらに行っても、コロナにかかったことと時期は伝えておいてください。
電話で問い合わせる時の聞き方
初めての医療機関に電話するのは、ちょっと緊張しますよね。先に聞くことを決めておくと、落ち着いて話せます。
| 聞くこと | 聞き方の例 |
|---|---|
| 相談できるか | 「コロナにかかった後から抜け毛が増えた気がして、相談したいのですが」 |
| 予約の要不要 | 「予約は必要ですか。いつ頃なら受診できますか」 |
| 紹介状の要不要 | 「紹介状がないと受診できませんか」 |
| 持ち物 | 「当日、持って行くとよい物はありますか」 |
| 来院の注意 | 「今は熱もせきもないのですが、来院の時に気をつけることはありますか」 |
電話の始め方は、たとえばこんな形で十分です。
「コロナが治ってしばらくしてから、髪の抜け毛が気になっています。そちらで相談できますか」
もし「うちでは難しいです」と言われたら、「どちらに相談するとよいでしょうか」と聞いてみてください。別の相談先を教えてもらえることもありますよ。
電話が苦手な時は
電話が苦手な方は、ホームページのWEB予約や問い合わせフォームが使える所を選ぶのも一つの方法です。予約の画面に「相談したいこと」を書く欄があれば、抜け毛とコロナにかかった時期を一言書いておきましょう。
家族に電話をお願いする時は、聞いてほしいことを上の表のように紙に書いて渡すと、聞き漏れが減ります。
受付でうまく伝わらなかった時は
電話の受付では、短い時間で用件を聞かれるので、うまく伝わらないこともありますよね。そんな時は、「抜け毛」「コロナの後」「相談したい」の3つの言葉だけをはっきり伝えてみてください。
それでも話がかみ合わない時は、無理に続けず、「改めてかけ直します」と切ってもかまいません。聞くことのメモを見直してから、落ち着いてもう一度かけてみましょう。
受診前に準備すること:持ち物と伝える順番
受診の前に準備しておくと、限られた時間で伝えたいことを伝えやすくなります。まずは持ち物から確かめておきましょう。
| 持ち物 | あると役に立つ理由 |
|---|---|
| 保険証(マイナ保険証など) | 受付で必要になる |
| お薬手帳 | 飲んでいる薬を正しく伝えられる |
| 抜け毛と体調の記録 | いつから・どう変わったかを伝えやすい |
| 分け目や生え際の写真 | 言葉で説明しにくい見え方を見せられる |
| 使っている育毛剤やシャンプーの名前 | 頭皮に合っているかを相談できる |
| 紹介状(ある場合) | 前の医療機関での経過が伝わる |
記録のつけ方はコロナの後の抜け毛の時期の見方と毎日のケアの記録で紹介しています。記録が無くても受診はできるので、無理に準備しすぎなくて大丈夫です。
- コロナにかかった時期と、療養が終わった時期
- 抜け毛に気づいた時期と、今の様子
- 抜け毛のほかに続いている体調の変化
- 頭皮のかゆみ・赤み・ふけがあるか
- 使っている薬や育毛剤、最近替えた物
- 聞きたいこと(様子を見ていいか、次に何をすればいいか)
この順番でメモを作っておけば、話している途中で頭が真っ白になっても、メモを見せるだけで伝わります。
当日の髪型と服装
頭皮を見てもらう時のことを考えて、当日はきつく結んだ髪型や、整髪料をたくさん使ったセットは控えておくと見てもらいやすくなります。帽子をかぶって行く時は、脱ぎやすい物にしておきましょう。
『髪がぺたんこで恥ずかしい』と思うかもしれませんね。でも、ふだんの状態のほうが、医師も様子をつかみやすいんです。
前の日にしておくこと
- 予約の日時と、受付の時間を確かめた
- 保険証とお薬手帳をバッグに入れた
- 記録と写真を、すぐ見せられる所にまとめた
- 伝える順番のメモを作った
- 当日の体調が悪い時の連絡先を控えた
前日の夜はいつも通りに髪を洗って、しっかり乾かしておけば大丈夫です。
仕事や家事と両立しながら通う工夫
通院が続くと、仕事や家事との両立に悩むこともありますよね。厚生労働省は、企業向けに、治療と仕事の両立支援のためのガイドラインやリーフレット、「治療と仕事の両立支援ナビ」というポータルサイトを案内しています。
- 通院日を手帳に書いて、早めに職場に伝えておく
- 診療時間が仕事に合う医療機関を選ぶ
- 次の受診日を、帰る前に決めておく
- 家族に家事を少しだけ代わってもらう
- 忙しい時期だからと、受診を先送りにし続ける
- 仕事を休む理由を言えずに抱え込む
- 毎回違う医療機関に行き、経過を一から話す
- 体調が悪い日に、無理に予定を詰め込む
職場の制度が使えるかどうかは、勤め先ごとに違います。人事や上司に相談しにくい時は、職場の産業医や保健師がいれば、そちらに話してみるのも一つの方法です。
通院の記録も一緒に残す
いつ、どこで、何を言われたかを記録の端に書いておくと、次の受診や別の医療機関に行く時に役に立ちます。言われたことは、その日のうちに短くメモしておきましょう。
「次は何週間後に」「こうなったら早めに」といった言葉は、聞いたまま書いておくと、後で迷わずに済みます。
受診の後、家で続けるコロナ後の抜け毛対策
受診した後も、毎日の過ごし方は大事です。日本皮膚科学会のQ&Aでは、これをすれば抜けなくなるという特別な予防法はないとしたうえで、髪に負担のかかる髪型や極端に頻繁なカラーリングを避けること、バランスのとれた食生活と規則正しい生活を心がけることを挙げています。
- 医師から言われたことを、メモを見ながら続ける
- 乾燥しすぎず脂っぽくもならない頻度で、頭皮を洗う
- 髪を強く引っぱる髪型を控える
- 眠れる時はしっかり休み、食事を抜かない
- 次の受診日までの変化を、記録に書き足していく
育毛剤を使いたくなった時は
育毛剤のうち医薬部外品の物には、「病後・産後の脱毛」を効能・効果に含めて表示している商品もあります。使ってみたい時は、受診の時に「育毛剤を使ってもいいですか」と医師に聞いておくと安心です。
使い始める前の確認はコロナの後の脱毛に育毛剤は使えるか、育毛剤の基本は育毛剤とは?効果の範囲と種類で紹介しています。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る塗った所にかゆみや赤みが出てきたら、続けずにやめて、皮膚科か薬剤師へ相談を。
次の受診で聞きたいことはためておく
家で過ごしているうちに、『これは聞いておけばよかった』と思うこともありますよね。思いついた時に、記録の端に書きためておきましょう。
次の受診の時にそのメモを見せれば、聞き忘れを防げます。
よくある質問
コロナ後の抜け毛は、何科に相談すればいいですか?
厚生労働省は、まずかかりつけ医等や地域の医療機関に相談するよう案内しています。抜け毛や頭皮の様子だけが気になる時は、皮膚科に相談してみてください。
かかりつけ医がいない時は、どうすればいいですか?
通いやすい地域の医療機関に電話で相談するか、厚生労働省がまとめている都道府県の医療機関の一覧から探してみてください。
都道府県の一覧に載っている医療機関には、紹介状が必要ですか?
医療機関によって違います。予約や紹介状の要不要は、一覧のページや電話で事前に確かめてください。
電話で何と言えばいいか分かりません。
「コロナにかかった後から抜け毛が気になっていて、相談したい」と伝えれば十分です。相談できないと言われたら、どこに相談するとよいかを聞いてみましょう。
受診の前に、何を準備すればいいですか?
保険証、お薬手帳、抜け毛と体調の記録、分け目や生え際の写真があると伝えやすくなります。無くても受診はできるので、準備できる物だけで大丈夫です。
受診して「様子を見ましょう」と言われました。
次にどんな変化があったら来ればいいかを、その場で聞いておくと安心です。記録を続けて、気になるサインが出た時は早めに相談してください。
仕事を休みにくくて、通院が続けられるか不安です。
診療時間が仕事に合う医療機関を選び、通院日を早めに職場に伝えておくと続けやすくなります。厚生労働省は、治療と仕事の両立支援の情報も案内しています。
まとめ
- コロナ後の抜け毛は、まずかかりつけ医等や地域の医療機関に相談する
- 見つからない時は、厚生労働省がまとめた都道府県の医療機関の一覧を使う
- 抜け毛や頭皮の様子だけが気になる時は、皮膚科へ
- 電話では、相談できるか・予約・紹介状・持ち物を聞いておく
- 受診前は持ち物をそろえ、伝える順番をメモにしておく





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