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パーマをかけて数日。シャンプーのたびに指にからむ毛が多くて、『パーマのせいで抜けている?』と心配になっていませんか。せっかくのスタイルなのに、落ち着かないですよね。
結論から言うと、パーマの後に抜け毛が気になる時は、まず頭皮に赤みやかゆみが出ていないかを見て、施術後1週間ほどは髪と頭皮に負担をかけない洗い方・乾かし方を心がけるのが基本です。気になることは、施術した美容室に早めに相談してみてください。
この記事を読むと、パーマの後の抜け毛対策として、施術後1週間の過ごし方と、美容室や皮膚科に相談する目安が分かります。
パーマの後の抜け毛対策は?先に答え
『施術の後、何に気をつければいい?』という方へ、まず押さえたい点を並べますね。
- 頭皮に赤み・かゆみ・ヒリヒリがある時は、美容室に連絡し、皮膚科で相談する
- パーマの直後は、その日の洗い方を美容室の案内どおりにする
- 施術後しばらくは、こすらない洗い方と根元からの乾かし方を続ける
- 指にからむ毛には、抜けた毛だけでなく切れた毛も混じることがある
- 量が多い状態が続く時は、記録をつけて相談する
パーマで髪をふんわり見せる考え方は薄毛対策にパーマはあり?で紹介しています。この記事では「パーマをかけた後」の過ごし方に話を絞りますね。
パーマの後に抜け毛が気になるのはなぜ?
パーマ液は医薬部外品で、「毛髪にウェーブをもたせ、保つ」ことなどを目的とした物です。髪の形を変えるための薬剤なので、使い方によっては髪や頭皮に負担になることもあります。
ただ、パーマの後に指にからむ毛が、全部パーマのせいとは限りません。実は、いくつかのことが重なって多く見えている場合も多いんです。
| 気づく場面 | 考えられること |
|---|---|
| 施術後はじめてのシャンプー | 施術前から抜けかけていた毛がまとめて出てくる |
| カールに指を通した時 | くせのついた毛どうしがからみ、抜けた毛が引っかかって残る |
| 毛先をとかした時 | 傷んだ毛先が切れて、指やブラシに残る |
| 枕を見た時 | ふくらんだ髪で、抜けた毛が目につきやすい |
| 頭皮がかゆい時 | 薬剤が肌に合わなかった可能性もある |
日本皮膚科学会の解説では、一日に抜ける毛はおおよそ100本程度までといわれ、季節やヘアケアのしかたでも変わるとされています。パーマの後はカールのせいで毛がからみやすく、ふだんより目につきやすくなるんですね。
頭皮に薬剤が合わないこともある
日本皮膚科学会は、化粧品などが肌に触れて起こる炎症を「化粧品皮膚炎」と呼び、コールドパーマ液などの医薬部外品も含めて説明しています。パーマの後に頭皮や生え際、首すじがかゆい、赤いという時は、抜け毛より先にそちらを気にかけてください。
パーマ液は、使い方や取り扱いの注意を特に知らせる必要がある医薬部外品の一つとされています。美容室で施術前に頭皮の様子を聞かれるのは、そのためでもあるんです。
季節や体調の変化も重なっていない?
パーマをかけた時期が、季節の変わり目や忙しい時期と重なっていることもありますよね。日本皮膚科学会は、季節やヘアケアのしかたで抜ける毛の量に差があるとしています。
施術の前後で、寝不足や体調の変化がなかったかも振り返ってみてください。パーマだけに原因を決めつけないことが、落ち着いて様子を見るコツです。
施術後1週間の過ごし方表
パーマをかけた後の1週間は、髪と頭皮の様子を見ながら、いつもよりやさしく扱う期間だと考えてみてください。施術の内容や髪の状態で変わるので、美容室で受けた説明があればそちらを優先しましょう。
| 時期 | 過ごし方 | 見ておくこと |
|---|---|---|
| 施術した日 | 洗髪をどうするかは美容室の案内どおりに。帽子や髪を強く結ぶのは控えめに | 頭皮のヒリヒリ・かゆみ・赤み |
| 翌日〜2日目 | 洗う時はこすらず、根元から乾かす | 生え際や首すじの赤み、フケ |
| 3〜4日目 | いつもの洗い方に戻しつつ、熱いお湯を避ける | 指にからむ毛の量、毛先のからまり |
| 5〜7日目 | スタイリング剤やヘアアイロンを使う時は量と熱をひかえめに | 毛先の切れ毛や広がり |
| 1週間を過ぎたら | 気になることがあれば美容室に相談する | 抜け毛の量が多い状態が続いていないか |
『表のとおりにしないとだめ?』と思うかもしれませんが、そこまで気負わなくて大丈夫です。大事なのは、こすらない・熱を当てすぎない・頭皮の変化を見逃さない、の3つですよ。
施術した日の洗髪は美容室に聞く
パーマをかけた日の洗髪については、美容室によって案内が違います。施術が終わった時に「今日は家で洗っても大丈夫ですか」と聞いておくと安心です。
もし聞きそびれてしまったら、お店に電話で確かめてみてください。自己流で決めるより、施術した人に聞くのが一番確実です。
髪を強く結ばない
施術後しばらくは、髪を強く引っぱって結ぶのを控えると、根元への負担も、カールのくずれも減らせます。髪を強く引っぱる髪型は、日本皮膚科学会も避けたいものとして挙げているんです。
結ぶ時は、ゆるめのシュシュやクリップでまとめる方法もあります。
汗をかいた日や運動した日は
施術後に汗をたくさんかくと、頭皮のべたつきやかゆみが気になることがあります。汗をかいた後は、清潔なタオルで押さえるように拭いておきましょう。
洗髪をどうするか迷う時は、施術した美容室の案内を思い出してみてください。かゆみが強い時は、かかずに美容室に相談するのが安心です。
施術後の洗い方の手順
パーマの後は、カールのついた髪がからみやすくなっています。いつもの洗い方を、少しだけていねいにしてみましょう。
- 洗う前に、乾いた髪を手ぐしで毛先から軽くほどく
- ぬるま湯を根元にあてて、カールをつぶさないように予洗いする
- シャンプーは手の中でよく泡にしてから、根元に置くようにのせる
- 指の腹で頭皮を動かすように洗い、髪どうしをこすり合わせない
- 泡が残らないよう、根元からしっかりすすぐ
- トリートメントは水気を軽くしぼってから毛先を中心につける
- タオルで押さえるように水気を取る
カールの部分はもまない
カールの部分を手でぎゅっともむと、毛どうしがからんで、ほどく時に引っぱってしまいます。毛先は手のひらで包むようにして、泡をなじませる程度で十分です。
シャンプーを替えるのはあとで
パーマをきっかけにシャンプーを替えたくなる方もいますよね。ただ、施術直後に替えると、頭皮に何か変化が出た時に、薬剤のせいかシャンプーのせいか分からなくなります。
替えたい時は、施術後の頭皮が落ち着いてからにしてみてください。
お湯の温度は熱すぎないように
熱いお湯で洗うと、頭皮がかさついたり、髪の手ざわりが変わったりすることがあります。施術後は特に、ぬるめのお湯を意識してみてください。
『熱めのお湯の方がさっぱりする』という方も、しばらくの間だけ温度を下げてみる価値はありますよ。
乾かし方と寝る時の工夫
洗った後の扱い方も、抜け毛や切れ毛の気になり方に関わります。濡れた髪はからみやすく、こすれにも弱い状態です。
| 場面 | やること | 避けたいこと |
|---|---|---|
| タオルで拭く | 頭皮を指でやさしく押さえ、毛先はタオルで包む | タオルでゴシゴシこする |
| ドライヤー | 根元から乾かし、毛先は最後に | 同じ所に熱い風を当て続ける |
| カールを整える | 手でカールを持ち上げるように風を当てる | 濡れたままブラシで強くとかす |
| 寝る前 | 根元まで乾いたか手で確かめる | 生乾きのまま横になる |
| 寝る時 | 髪を軽くまとめて、枕に広げない | 髪を強く結んで寝る |
枕カバーはやさしい素材に
寝ている間の髪のこすれが気になる時は、すべりのよい枕カバーを使う方法もあります。枕の抜け毛が多く見えて心配な時は、カバーの色を替えると、毛の量を見比べやすくなりますよ。
ヘアアイロンはしばらくひかえめに
パーマの後にさらにアイロンで熱を当てると、毛先の傷みにつながることがあります。施術後しばらくは、アイロンの温度や当てる時間をひかえめにしてみてください。
スタイリング剤はその日のうちに落とす
カールを生かすために、ムースやワックスを使う方も多いですよね。スタイリング剤が頭皮に残ったままだと、べたつきやかゆみが気になることがあります。
つける時は根元を避けて毛先中心に、夜はその日のうちに洗い流しておきましょう。落としにくい時は、予洗いを少し長めにすると泡立ちやすくなります。
抜けた毛か、切れた毛か
『こんなに抜けている』と思った毛の中には、途中で切れた毛が混じっていることがあります。切れ毛が多いなら、見直すのは頭皮より髪の扱い方かもしれません。
- 長さがそろっているか、短い毛がたくさん混じっているか
- 片方の端が丸くふくらんでいるか(頭皮から抜けた毛に見られやすい)
- 両端とも毛先のような形の短い毛が多いか
- 毛先が白っぽく裂けた毛がないか
- 同じ所ばかりから抜けていないか
見た目だけで正確に分けるのは難しいので、気になる時は何本か白い紙の上に並べて写真を撮っておきましょう。美容室や皮膚科で相談する時に、話がしやすくなります。
毛先の傷みが気になる時のお手入れ
毛先の切れ毛が多い時は、髪の扱い方を見直すのが先です。化粧品のトリートメントには、「裂毛、切毛、枝毛を防ぐ」といった効能を表示している物もあるので、容器の効能の欄を見て選んでみてください。
トリートメントのお手入れの時に抜け毛が気になる方は、抜け毛対策にトリートメントは使える?も参考にしてみてください。
記録は同じ場面でつける
抜け毛の量は、毎日同じ場面で見ると変化が分かりやすくなります。例えば、シャンプーの後に排水口に集まった量だけを見る、と決めておく形です。
| 記録すること | 書き方の例 |
|---|---|
| 日付 | 施術から何日目か |
| 指にからんだ量 | 気にならない/やや多い/目立って多い |
| 頭皮 | 生え際や首すじのかゆみ・赤み |
| 髪の様子 | 毛先のからまり、切れ毛 |
施術後何日目かを書いておくと、日がたつにつれて落ち着いてきたのかが見えてきますよ。
後ろや頭頂部は家族に見てもらう
頭頂部や後頭部の頭皮は、自分では見えにくい場所です。かゆみがある所が赤くなっていないか、家族に見てもらうか、スマートフォンで写真を撮って確かめてみてください。
写真は同じ明るさの場所で撮っておくと、数日後に見比べやすくなります。
美容室に相談する時・皮膚科で相談する時
パーマの後に気になることがあったら、まず施術した美容室に相談してみてください。どんな薬剤を使ったかを知っているのは、施術した美容師さんです。
| 気になること | 相談先 |
|---|---|
| カールのくずれ、毛先のパサつき、からまり | 施術した美容室 |
| 指にからむ毛が多い気がする | 施術した美容室。続く時は皮膚科も |
| 頭皮のかゆみ・赤み・ヒリヒリ | 美容室に連絡し、皮膚科で相談 |
| 頭皮のはれ、じゅくじゅくする所がある | 早めに皮膚科で相談 |
| まとまって抜けた所、円形に抜けた所 | 皮膚科で相談 |
美容室への伝え方
電話や来店の時は、いつ施術したか、何が気になっているかを短く伝えるとスムーズです。例えば、こんなふうに話してみてください。
「3日前にパーマをかけてもらった者です。シャンプーの時に抜け毛が多い気がして、頭皮も少しかゆいんです。」
美容室では、使った薬剤や施術の内容を教えてもらえることがあります。皮膚科に行く時に伝えられるよう、メモしておきましょう。
皮膚科で伝えること
皮膚科では、施術の日付、使った薬剤の名前(分かれば)、症状が出た時期と場所を伝えると、話が早く進みます。抜け毛のことを専門の医療機関で相談するのは大げさなことではない、と日本皮膚科学会も案内していますよ。
妊娠・授乳中であることや、治療中の病気・使っている薬も、問診の時に一言添えておくと安心です。
パーマの前に伝えておくと安心なこと
次にパーマをかける時は、予約や受付の時に次のことを伝えておくと、美容師さんも施術の進め方を考えやすくなります。
| 伝えること | 例 |
|---|---|
| 以前のパーマやカラーで肌に変化が出たか | 「前回、施術の後に首すじがかゆくなりました」 |
| 今の頭皮の様子 | 「最近、生え際が少し荒れています」 |
| 使っている育毛剤や薬 | 「毎日、頭皮に育毛剤をつけています」 |
| 気になっていること | 「抜け毛が増えないか心配です」 |
頭皮に傷や湿疹がある時は、施術の日をずらすことも相談してみましょう。
育毛剤えらび
買う前に、育毛剤の選び方を確認
医薬部外品の育毛剤・医薬品の発毛剤・頭皮用化粧品の違いと、成分・使い心地・続けやすさ・買い方から自分に合う1本を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめました。
無料育毛剤の選び方を見る次のパーマまでに伝えておきたいこと
一度頭皮がかゆくなったり赤くなったりした方は、次に施術を受ける前に、そのことを美容師さんに伝えてください。薬剤を変えてもらう、パッチテストを相談するなどの方法を一緒に考えてもらえます。
次の施術までの間隔の考え方はパーマではげる心配の対策は?でも紹介しています。
育毛剤を使っている人のパーマの後
ふだん育毛剤を使っている方は、パーマの後にいつから使い始めるかも気になりますよね。再開の目安はメーカーごとに案内が違うので、使っている商品の説明書や公式の案内を確かめてみてください。
発毛剤(医薬品)の場合は、ヘアカラーやパーマの前に、頭皮を洗って薬を洗い流しておくよう案内している物もあります。施術の前後の扱いが分からない時は、薬剤師に相談しておきましょう。
施術の前後の育毛剤の扱いはパーマをかけても育毛剤は使える?でくわしく紹介しています。育毛剤の区分や役割は育毛剤とはどんな商品?で確かめられます。
施術の後に育毛剤を再開したら、しばらくは頭皮の様子を見ておきましょう。しみる、赤くなるなどの変化があれば、使うのをやめて皮膚科で相談してください。
頭皮マッサージも少し待つ
育毛剤と一緒に頭皮マッサージをしている方は、施術の後しばらくは力を入れすぎないようにしましょう。頭皮が落ち着いていない時に強くこすると、負担になることがあります。
よくある質問
パーマをかけると抜け毛が増えますか?
パーマの後は、カールで毛がからみやすく、抜けた毛が目につきやすくなります。頭皮に赤みやかゆみがある時は、薬剤が肌に合わなかった可能性もあるので、美容室に連絡し皮膚科で相談してください。
パーマをかけた日はシャンプーしてもいいですか?
美容室によって案内が違います。施術が終わった時に、その日の洗い方を美容師さんに聞いておくと安心です。
パーマの後の抜け毛はいつまで様子を見ればいいですか?
施術後1週間ほどは、こすらない洗い方と根元からの乾かし方を続けながら様子を見てみてください。頭皮に異常がある時や、量が多い状態が続く時は、日数を待たずに相談しましょう。
指にからむ毛が切れ毛かどうか見分けられますか?
長さがそろわない短い毛が多い時は、切れ毛が混じっているかもしれません。ただ見た目だけで正確に分けるのは難しいので、写真を撮って美容室や皮膚科で相談してみてください。
パーマの後、育毛剤はいつから使えますか?
メーカーによって案内が違います。使っている商品の説明書や公式の案内を確かめ、分からない時は販売元に問い合わせてください。
頭皮がかゆい時はどうすればいいですか?
かかずに、施術した美容室に連絡して使った薬剤を確かめ、皮膚科で相談しましょう。はれやじゅくじゅくした所がある時は、早めの受診がおすすめです。
まとめ
- パーマの後は毛がからみやすく、抜けた毛が目につきやすい
- 頭皮に赤み・かゆみがある時は、美容室に連絡し皮膚科で相談する
- 施術した日の洗髪は美容室の案内どおりにする
- 施術後1週間ほどは、こすらない洗い方と根元からの乾かし方を続ける
- 切れ毛が多い時は、頭皮より髪の扱い方を見直す





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