抜け毛対策でショートヘアにする時は?乾かしやすさと頭皮の手入れ

ショートヘアの後ろ姿とドライヤーで乾かす準備のイメージ

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抜け毛が気になってきて、思い切って髪を短くしようか迷っている。『ショートヘアにしたら、抜け毛対策になるのかな?』と考えている方も多いはずです。

結論から言うと、髪を短くしても抜ける本数そのものが減るわけではありません。ただ、ショートヘアは乾かしやすく、頭皮を洗う・塗る・守るといった手入れがしやすくなります。抜け毛対策は「切ること」より、短くした後の手入れで差が出るんです。

ここでは、長さによる手入れの違いと、ショートヘアならではの頭皮ケアのコツをお話しします。

目次

抜け毛対策でショートヘアにするのはあり?先に結論

先に結論
  • ショートにしても、毛が抜けるしくみは変わらない
  • 抜けた毛が短くなるので、量が目立ちにくくなる
  • 乾かす時間が短くなり、頭皮を生乾きにしにくい
  • 頭皮が見えやすくなる分、日差しや整髪料から守る工夫がいる
  • 急に抜け毛が増えた時は、髪型より先に皮膚科で相談

髪の毛には、伸びる時期、伸びが止まる時期、抜け落ちる準備をする時期のくり返しがあります。日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、個人差や季節差はあるものの、1日の抜け毛はおおよそ100本程度までといわれているそうです。

この生え変わりは、髪の長さとは関係なく続きます。だから、切ること自体を「抜け毛対策」と考えるより、手入れしやすい長さにすると考える方が近いんです。

ショートにすると変わること変わらないこと
抜け毛1本が短く、排水口や床で目立ちにくい毎日一定の数が抜けること
洗う髪の量が減り、頭皮を洗いやすい頭皮の汚れのたまり方
乾かす乾くまでの時間が短くなる根元から乾かす大切さ
見た目分け目や地肌が見えやすくなることも髪の太さ・密度

長さ別に、毎日の手入れはどう変わる?

ロングからショートにすると、手入れの手間がどこで減り、どこで増えるのかが気になりますよね。長さごとの違いを表にしてみました。

手入れロングミディアムショート
シャンプー毛先まで泡が回りにくい中くらい頭皮に泡を届けやすい
すすぎ髪の中に泡が残りやすい中くらい生え際や襟足まで流しやすい
乾かす時間がかかり、根元が乾きにくい中くらい短時間で根元まで乾く
結ぶ・まとめる毎日結ぶと同じ所が引っぱられる結ぶ日もある結ばずに過ごせる
抜け毛の見え方長く、まとまると量が多く見える中くらい短く、量が分かりにくい
頭皮の日焼け髪が覆ってくれる分け目が焼けやすい頭頂部や分け目が焼けやすい

表を見ると、ショートで楽になるのは「洗う・すすぐ・乾かす」の部分だと分かりますよね。反対に、頭皮の日焼けのように、短くしたことで新しく気をつけたいこともあります。

長い髪の手入れはロングヘアの抜け毛対策で詳しく紹介しています。ここではショートにした後の話に進みますね。

結ぶ習慣がある方へ

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、生活上の注意として、髪に負担のかかる髪型を避けることが挙げられています。毎日きつく結んでいた方は、ショートにすると引っぱられる負担が減りますよ。

ショートにするか迷った時の考え方

『短くしたら、薄いところがかえって目立たない?』と不安になる方もいますよね。ショートは地肌が見えやすい長さもあるので、気になる部位がある時は、カットの前に美容師さんに相談しておくと安心です。

美容室での伝え方は、薄毛が気になる時のショートヘアと美容室での伝え方にまとめています。この記事では、切った後の手入れに絞ってお話ししますね。

短い髪の洗い方:頭皮を洗う時間を作る

ショートにすると、毛先を洗う手間が減ります。そのぶん、頭皮を洗うことに時間を使えるのがうれしいところです。

ショートヘアの洗い方
  1. ぬるま湯で、頭皮まで湯が届くように予洗いする
  2. シャンプーを手のひらで軽く泡立ててから頭にのせる
  3. 指の腹で、生え際・頭頂部・後頭部・襟足の順に洗う
  4. 爪を立てず、頭皮を動かすようにやさしくもみ洗いする
  5. 耳の後ろと襟足まで、泡が残らないようにすすぐ

短い髪は泡立ちがいいので、ついシャンプーを多めに出しがちです。量が多いとすすぎ残しにつながるので、髪の量に合わせて少なめから試してみてください。

コンディショナーは毛先だけで足りる

短い髪でも、毛先のパサつきが気になる時はコンディショナーを使ってかまいません。ただ、頭皮にまで付けると流し残しが出やすくなります。

手のひらに少しだけとり、毛先から中間にもみこむように付けてみてください。すすぎは、ぬるっとした感じがなくなるまで、襟足と耳の後ろを意識して流すのがコツです。

洗う回数は「頭皮の様子」で決める

皮膚科Q&Aでは、頭皮が乾燥しすぎたり、油っぽくなったりしない頻度で洗うことが大切だと説明されています。何日に1回が正解、という決まりはないんです。

頭皮の様子見直し方
夕方にはべたつき、においが気になる毎日洗う。すすぎを丁寧に
洗った後につっぱる・かゆい洗う力が強すぎないか、湯が熱すぎないかを見る
フケが目立つすすぎ残しがないかを確かめる
運動や汗の多い日だけべたつくその日は夜に洗う

乾かしやすさを生かす乾かし方

ショートヘアの一番の良さは、乾かしやすさです。生乾きのまま寝てしまう日が減り、頭皮をすっきりした状態で保ちやすくなります。

ショートの乾かし方
  1. タオルで頭皮を押さえるようにして水気をとる
  2. 育毛剤を使う方は、ここで頭皮に塗ってなじませる
  3. ドライヤーを少し離して、根元から風を当てる
  4. 後頭部と襟足など、乾きにくい所を先に乾かす
  5. 最後に、毛の流れに沿って表面を整える

「短いから自然乾燥でいいや」と思いがちですよね。ただ、根元がぬれたままだと頭皮がむれやすくなります。短い時間でいいので、根元はドライヤーで乾かしておきましょう。

季節ごとの乾かし方の工夫

季節気をつけたいこと工夫
春花粉やほこりが髪につく帰宅後にブラッシングしてから洗う
夏汗で頭皮がむれやすい汗をかいた日は早めに洗って乾かす
秋抜け毛が気になりやすい時期記録をつけて「いつも」と比べる
冬乾燥で頭皮がつっぱる熱風を近くで当て続けない

タオルドライやドライヤーの順番は、育毛剤とドライヤーはどっちが先かでも詳しく紹介しています。

朝の寝ぐせ直しで頭皮を傷めない

短い髪は、寝ぐせがつくと全体の形が崩れやすいですよね。朝に頭をまるごとぬらして直す方もいますが、毎朝のことだと乾かす手間が1回増えます。

寝ぐせが出た所だけを霧吹きで軽くしめらせ、根元から風を当てて流れを戻すと、頭皮への負担が少なくすみます。育毛剤を朝にも使う方は、寝ぐせを直す前に塗っておくと、そのまま乾かせて段取りがすっきりしますよ。

夜に乾かし切るのが一番の寝ぐせ対策

根元が湿ったまま寝ると、つぶれた形のまま乾いてしまいます。夜に根元まで乾かしておくと、朝の手直しも短くすみます。

地肌が見えやすくなる分の守り方

ショートにすると、頭頂部や分け目に光が当たりやすくなります。抜け毛が気になる方ほど、頭皮を守る意識を少し強めておきたいところです。

頭皮を守るチェック
  • 日差しの強い日は、通気性のいい帽子をかぶる
  • 帽子は汗をかいたらこまめに洗う
  • 分け目を毎日同じ所にせず、ときどき変える
  • 整髪料は頭皮ではなく、毛先を中心につける
  • 整髪料はその日のうちに洗い流す

整髪料との付き合い方

短い髪は、ワックスやジェルで形を作る機会が増えますよね。整髪料を根元まで付けると、頭皮に残りやすくなります。

手のひらでよくのばしてから、毛先をつまむように付けるのがコツです。育毛剤を使っている方は、育毛剤が先、整髪料は後の順番にしましょう。花王のサクセスのQ&Aでも、育毛剤をつけてマッサージした後で整髪料を使うよう案内されています。

帽子で蒸れない工夫

帽子は日差しを防いでくれますが、長くかぶりっぱなしだと汗で蒸れやすくなります。室内ではこまめに脱いで、頭皮に風を通してあげてください。

キャップの選び方は、抜け毛対策のキャップの使い分けで紹介しています。

ブラシ・くしはどう選ぶ?

ショートにすると、ブラシの出番が減ったと感じる方もいるはずです。ただ、表面を整えるだけでなく、洗う前のブラッシングでほこりや抜けかけた毛を落としておくのにも役立ちます。

道具向いている使い方気をつけたいこと
目の粗いくしぬれた髪のからまりをほどく頭皮に強く当てない
クッションブラシ洗う前に髪のほこりを落とす汚れたら洗って乾かす
目の細かいくし分け目や流れを整える引っかかったら無理に通さない
手ぐし整髪料をのばす爪で地肌をこすらない

ブラシについた毛は、使うたびに取りのぞいておきましょう。毛がたまったままだと、ほこりや皮脂がついて清潔に保ちにくくなります。

切った後、抜け毛が増えた?と感じた時の見方

『短くしてから、なんだか抜け毛が増えた気がする』という声も聞きます。実は、見え方が変わっただけ、ということもあるんです。

感じたこと考えられること確かめ方
床に短い毛が多いカット直後の切りくずが残っている数日後にもう一度見る
手ぐしで毛がつく短い毛は指にからみやすく、目に入りやすい同じ条件で週1回見る
地肌が見えやすい髪の重みがなくなり、分け目が開きやすい同じ場所・明るさで写真を撮る
毛先がちぎれた毛が多い抜け毛ではなく切れ毛のことも根元の形を見る

抜けた毛の根元がふくらんでいれば抜け毛、途中でちぎれていれば切れ毛です。切れ毛が多い時は、ドライヤーの熱やブラッシングの強さを見直してみてください。

髪型を変えても心配が続く時

抜け毛が急に増えた、円形に抜けている、頭皮に赤みやかゆみがある時は、髪型の問題ではないかもしれません。早めに皮膚科で相談しましょう。

抜け毛の記録は「切った日」を書きこむ

カットの直後は、床や排水口に残る毛の量が変わって見えます。記録をつける時は、カットした日もメモしておくと、あとで見返した時に混乱しません。

記録に書いておきたいこと
  • カットした日と、どのくらい短くしたか
  • 週1回、シャンプー後の排水口の毛の量
  • 同じ場所・同じ明るさで撮った頭頂部と分け目の写真
  • 頭皮のかゆみや赤み、フケの有無

1か月ほど続けると、カット直後の見え方の変化なのか、抜け毛そのものが変わったのかが分かりやすくなります。皮膚科へ行く時も、この記録があれば説明が短くすみますよ。

ショートヘアで育毛剤を使う時のコツ

ショートにすると、育毛剤が頭皮に届きやすくなります。髪をかき分ける手間が減るので、塗りたい場所にねらって付けやすいんです。

ショートで楽になること
  • 髪をかき分けなくても頭皮に届きやすい
  • 塗った後、短時間で乾かせる
  • 液が毛先に流れにくい
ショートで気をつけたいこと
  • 液が額や耳に垂れやすい
  • 地肌に光が当たり、塗った跡が目立つことも
  • スプレーが髪の表面だけに付きやすい

ノズルのある容器なら、先を頭皮に当てて線を引くように付けると、液が垂れにくくなります。スプレーの場合は、商品の使い方にある距離を守って、気になる所から少しずつ広げてみてください。

育毛剤全般の塗り方は、育毛剤の使い方と正しい塗り方で紹介しています。

育毛剤えらび

買う前に、育毛剤の選び方を確認

医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。

無料育毛剤の選び方を見る

ショートにした後のよくある失敗

最後に、ショートにした方がつまずきやすいポイントをまとめておきます。思い当たる物があれば、今日から少しずつ直していきましょう。

よくある失敗どうなる?防ぎ方
乾くからと自然乾燥根元がむれやすい根元だけでもドライヤーで
刈り上げ部分をゴシゴシ洗う頭皮が赤くなることも指の腹でやさしく
整髪料を地肌まで付ける洗い残しが出やすい毛先中心に少量
カットのたびに抜け毛を気にする不安が大きくなる週1回の記録で見る
薄く見える所を隠そうと強くセット同じ所に負担がかかる分け目や流れをときどき変える

『短くしたのに、思ったほど変わらない』と感じても、焦らなくて大丈夫です。手入れのしやすさを生かして、毎日の洗う・乾かす・守るを続けることが、抜け毛対策の土台になります。

汗をかく日・運動する日の手入れ

ショートは汗が乾きやすい一方で、頭皮に直接汗が残りやすい長さでもあります。運動の後や暑い日の帰宅後は、汗をそのままにせず、ぬるま湯で流すか、その日の夜に洗ってしまいましょう。

ジムやスポーツの後にすぐ育毛剤を塗るより、汗を流して頭皮を乾かしてから塗る方がなじませやすくなります。

伸ばしかけの時期はどうする?

『やっぱり少し伸ばしたい』と思った時は、伸ばしている途中こそ手入れの見直しどきです。髪が耳や襟にかかり始めると、乾くまでの時間が少しずつ延びていきます。

長さが変わったら、乾かす時間とすすぎの丁寧さもそれに合わせて変えていきましょう。分け目や流れが変わる時期でもあるので、地肌が見えやすい所がないかも鏡で確かめておくと安心です。

カラーやパーマをする時は

皮膚科Q&Aの生活上の注意にも、カラーリングを極端に頻繁にしないことが挙がっています。ショートは伸びた根元が目立ちやすく、染める回数が増えがちなので、間隔は美容師さんと相談して決めておきましょう。

男性と女性で気をつけたいところ

男性のショートは、刈り上げやツーブロックで頭皮が出る部分が広くなりがちです。刈り上げた所は日焼けやこすれに気をつけて、洗う時も力を入れすぎないようにしましょう。

女性のショートは、トップのふんわり感を出そうとして、根元に整髪料やアイロンを使う機会が増えます。根元に熱や整髪料が集中しないよう、仕上げは毛先側を中心にするのがおすすめです。

この記事に出てきた言葉

言葉ひと言でいうと
毛周期毛が伸び、止まり、抜けて生え変わるくり返し
切れ毛根元からではなく、途中でちぎれた毛
予洗いシャンプーの前に、ぬるま湯で頭皮と髪を流すこと
タオルドライタオルで押さえて水気をとること
刈り上げ襟足やサイドを短く刈りこんだ部分

よくある質問

ショートヘアにすると抜け毛は減りますか?

髪を短くしても、毛が生え変わるしくみは変わりません。ただ、抜けた毛が短くなって目立ちにくくなり、洗う・乾かす手入れがしやすくなります。

ショートにしてから抜け毛が増えた気がします。

短い毛は指にからみやすく、目に入りやすくなります。同じ条件で週1回記録してみて、急に増えた、円形に抜けている時は皮膚科で相談してください。

短い髪なら自然乾燥でもいいですか?

表面が乾いていても、根元がぬれていることがあります。根元と後頭部だけでも、ドライヤーで乾かしておくと安心です。

ショートヘアでも育毛剤は使えますか?

使えます。頭皮に届きやすくなる一方で、額や耳に垂れやすいので、少しずつ付けてなじませましょう。使い方は商品の案内に従ってください。

刈り上げ部分の手入れはどうすればいいですか?

刈り上げた所は頭皮が出ているので、指の腹でやさしく洗い、日差しの強い日は帽子で守ってあげましょう。赤みやかゆみが続く時は皮膚科で相談してください。

女性がショートにする時に気をつけることは?

分け目や頭頂部の見え方が変わるので、気になる所をカット前に美容師さんに伝えておくと安心です。産後や授乳中で抜け毛が気になる方は、育毛剤を使う前に医師に相談してください。

美容室に行く間隔はどのくらいがいいですか?

決まった間隔はありませんが、ショートは伸びると形が崩れて、強くセットしたくなりがちです。乾かしにくくなってきたと感じたら、切りどきの目安にしてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • ショートにしても、毛の生え変わり自体は変わらない
  • 抜け毛が目立ちにくくなり、洗う・乾かすがしやすくなる
  • 短い髪は、頭皮を洗う時間を作り、根元まで乾かす
  • 頭皮が見えやすくなる分、日差しや整髪料から守る
  • 急に抜け毛が増えた時は、髪型より先に皮膚科へ

ショートヘアは、抜け毛対策の手入れを続けやすくしてくれる髪型です。短くしたことをきっかけに、毎日の手入れを少しずつ整えてみてくださいね。

髪型だけでなく頭皮用品も気になってきたら、育毛剤とはどんな商品かから読んでみてください。

育毛剤えらび

育毛剤えらび 編集部

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